“ぶっ飛ばした”って、つまり早送りで見た映画でごわす。
・その① ~ 「フェーム(1980)」
〔製作〕デビッド・デ・シルバ、アラン・マーシャル
〔監督〕アラン・パーカー
〔脚本〕クリストファー・ゴア
〔撮影〕マイケル・セレシン
〔音楽〕マイケル・ゴア
〔出演〕アイリーン・キャラ、リー・キュレーリ、ローラ・ディーン 他【原題:FAME 】
NHKーBSの解説は、<「ミシシッピー・バーニング」「ミッドナイト・エクスプレス」でアカデミー監督賞に輝いたアラン・パーカー監督による青春映画。音楽・ダンス・演劇の世界に若き才能を輩出する名門校に、期待に胸膨らませてやってきた若者たち。才能に満ちあふれた者や、挫折し別の道を歩む者、それぞれが様々な出会いを通して新しい日々をむかえる。ラストのダンス・シーンは見る者の感動を誘う。アカデミー作曲賞、歌曲賞受賞。>
パーカー作品なのでタイトルは公開当時から覚えておりましたが・・・。
若い時に見ればそれなりに楽しめたのでしょうが、青春ミュージカルはオジさんには興味を持続するのがつらいなぁ。
女子学生のダンスの練習風景では、パーカーが脚本を書いた「小さな恋のメロディ」をチラッと思い出しました。
主演アイリーン・キャラとなってるけど、群像劇のヒロインの一人。「フラッシュダンス」の主題歌を唄っていた歌手の印象が強くて、その後にこの映画が作られたと思っていましたが、コチラが先のようでした。
・その② ~ 「ベスト・フレンズ・ウェディング(1997)」
〔製作〕ジェリー・ザッカー
〔製作・脚本〕ロナルド・バス
〔監督〕P・J・ホーガン
〔撮影〕ラズロ・コバックス
〔音楽〕ジェームズ・ニュートン・ハワード
〔出演〕ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マルロニー、キャメロン・ディアス他【原題:MY BEST FRIEND'S WEDDING 】
NHKーBSの解説は、<昔の恋人の結婚をあの手この手で阻止しようと奮闘する女性をユーモラスに描いたロマンチック・コメディー。28歳になってもお互い独身だったら結婚しようというかつての恋人マイケルの言葉が忘れられないジュリアン。28歳の誕生日間近、何と彼から「恋人と結婚するから来て欲しい」という連絡が・・・。まだブレイク前のキャメロン・ディアスが性格もルックスも抜群なマイケルの恋人役を演じ、キュートな魅力をふりまいている。>
ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスが出ているので録画してみましたが、30分も見ていると話の陳腐さに、早送りで急いで先を確認。30分のテレビドラマで済みそうなキャラクターのお話を回りくどく膨らました映画で、一応ラストまで観ましたが、即削除と相成りました。
10年前ですか。最近は“SOFT BANK”のCMで日本のお茶の間でもスタイルの良いところを披露していますが、この映画のキャメロンちゃんも可愛かったですなぁ。そして、この手の映画の恋人役の男優って、皆さんベイ・シティ・ローラーズ風なのに改めて気付きましたがな。(笑)
カメラは「イージー・ライダー」「ペーパー・ムーン」「ファイブ・イージー・ピーセス」などのラズロ・コバックスですと。野球場の画は良かったなぁ。
・その① ~ 「フェーム(1980)」
〔製作〕デビッド・デ・シルバ、アラン・マーシャル
〔監督〕アラン・パーカー
〔脚本〕クリストファー・ゴア
〔撮影〕マイケル・セレシン
〔音楽〕マイケル・ゴア
〔出演〕アイリーン・キャラ、リー・キュレーリ、ローラ・ディーン 他【原題:FAME 】
NHKーBSの解説は、<「ミシシッピー・バーニング」「ミッドナイト・エクスプレス」でアカデミー監督賞に輝いたアラン・パーカー監督による青春映画。音楽・ダンス・演劇の世界に若き才能を輩出する名門校に、期待に胸膨らませてやってきた若者たち。才能に満ちあふれた者や、挫折し別の道を歩む者、それぞれが様々な出会いを通して新しい日々をむかえる。ラストのダンス・シーンは見る者の感動を誘う。アカデミー作曲賞、歌曲賞受賞。>
