テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

2018年に観て、記事にしていなかった映画

2019-10-16 | つぶやきメモ
 基本的に観た映画は全て記事にしようと始めたブログですが、紹介するまでもない作品もあるし、自分の理解を超えたモノもあるし、更には時間が無くて書けなかったものもあるしでなんとなく心残りだったんです。しかしそう云ったモノもツイッターには残しておいたりしてるので、今回そのツイートを備忘録としてアップしました。2019年もあと数か月という時期に、何故か2018年分からです。

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・2018年01月04日(木)
アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を観る。なんかスチール写真ではゴッホタッチの絵が見れる感じだったけど、ゴッホは出なかったな。ゴーギャンは出たけど。オープニングのモネの絵を模した画は良かったなぁ。

・2018年05月25日(金)
一昨日、何十年かぶりにマルの「好奇心」を観た。双葉さんの評点が良かったし、マルの新作ということで高校生の頃に新作で観た映画だ。15歳の少年の童貞を捨てる話。そのお相手がなんと(!)というお話だが、当時はよく分からなかった。今はさらりと見れた。マル風スケッチ私小説。

・2018年06月08日(金)
レンタルにて「アイ・イン・ザ・スカイ」を観る。漠然とキャスリン・ビグローが絡んでいると思い込んでいたが、監督は出演も兼ねているギャヴィン・フッドという男性。中堅の軍人の役だった。

正式には「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015)」。以前、ブログで予告編を紹介して観たかった映画だ。イスラム国で主要な地位にいる欧米系のテロリストを英国軍がドローン軍機で攻撃する話だが、攻撃目標のそばに民間人の少女を見つけた為に政治的判断において葛藤する。

中盤までは硬派のサスペンスが高まっていくが、既視感のある政治家への批判的なシーンが出て来たリ、イスラム少女への配慮によって硬派の色を薄めていくのが印象的にはマイナスか。クライマックスにも雑な編集あり。★三つ。

・2018年09月03日(月)
「光をくれた人 (2016)」を観る。およそ100年前のオーストラリアの物語。美しく雄弁な映像と落ち着いた語り口は見応えあるけれど、ストーリーにデジャヴ感が・・。孤島での生活の為せるモノとはいいながら、愚かな行いの報いは予測通り。お涙頂戴的なエピローグにも違和感がありやす。

・2018年09月07日(金)
「光をくれた人」期限が来たので返却する。二度目を観るのに迷っている内に急な仕事が入って、結局一度しか観てない。今の所の感覚でいうとお薦め度は★三つかな。演出力が及第点だったから。謳い文句のように泣けることは無いだろうな、もう一度観ても。

・2018年10月24日(水)
マウロ・ボロニーニの「わが青春のフロレンス」を観る。高校生の時に封切で観た映画だ。半世紀近く前に観た映画だからオッタビア・ピッコロが出てたことくらいしか覚えてなかったが、ティナ・オーモンも出てたとは。主演はマッシモ・ラニエリ。海馬の奥に残っていた名前。この童顔の俳優だったか!

「わが青春のフロレンス」でのトリヴィア。オッタビア・ピッコロを見ててリンダ・ブレアを思い出した事。年齢はピッコロさんの方が10才上だけどネ。

・2018年11月04日(日)
何十年かぶりの願いが叶ってカレル・ライスの「裸足のイサドラ」を観る。芸術至上主義者を描いた作品って共感できないからいまいち入り込めないなぁ。だからコレはヴァネッサの演技を楽しむことにした。若い頃から50代までを演じた31才。我が子を亡くすって、現実と重なってなんか因縁めいてる。

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 ツイートに出てきた映画は今後記事にしないという事ではありませんので、今回のツイートとは違う評価で個別記事にて登場する作品もあるでしょう。



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