テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

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昔は梅雨が明けると待ちに待った暑い夏!と嬉しくなったもんですが、近頃はさっぱりですな。
この殺人的な暑さに恐怖すら覚えます。
梅雨が明けそうな今日この頃、願うのは曇り空と優しい雨のほうです。

訃報:原節子さん9月に死去

2015-11-26 | 映画四方山話
 今朝の朝刊の一面に見出しが出ていたのでびっくりしていたら、「とくだね」でもやっておりましたな。
 日刊スポーツの記事を転載しておきましょう。

<原節子さん亡くなっていた95歳肺炎…姿消し53年

 「東京物語」「青い山脈」などで知られる昭和を代表する女優、原節子(はら・せつこ)さん(本名・会田昌江=あいだ・まさえ)が9月5日、肺炎のため神奈川県内の病院で亡くなっていたことが25日、分かった。95歳だった。葬儀は近親者による密葬で行った。「永遠の処女」「不滅の大スター」と呼ばれたが、コンビを組んだ小津安二郎監督が亡くなった後、女優を引退。公の場に姿を見せない“隠遁(いんとん)生活”を送っていた。・・・>

 「とくだね」では代表作を「東京物語」と紹介したが、僕が好きなのは「晩春」であり「麦秋」だな。
 吉村公三郎の「安城家の舞踏會(1947)」が近所のツタヤにあるので、前々から観るつもりだったが、追悼鑑賞になりそうだ。
 合掌




 
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落ち込んでる時にはやっぱこれ、「素晴らしき哉、人生!」

2015-08-23 | 映画四方山話
 最近、体調を崩しまして、お薬手帳やら健康保険証やらがバッグの中に常駐するような時間が続いて、先週前半くらいまで落ち込んでおりました。いかんですなぁ。
 歳を重ねるという事はイイこともあるけれど、老化という要素もあるわけで、心せねばと改めて思う今日この頃です。

 で、なんか心持だけでも前向きになりたいもんだと思いついたのがキャプラ。フランク・キャプラの人生賛歌映画を観れば何とかなると「素晴らしき哉、人生!」、再見しました。
 昨日は主人公ジョ-ジが自殺を思い立つ直前までを観て、今日は残りを観ました。
 昨日は、ジョージが子供の頃にバイト先の薬局の主人のミスを救ったところで涙。今日は、約40分の内の半分以上うるうるしておりましたな。
 やっぱコレは名作だわ。
 ジェームズ・スチュワートは上手いし、ドナ・リードは美しいし、子供たちは可愛いし・・・。

 そして昨日観ながら気が付いた個人的な小ネタがあって、どしても書きたいなぁと筆をとった次第。
 ブラックマヨネーズという僕の大好きなお笑い芸人がいるんですが、そのブラマヨの小杉竜一の一発ネタに「ヒーハー」というのがあります。
 実は、「素晴らしき哉、人生!」を観ていたら、ジョージの友達にサムというのが居て(この男は後にニューヨークで成功して大金持ちになりますが)、サムの浮かれた時の口癖が「ヒーホー」だったんです。
 僕の勝手な憶測ですが、小杉君、「素晴らしき哉、人生!」を観てたんじゃないかなぁーと思ったわけです。
 どですかね、皆はん




 
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スコットランド民謡~「♪蛍の光」

2014-09-19 | 映画四方山話
 独立運動が話題のスコットランドのニュースがTVで流れていて、「♪蛍の光」が彼の地方の民謡だとのコメントがあると、娘が思わず『知らんかった』とのたまいましたがな。
 おいおい。音楽の教科書に、ちゃんとかいてあっただろが、楽譜の右上の方に、かまたは左の方に。
 ま、単に忘れただけなんでしょうが、だいたい「♪蛍の光」を学校で唄う機会が今もあるのかどうなのか、甚だ疑問にも感じる今日この頃でありますな。

 僕ら世代には身体に染みついている曲ですが、古い映画ファンにとっては名作の印象的なシーンに使われたことで忘れがたい曲でもありますね。
 はい!ここで問題です。僕が思い出している「♪蛍の光」が流れてくる懐かしくも切ないシーンのある映画のタイトルは何でしょうか?
 舞台はスコットランドではなく、確かイングランドのロンドン市内でしたがね。

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 ついでに、スコットランドが舞台、或いはスコットランド人が主人公の映画って何があるかなぁと探してみました。

 最初に思い出したのは「ブレイブ・ハート」。
 お友達のanupamさんの旦那さんが男泣きされたらしいですが、そういえばこのオスカー受賞作品、私未見でありました。実に面白そうなのに。早々に観なければ。

 あとは「マクベス」もスコットランドのお城が舞台だったはず。
 ははっ、これも未見だ。何作もあるのに。
 「蜘蛛巣城」は録画しているが、今回はやはり本場モノを観なくてはいかんな。

 ダニー・ボイルの「トレインスポッティング」もスコットランドの貧しい若者が主人公らしいです。
 不況に喘ぐスコットランドでヤク中だった若者が、中毒から抜け出し、ひと旗揚げようとロンドンに出ていく話らしいです。う~ん、これも観てない。




 
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●2007年10月にブログ名を「SCREEN」から「テアトル十瑠」に変えました。
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