(1963/ロバート・マリガン監督/ナタリー・ウッド、スティーヴ・マックィーン、エディ・アダムス、ハーシェル・ベルナルディ、トム・ボスレー/103分) ロバート・マリガン監督の「マンハッタン物語」を観る。製作はアラン・J・パクラ。ご存じパクラ=マリガンプロダクションの作品でありますな。前年度に「アラバマ物語」というヒットを放った二人は、この2年後にも「サンセット物語」をナタリー・ウッドとロバート・レッドフォードの共演で作っている。タイトルに「物語」と付いているのは日本の配給会社の二匹目のドジョウを狙ったモノでしょうが、さてさてその辺はどうだったんでしょうかネ。
マンハッタンで暮らすイタリア系男女のひょんな出会いから始まる恋物語で、タイトルは知っていましたが今回が初見。ツタヤの発掘良品の1作であります。【原題:LOVE WITH THE PROPER STRANGER】
何十年も映画を観てきたので2000年以降の作品は僕にとっては新作なんだけど、前回が2012年のフランス映画でお薦め度が低かったので、今度は同じく新作のアメリカ映画を見ることにした。新作を楽しめないのが年のせいだと思われたくないからね。
原題は【ALEX AND EMMA】。
「恋人たちの予感」、「最高の人生の見つけ方」などでご贔屓のロブ・ライナーの作品で、少し前にブックオフで買っていた中古DVDだ。前回に続いて新しいロマンス映画をと選んだだけだったのに、偶然にもヒロインが先週見たのと同じタイピストだったのに驚き。そしてオープニングのクレジットロールも同じくレトロな雰囲気のカラフルなイラストがバックだったのにも驚いた。
さて、昨年亡くなった双葉十三郎さんが最高点の90点(☆☆☆☆★★)を付けた15作品の内の一つ。<映像による文学>と絶賛されておりました。
原題は【JULES ET JIM(ジュールとジム)】。
トリュフォーは、若い頃からアンリ・ピエール・ロシェの原作本を愛しており、この本を映画にする為に映画監督になったとまで言ったらしいです。