テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

「光る眼」が・・・

2019-06-25 | つぶやきメモ
 ブログ友だち、オカピー博士が「光る眼 (1960)」の映画評をアップされて、『今年こそ、観ようと思いました』なんてコメントしたけれど、いざレンタルショップに行ったら95年のジョン・カーペンター版しかなくてがっかり。
 ツタヤの検索機で「光る眼」を探すと95年版しか置いてなくて、なんとオリジナルの方は「未知空間の恐怖/光る眼」なんて改題されている。
 結構珍しい作品もそろえているゲオにはマ行を探しに再度行ったけど、やっぱ無かったな。

 つまんないねぇ。
 カーペンターの方はカラーだし、ホラー色が強いだろうし、僕としてはモノクロで多少チープ感があってもSFっぽさが濃いだろう半世紀前のオリジナルが観たいんだよね。
 オリジナルの双葉先生の評価は☆☆☆★(65点)。博士の評価も☆☆☆★(7点/10点満点中)。まぁ、まぁなんだろうね。
 因みに、IMDbの評価は95年版は5.6で、オリジナルは7.3と、かなりの差がある。
 7.3というのはかなりの傑作という感じだけど、これはかなりマニアックな人の投票が効いてるんだろう。

 amazonで買うって手もあるけど、とりあえずは図書館のライブラリーとか探してみるかな。

*

 つぶやきついでに、今月の15日にイタリアのフランコ・ゼフィレッリ(Franco Zeffirelli)監督が亡くなったことも記しておこう。
 1923年生まれだから96歳か。
 僕は「ロミオとジュリエット (1968)」と「ブラザー・サン シスター・ムーン (1972)」を劇場で、そして「チャンプ (1979)」をDVDで観たな。
 米国アカデミー賞で監督賞にノミネートされた「ロミオとジュリエット」の印象が強くて、多分あれがゼフィレッリの最高作なんだろうけど、晩年の「永遠のマリア・カラス (2002)」、「ムッソリーニとお茶を (1998)」なんてのも観てみたいね。どの作品の紹介文にも“ヒューマンな・・・”という言葉が出てくるのがゼフィレッリらしい。
 合掌。




 
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