テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

■ YouTube Selection (songs & music)


昔は梅雨が明けると待ちに待った暑い夏!と嬉しくなったもんですが、近頃はさっぱりですな。
この殺人的な暑さに恐怖すら覚えます。
梅雨が明けそうな今日この頃、願うのは曇り空と優しい雨のほうです。

gooさんからの告知です

2017-11-12 | BLOGあれこれ
 先月から利用者にはお知らせがあってましたが、gooブログのトラックバック機能が停止になるそうです。
 理由は、<ご利用者数の減少およびスパム利用が多いこと>。
 で、送受信ともに2017年11月27日(月)にて終了だそうです。
 ま、本来の目的とは違う用途での使用が多くて、定着もしていたけれど、そしてそれはそれなりに価値があったようにも思うんだけれど、スパムはいかんですな。

 当方にはスパムなんてほとんどお目にかからなかったけどな・・。

 ということで、愛想無しの記事なので、音楽動画をおまけに。
 「ゴッホ~最期の手紙~」で描かれた画家ビンセント・ファン・ゴッホを1972年に唄ったこの歌です。
 唄うは、ドン・マクリーン。




 
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フォト・アルバム作りました

2011-09-18 | BLOGあれこれ
 突然ですが、フォト・アルバム作りました。映画には全く関係なく、しかも随分前に撮った福岡の風景です。
 アルバムタイトルは、『雨の百道浜』

 80年代から埋め立てが始まった博多湾の一角で、シーサイド百道と呼ばれる所です。
 89年にはアジア太平洋博覧会、95年には第18回ユニバーシアード大会の会場となり、東宝の「ゴジラ」でも、この辺りから上陸するシーンが撮影されました。
 プロ野球ソフトバンクの本拠地ヤフードームや福岡タワー、福岡市博物館及び図書館、そして地元の放送局も複数あります。
 アルバムの中にも出てきますが、マリゾンという海上ウェディング施設もあり、その周辺は夏には海水浴客で賑わいます。
 BGMは無いので、適当にお好きなYouTubeを流しながらご覧下さい。



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デザインのマイナーチェンジ

2011-08-10 | BLOGあれこれ
 ブログを少しいじった。
 まず、topのツイッターの小窓を削除。ツイッターを始めてから殆ど連携させてきたが、最近なんだかブログのミニ掲示板みたくなっててつまらなく感じてきたから、ツイッターの本来の姿に戻そうかと思って。ツイート書きながらブログを意識してるのって変だもの。
 YouTubeは残した。画面が今までより大きくとれるので、最新作のトレーラーなんかも出来るだけ載っけたい。
 ツイッターの小窓に対するコメント用に作ったページは、そのまま掲示板として残した。
 それと、人気ブログランキングのブログパーツも外した。動作が重くなるので。
 以上です。
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チャップリンの独裁者(縦書き)

2010-08-18 | BLOGあれこれ
 日本語でお馴染みの縦書き表示が出来るそうなので、チャレンジしてみました。但し、今はインターネット・エクスプローラーのVer.5.5以上でしか対応してないそうです。
 元ネタもそのままありますよん。





(1940/チャールズ・チャップリン監督・製作・脚本・音楽/チャールズ・チャップリン、ジャック・オーキー、ポーレット・ゴダード、チェスター・コンクリン/126分)

*

 またまたチャップリンであります。
 サイレント長編第一作目の「キッド」まで遡った後は、今度は本格的トーキーの1作目といきましょう。

 「モダン・タイムス」の記事の中で、『これが山高帽、ドタ靴、ステッキというスタイルの最後となった作品らしく・・・』と書きましたが、実はこの「独裁者」でも山高帽とステッキの姿は出てきます。但し、今回は人情コメディではなく風刺喜劇なので、ズボンはそれまでの様にはダブダブでなく、又ドタ靴でもありません。

 今回も配役名はなく、ただの“理髪師”となっています。しかし、今回は二役。もう一人は、あのヒトラーを模した“独裁者”ヒンケルであります。善人の理髪屋と、冷酷で見栄っ張りで計算高く助平な独裁者。同じ顔をしながら、見事に人物を演じ分けたチャップリンの演技者としての奥深さを感じさせられました。どちらの人物も笑わせてくれるんだが、笑いのツボを使い分けている。凄い!

