中国の新幹線輸出競争力・労働力がタダの囚人じゃ勝ち目はない

中国の新幹線は日本の新幹線がベ－スだが、今では輸出の手強い競争相手になってしまった。中国に技術移転するときには第三国に輸出はしないことを契約に入れたと言うが少しいじって中国の技術と自称している。甘かったねぇ－
日本は品質や安全・運行の正確さ等々をウリにしているが、途上国では取り敢えず　安くて早い鉄道　が通れば良いのであって必ずしも日本の仕様が受けないようだ。特に土木工事主体の軌道工事建設は安い労働力を使った中国企業には太刀打ち出来ないようだ。おまけにただ同然の囚人を労務者として使うやり方に日本のゼネコンが入札では到底勝てない。

１３年前に山峡ダムの現場を見たが、施工途上・養生中のダムコンクリ－トの上に移動式のプレハブ飯場に労務者を住まわせているのには驚いた。コンクリ－ト打設のケ－ブルクレ－ンで小屋ごと移動するらしい。
水は長江の水をバケツでくみ上げ洗濯物をダムの上で乾かしハダカで手を振っていた。労働条件がまるで違う。
こんな相手にコスト競争では勝てない。囚人は幾らでもいる・・これで外貨が稼げればこんな美味しい話しはないねぇ－
アジアインフラ銀行でアジアは中国の囚人マ－ケットになるのか。赤珊瑚の次はアジアインフラ工事か。イナゴの大群みたいにならないことを願うばかりだ。
そう言えば・・中国国旗を掲げ白昼堂々の赤珊瑚強盗船団に対して習近平は謝罪してない。二階さんちょっと言ってみたら・・(^_-)　(^_^;)