パーカー作品なのでタイトルは公開当時から覚えておりましたが・・・。
若い時に見ればそれなりに楽しめたのでしょうが、青春ミュージカルはオジさんには興味を持続するのがつらいなぁ。
女子学生のダンスの練習風景では、パーカーが脚本を書いた「小さな恋のメロディ」をチラッと思い出しました。
主演アイリーン・キャラとなってるけど、群像劇のヒロインの一人。「フラッシュダンス」の主題歌を唄っていた歌手の印象が強くて、その後にこの映画が作られたと思っていましたが、コチラが先のようでした。
・その② ~ 「ベスト・フレンズ・ウェディング(1997)」
〔製作〕ジェリー・ザッカー
〔製作・脚本〕ロナルド・バス
〔監督〕P・J・ホーガン
〔撮影〕ラズロ・コバックス
〔音楽〕ジェームズ・ニュートン・ハワード
〔出演〕ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マルロニー、キャメロン・ディアス他【原題:MY BEST FRIEND'S WEDDING 】
NHKーBSの解説は、<昔の恋人の結婚をあの手この手で阻止しようと奮闘する女性をユーモラスに描いたロマンチック・コメディー。28歳になってもお互い独身だったら結婚しようというかつての恋人マイケルの言葉が忘れられないジュリアン。28歳の誕生日間近、何と彼から「恋人と結婚するから来て欲しい」という連絡が・・・。まだブレイク前のキャメロン・ディアスが性格もルックスも抜群なマイケルの恋人役を演じ、キュートな魅力をふりまいている。>
ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスが出ているので録画してみましたが、30分も見ていると話の陳腐さに、早送りで急いで先を確認。30分のテレビドラマで済みそうなキャラクターのお話を回りくどく膨らました映画で、一応ラストまで観ましたが、即削除と相成りました。
10年前ですか。最近は“SOFT BANK”のCMで日本のお茶の間でもスタイルの良いところを披露していますが、この映画のキャメロンちゃんも可愛かったですなぁ。そして、この手の映画の恋人役の男優って、皆さんベイ・シティ・ローラーズ風なのに改めて気付きましたがな。(笑)
カメラは「イージー・ライダー」「ペーパー・ムーン」「ファイブ・イージー・ピーセス」などのラズロ・コバックスですと。野球場の画は良かったなぁ。
BSオンラインの解説はこう。
<8歳の少年ツァツィキは、ロックスターを目指す母と二人暮らし。まだ一度も会ったことのない、ギリシャで猟師をしている父に会うのが夢だ。ある日、プールで出会った警官のゲランがツァツィキの家に間借りすることになり、ツァツィキは母とゲランをくっつけようとするが、なかなかうまくいかない。やがてツァツィキは母と共にギリシャへと旅立つが・・・。スウェーデンでは数々の映画賞を総なめにし、大ヒットした。>
“お薦め度”なんてのを点け始めたら、なんだか低い点数の映画は紹介しづらくなりましたな。特に、内容が親子愛とか子供が可愛い作品とかになると、必ずと言っていいほど感激する人もいてネ。
今回のスウェーデン映画もそう。
シングルマザーのお母さんと小学校低学年の男の子の話。昔、ギリシャに遊びに行っていた頃に知り合った現地の漁師の男性との間に出来た息子に、お父さんの若い頃の写真を渡しているスウェーデンの若いママ。この女性はバンド活動をしているみたいで、同じバンドのベース担当の男性といい仲になっている。
ひょんな事で男の子は白バイの警官と知り合い、アパートを探しているその警官は、男の子の家が間借人を探しているのを知り下宿することになる。
警官とママとベースの男性との惚れてるのか惚れてないのか分からないような関係と、男の子が学校でいじめっ子と闘ったりと、何処かで見たような話が続く。人物描写が表面的で深みがないし、出来事の描き方も捻ったところがなくて段取りを追っているという感じしか受けない。最初に見た時は途中で止めました。