 1940年製作ですから第二次世界大戦は始まったばかり。そんな時代にヒトラーを徹底的に風刺した映画です。ありえないことですが、仮にドイツが勝っていたらチャップリンはどうなっていたんでしょうねぇ。

 ”ネタバレ“となりますが、簡単にストーリーをご紹介しましょう。



 時は1918年。第一次世界大戦で祖国トメニヤ(ドイツ)の為に闘うチャップリン。彼はユダヤ人の理髪師である。
 敗色濃厚となる戦いの中、重傷を負ったパイロットを助け共に命辛々飛行機で脱出する。このパイロットは後にヒンケル政権の幹部となるシュルツで、彼からは命の恩人と感謝されるが、着陸時のショックで理髪師は記憶を無くす。

 戦争は負け、理髪師は記憶を無くしたまま長期入院を余儀なくされる。その間トメニヤではアデノイド・ヒンケル率いる政党が台頭してくる。世界的な経済不安が続く中、ヒンケルは民衆の怒りのはけ口としてユダヤ人の迫害を計画し、突撃隊なるものを配備して街に出て行ってはユダヤ人に対する嫌がらせをさせる。
 そんなユダヤ人が暮らしにくくなった頃、理髪師は病院を抜け出してかつての店に戻ってくる。ヒンケルの政策を知らない理髪師は、やってきた突撃隊に反抗し危うくつるし首になりそうになるが、偶然通りかかったシュルツに救われる。

 ユダヤ人政策に対して反対意見を出したシュルツは、ヒンケルの怒りを買い反逆者扱いとなるも、なんとか逃げ出してゲットーに逃げ込む。やがてそこも見つかり、理髪師とシュルツはユダヤ人と一緒に収容所に入れられる。

 その頃、バクテリア(イタリア)の首相ポローニはトメニヤとの境に位置するオストリッチ(オーストリア)に軍事侵攻。同じようにオストリッチ侵攻を計画していたヒンケルはポローニとの会談を行い、バクテリアをオストリッチから排除するために虚偽の講和条約を結ぶ。
 バクテリア撤退を見計らってオストリッチに侵攻するトメニヤ。無血での入国を計画していたヒンケルは一般人に化けてオストリッチへ入ろうとしていたが、同じ頃強制収容所では理髪師とシュルツがトメニヤ士官の軍服をまとって脱走していた・・・。

 この後ヒンケルはスパイと間違われて捕らえられ、ヒンケルに瓜二つの理髪師はシュルツと共にオストリッチに入り、ヒンケルとして民衆の前で演説をすることになります。この時の理髪師の演説は、序盤の戦闘シーンの後のヒンケルの演説と色々な意味で対照的に描かれていて大変印象深いものです。

 かつてタモリが麻雀卓を囲んだ中国人や韓国人の会話というコントで、中国語や韓国語によく似た意味不明の言葉をしゃべっていましたが、序盤のヒンケルの演説はまさにこのコントと同じで、ドイツ語によく似たデタラメ語であります。しかも、(多分)ヒトラーそっくりのしゃべり方、動作がカリカチャーされていて笑えます。チャップリンにしてみれば口に出したくない言葉だったのでデタラメ語にしたという意味もあったのではないか、なんてことも考えました。

 ラストの理髪師の演説は、映画の流れとしてはそれまで付いてきた観客を突き放したような印象がありますが、チャップリンのメッセージがストレートに伝わってくる感動的なシーンです。このシーンのために作ったとまで言えそうです。中身は直接お聞きになってもらいましょうか。チャップリンらしい話ですが、言葉の力強さに驚きましたね。

