テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

2019年に観て、記事にしていない映画たち

2019-12-18 | つぶやきメモ
(↓Twitter on 十瑠 より(一部修正あり))

・2019年01月19日(土)
フランチェスコ・ロージの「シシリーの黒い霧」を観る。1962年作。アマゾンで買ったDVDだ。F・ロージの作品はなかなか観れないし、これは大昔からタイトルを知っていたので、ネットで見つけて即断した。

「シシリーの黒い霧」。ドキュメンタリー・タッチだが、過去と現在が入り乱れているはずなのに、今見てるのがどっちなのか分かりにくいのが難点。まだ1回しか観てないので評価はしないが、音楽はマカロニウェスタンを連想したな。

・2019年01月26日(土)
「セザンヌと過ごした時間」を観る。2016年のフランス映画。あるカードのポイントで無料で借りれたんだが、それほど期待があったわけではない。2時間近いがもっと長く感じたほど。2回目観るかは分からない。セザンヌとゾラの友情と決別の話。画家ってどうして死んでから評価が上がるのかね?

セザンヌってモネが嫌いだったんだね。そして金持ちのボンボンだったのに、理想の絵を求めて放蕩を死ぬまで続けた人だ。画集を持ってたけど、結局僕にもセザンヌの絵は分からなかったな。ゾラは「女優ナナ」や「居酒屋」なんかを書いた人だ。二人が幼馴染とはねぇ。

・2019年03月12日(火)
「わんぱく戦争」を観る。何十年ぶりだろう?すっぽんぽんでおチンチンを隠しながら林の中を走るちびっこが可愛くて良~く覚えているが、意外にもそれ以外の話はたいして面白くなかった。フランスらしいシーンもあるが、結局はお子様向けの映画でしょう。そのつもりで観ると楽しめない事はないかな。

・2019年05月25日(土)
アッバス・キアロスタミの「桜桃の味」を観る。イラン映画は初めてかも。自殺志願の男が、彼の最後の始末をしてくれる人間を探して回るロード・ムーヴィー的な作品で、ゆっくりとしたリズムながら段々と引き込まれる。但し、ラストが何故ああしたのか理解に苦しむ。蛇足にしか見えないが・・・。

・2019年07月08日(月)
地上波を録画していた「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観た。話が面白いのは分かるけど、映画的には昇華されていない感じ。特に前半は筋をなぞっているだけで、後半も謎解きに助けられてる面白さ。

ネットでデータを見てて驚いたのが、次の年に中国でリメイクされていた事。主演はジャッキー・チェン。予告編を見たが、映像は邦画よりファンタジー色が強い感じ。三人組が邦画よりも子供っぽくて、こちらの方がファンタジーっぽさが増すかもね。あえて観たいとは思わないけど。

・2019年07月18日(木)
「ミス・ブロディの青春」を観る。監督が「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニームっていうのが?だったけど、経歴を見ると文芸作も多いんだな。シリア・ジョンソンも出てたし、パメラ・フランクリンも。この映画もタイトルロールが本当に主人公?って思わせる映画だった。

・2019年07月31日(水)
親子四人で「トイストーリー4」を観てきた。2013年の「風立ちぬ」以来6年ぶりです。僕自身も映画館で観るのは6年ぶりかなぁ。まずは、予告編映像の音声のデカさにびっくり。お爺さんにはちょいと酷かな。流石に本編は静かなシーンもあるので気にはならないけど。

・2019年10月16日(水)
ルイ・マルの「恋人たち」を観る。傑作「死刑台のエレベーター」の翌年に撮った作品。マル26歳。映像とムードを楽しむ映画でドラマ的な物を期待してはいけない。つまり個人的には好みではない映画。しかし、やはり映画作家としての巧さは本物だった。カメラはアンリ・ドカエ。全編ブラームスが流れる。

・2019年11月28日(木)
ハルストレム監督の「僕のワンダフル・ライフ (2016)」を観る。ベストセラー小説の原作があるらしいが、僕は映画用に書き下ろされた本だと思ってた。犬の輪廻転生のドラマで、最後には会いたかった人との再会が待っているファンタジー。分かっていてもウルウルしちゃうよね。とにかくどの犬も可愛い。

*

 ツイートに出てきた映画は今後記事にしないという事ではありませんので、今回のツイートとは違う評価で個別記事にて登場する作品もあるでしょう。



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