数日置いて、再度早送りで続き(前回は3分の1くらいしか見てない)を見ました。終盤、息子がパパに会いたいというので母子でギリシャに旅行に行くわけですが、昔は格好良かった父親は風采の上がらない漁師のままで、母子は最初は会わないで帰ろうとするのだが・・・という流れです。
母に黙って父親と仲良くなる息子。勿論、自分が子供だとは名乗らない。母親も最終日の夜、息子に黙って父親に会いに行く。そして、チビちゃんも母親の後を付けて二人が会っているのをそっと見守る。
とってもイイ話なんですがねぇ・・。ここもいまいち盛り上がりませんでした。
男の子は可愛くて、変に表情を作ってないのが好感がもてるのに、周りの大人がつまらなくて、ラストの警官とママとの仲直りも余韻は出てこない。
お薦め度は限りなく★一つです。
(原題:TSATSIKI MORSAN OCH POLISEN)
〔製作〕アン・イングヴァール
〔監督〕エラ・レムハーゲン
〔原作〕モニ・ニルソン・ブランストレム
〔脚本〕ウルフ・スターク
〔撮影〕アンデルス・ボーマン
〔音楽〕ポプシクル ほか
〔出演〕サミュエル・ハース、アレクサンドラ・ラパポート、ヤコブ・エリクソン ほか
(1999年・スウェーデン)〔スウェーデン語/字幕スーパー/カラー〕
<8歳の少年ツァツィキは、ロックスターを目指す母と二人暮らし。まだ一度も会ったことのない、ギリシャで猟師をしている父に会うのが夢だ。ある日、プールで出会った警官のゲランがツァツィキの家に間借りすることになり、ツァツィキは母とゲランをくっつけようとするが、なかなかうまくいかない。やがてツァツィキは母と共にギリシャへと旅立つが・・・。スウェーデンでは数々の映画賞を総なめにし、大ヒットした。>
“お薦め度”なんてのを点け始めたら、なんだか低い点数の映画は紹介しづらくなりましたな。特に、内容が親子愛とか子供が可愛い作品とかになると、必ずと言っていいほど感激する人もいてネ。
今回のスウェーデン映画もそう。
シングルマザーのお母さんと小学校低学年の男の子の話。昔、ギリシャに遊びに行っていた頃に知り合った現地の漁師の男性との間に出来た息子に、お父さんの若い頃の写真を渡しているスウェーデンの若いママ。この女性はバンド活動をしているみたいで、同じバンドのベース担当の男性といい仲になっている。
ひょんな事で男の子は白バイの警官と知り合い、アパートを探しているその警官は、男の子の家が間借人を探しているのを知り下宿することになる。
警官とママとベースの男性との惚れてるのか惚れてないのか分からないような関係と、男の子が学校でいじめっ子と闘ったりと、何処かで見たような話が続く。人物描写が表面的で深みがないし、出来事の描き方も捻ったところがなくて段取りを追っているという感じしか受けない。最初に見た時は途中で止めました。
数日置いて、再度早送りで続き(前回は3分の1くらいしか見てない)を見ました。終盤、息子がパパに会いたいというので母子でギリシャに旅行に行くわけですが、昔は格好良かった父親は風采の上がらない漁師のままで、母子は最初は会わないで帰ろうとするのだが・・・という流れです。
母に黙って父親と仲良くなる息子。勿論、自分が子供だとは名乗らない。母親も最終日の夜、息子に黙って父親に会いに行く。そして、チビちゃんも母親の後を付けて二人が会っているのをそっと見守る。
とってもイイ話なんですがねぇ・・。ここもいまいち盛り上がりませんでした。
男の子は可愛くて、変に表情を作ってないのが好感がもてるのに、周りの大人がつまらなくて、ラストの警官とママとの仲直りも余韻は出てこない。
お薦め度は限りなく★一つです。
(原題:TSATSIKI MORSAN OCH POLISEN)
〔製作〕アン・イングヴァール
〔監督〕エラ・レムハーゲン
〔原作〕モニ・ニルソン・ブランストレム
〔脚本〕ウルフ・スターク
〔撮影〕アンデルス・ボーマン
〔音楽〕ポプシクル ほか
〔出演〕サミュエル・ハース、アレクサンドラ・ラパポート、ヤコブ・エリクソン ほか
(1999年・スウェーデン)〔スウェーデン語/字幕スーパー/カラー〕