 ストーリーだけ読むと悲劇的な要素が多くてコメディになりそうにないけれども、ヒンケルに絡む毒含みの笑いはバラエティに富んでいるし、理髪師絡みも「担え銃(1918)」を彷彿とさせる序盤の戦闘シーンなど今回も色々なアイディアが楽しめます。

 クラシック音楽に合わせた散髪シーン、ムッソリーニに模したポローニとヒンケルの駆け引き合戦。そして極めつけは、参謀に“世界の皇帝に・・”と持ち上げられたヒンケルが、風船に描かれた地球儀を己の掌で回したり、後ろ足で蹴上げたりして踊るシーン。高窓のカーテンを掴んでスルスルと登っていく姿はまるで妖怪のようでした。

 そして、ストレートな流れのドラマが多かったサイレントに対し、独裁者とその犠牲者達の話を平行して語るという構成をも見事にこなした脚本家チャップリンの才能に改めて敬服いたしました。

 40年のアカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(チャップリン)、助演男優賞(オーキー=ポローニ役)、脚本賞、作曲賞(メレディス・ウィルソン)にノミネートされ、NY批評家協会賞では男優賞(チャップリン)を受賞した。

 尚、ヒトラーとムッソリーニが会談をしたのは1934年6月。オーストリアを併合したのは1939年。
 〈1939年9月1日の(ドイツの)ポーランド侵攻、同9月3日の英・仏のドイツへの宣戦布告によって第二次世界大戦は開始された。〉(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

※アスカパパさんの「アスカ・スタジアム」に“理髪師=チャップリン”の演説の内容と短評が記されています。封切時に観られたであろう感動が伝わってきます。

・お薦め度【★★★★★=大いに見るべし!】






※今後はコチラのブログで縦書きに変換したモノを、ぼちぼち公開したいと思っております。
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謹賀新年

2010-01-01 | BLOGあれこれ
読者の皆様、今年もご来訪、ありがとうございます

年末はつぶやきばっかりでしたが、勿論個別の作品について書くことを止めたわけではありませんので。

ところで、最近Hサイトに誘導しようとするコメントが来るようになっています。
つきましては、新年早々申し訳ないですが、しばらくコメントもトラックバック同様、事前承認制とさせていただこうと思います。
すんまそん。
次の映画紹介記事あたりからは解除出来るかとは予想します。
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ブログ履歴書

2008-11-22 | BLOGあれこれ
 日本のブログ元年と言われた2005年の2月からこのブログを始めたのですが、3年と9ヶ月過ぎて久々にテンプレートを変えたので、記録しておこうと思います。

 当初はcssが制限付きでいじれる“カスタム”テンプレートの中の「カスタムブルー」というのを使っていました。最初は背景や文字の色なんかを変えるくらいでしたが、すぐにタイトル部分に写真を入れたり、タイトルや見出しの文字の書体を変えたりするようになりました。横に長い画像が使いやすいので、海の写真が多かったです。
 2005年の夏頃の画像がコチラ。同じ年にautumn仕様ということでこんな色合いのものもありました。

 途中で一瞬ですが、既製テンプレートのドット・ブルーに変えたこともありました。ホンの一瞬でしたが(笑)。

 その後、ネットの無料配布の写真を借りて、タイトル部分だけでなく全体に背景写真を使うようにもなりました。季節感を出すのが狙いです。こんなのや、こんなの。クリスマスにはこんなのもありました。その他、サーフィンやってる人やら、港の夜景、落ち葉の並木道やら、でっかい落ち葉が背景だったり、一面の雪原だったり・・・。

 2007年10月にはブログ名を変えて、スキンもシンプルなモノに変えたりしまして、そうこうするうちにgooさんのテンプレートも他社に負けじと自由度の高いモノが増えてきて、今月の初めから現在の「カラーノート」というテンプレートに変えました。

 以前から、バックナンバーの表示が省略出来る事を願っていたんですが、それと各パーツの配置も換えれることがよろしいです。更には、オリジナル・モジュールの追加やらブログパーツも入れれる。“カスタム”テンプレートの中にも今回の「カラーノート」以上に編集可能なものもあるのですが、ソチラは有料となるのでとりあえず手を付けないことにしました。金額ではなくて(わずか200円/月!)、ネットの支払いにまだ不信感があるものですから。新しいバージョンのテンプレートは、他のものに変えてもモジュール等もそのまま生かしてくれるのも嬉しいです。

 ということで、今後は以前の「カスタムブルー」に戻ることはないと思います。
 以上、主に自分への報告でした
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『トラックバック、フィルタ機能付で再開しました。』

2007-01-27 | BLOGあれこれ
 gooさんが、重い腰を上げてフィルタ機能を付けてくれましたので、トラックバック再開です。
 フィルタは3種類ありますが、とりあえず今回は下記の1点のみの条件としました。

 ・ 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックを受け取らない。

 宜しくお願いします。
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『スパムTB対策 第一段』

2006-12-17 | BLOGあれこれ
 エッチで楽しい写真と鋭い風刺が男心をくすぐり、大人の女性にも人気らしい、duran2030さんの「変態博士 Dr.デュランデュランの異常な愛情」によると、スパムTBの撃退には、gooブログのブログ情報を「ブログポータルサイトへの更新情報を送らない設定」にするのが有効とのこと。早速、試してみることにしました。とりあえず、事前承認はするようにしましたが。

※追記:
 上記の設定だけでは「:::SCREEN:::」には有効ではなかったようです。1時間で3つも来てしまいました。で、「更新情報の送信」もしないようにしました。さて、どうなるでしょう?

※追記(12/19):
 本当に、本当に残念ながら、スパムTBの撃退は出来ませんでした。duran博士には有効だった手段がわたくし目には効かなかったようです。
 申し訳ありませんが、再度TB受取停止にさせて下さい。ハァ・・・
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『トラックバックの停止』

2006-12-12 | BLOGあれこれ
 先日より記事に全く関係のないトラックバックが多数発生して、内容を確認後の公開としておりましたが、一向に収まりませんし、gooの機能改善の予定も無いようなので、しばらくトラックバックの受取を停止しようと思います。
 gooブログには幸いなことに、コメントにURLが付けられますので、参照記事がありましたらコメント発信時にそちらに記事アドレスを入れていただければお伺いいたします。
 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
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『トラックバックの事前承認について』

2006-12-09 | BLOGあれこれ
 昨日より記事に関係ないトラックバックが多数発生しておりますので、しばらくの間、内容を確認後の公開とさせていただきます。
 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
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■ YouTube Selection (予告編)


■ Information&Addition

※gooさんからの告知です:<「トラックバック機能」について、ご利用者数の減少およびスパム利用が多いことから、送受信ともに2017年11月27日(月)にて機能の提供を終了させていただきます>[2017.11.12]
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●映画の紹介、感想、関連コラム、その他諸々綴っています。
●2007年10月にブログ名を「SCREEN」から「テアトル十瑠」に変えました。
●2021年8月にブログ名を「テアトル十瑠」から「テアトル十瑠 neo」に変えました。姉妹ブログ「つれづる十瑠」に綴っていた日々の雑感をこちらで継続することにしたからです。
●コメントは大歓迎。但し、記事に関係ないモノ、不適切と判断したモノは予告無しに削除させていただきます。
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◆【管理人について】  HNの十瑠(ジュール)は、あるサイトに登録したペンネーム「鈴木十瑠」の名前部分をとったもの。由来は少年時代に沢山の愛読書を提供してくれたフランスの作家「ジュール・ヴェルヌ」を捩ったものです。
◆【著作権について】  当ブログにおける私の著作権の範囲はテキスト部分についてのみで、また他サイト等からの引用については原則< >で囲んでおります。
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テアトル十瑠★ バナー作りました。リンク用に御使用下さい。時々色が変わります。(2009.02.15)