初めて観る作品もありますから当たり外れも当然ありますが、途中で観るのを止めた映画は珍しいです。見始めたのも何かの縁でしょうから、記録しときましょう。
劇場未公開で、10月27日の深夜NHK-BS2の録画でした。
NHKの解説はこう(↓)です。
15年間会っていなかった父親を受け入れることができない21歳の女子大生ジョンヒ、名も知れぬ女性の電話を盗聴し、その女性と恋に落ちる25歳の公衆電話管理人グヌ、兵役除隊間近となった最後の休暇で久々に家に戻り、愛する妻の変化にとまどう32歳のキム伍長。3人の若者の不器用な人生の瞬間や感情を、現在の韓国社会や文化を背景に、切なく、生々しく、等身大に描く。キム・ヨンナム監督の長編デビュー作。
(原題:DONT LOOK BACK)
〔製作〕イム・ジェチョル、上田信
〔監督・脚本〕キム・ヨンナム
〔脚本〕キム・ヨンナム
〔撮影〕イ・チャンジェ
〔音楽〕キム・ソンヒョン
〔出演〕キム・ヘナ、イ・サンウ、キム・テウ、イ・ハン ほか
(2005年・韓国/日本)〔韓国語/字幕スーパー/カラー〕
三つの話は特に繋がりは無くて、オムニバス形式のようでした。2番目の電話会社の男の話の途中で通常モードで観るのを止めて、後は早送りでザッと観てしまいました。初っぱなはジョンヒをハンディカメラで捉えたシーンで、ドキュメンタリー・タッチの映画かと思いきや、その後はカメラを固定させた長いワンショットの映像が多く見られ、役者の演技に頼った形でした。しかしながらセリフは少なく、ストーリーが表面的な感じでした。原作がある作品なのかなとも思いましたが、データにはないようですね。
<現在の韓国社会や文化>などの背景を理解していればまだ観れたのでしょうが、それにしても人物描写が情緒的で分かりづらいし、期待感の薄い映像展開でした。残念。
劇場未公開で、10月27日の深夜NHK-BS2の録画でした。
NHKの解説はこう(↓)です。
15年間会っていなかった父親を受け入れることができない21歳の女子大生ジョンヒ、名も知れぬ女性の電話を盗聴し、その女性と恋に落ちる25歳の公衆電話管理人グヌ、兵役除隊間近となった最後の休暇で久々に家に戻り、愛する妻の変化にとまどう32歳のキム伍長。3人の若者の不器用な人生の瞬間や感情を、現在の韓国社会や文化を背景に、切なく、生々しく、等身大に描く。キム・ヨンナム監督の長編デビュー作。
(原題:DONT LOOK BACK)
〔製作〕イム・ジェチョル、上田信
〔監督・脚本〕キム・ヨンナム
〔脚本〕キム・ヨンナム
〔撮影〕イ・チャンジェ
〔音楽〕キム・ソンヒョン
〔出演〕キム・ヘナ、イ・サンウ、キム・テウ、イ・ハン ほか
(2005年・韓国/日本)〔韓国語/字幕スーパー/カラー〕
三つの話は特に繋がりは無くて、オムニバス形式のようでした。2番目の電話会社の男の話の途中で通常モードで観るのを止めて、後は早送りでザッと観てしまいました。初っぱなはジョンヒをハンディカメラで捉えたシーンで、ドキュメンタリー・タッチの映画かと思いきや、その後はカメラを固定させた長いワンショットの映像が多く見られ、役者の演技に頼った形でした。しかしながらセリフは少なく、ストーリーが表面的な感じでした。原作がある作品なのかなとも思いましたが、データにはないようですね。
<現在の韓国社会や文化>などの背景を理解していればまだ観れたのでしょうが、それにしても人物描写が情緒的で分かりづらいし、期待感の薄い映像展開でした。残念。
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■ Information&Addition
※gooさんからの告知です:<「トラックバック機能」について、ご利用者数の減少およびスパム利用が多いことから、送受信ともに2017年11月27日(月)にて機能の提供を終了させていただきます>[2017.11.12]
●2007年10月にブログ名を「SCREEN」から「テアトル十瑠」に変えました。
●2021年8月にブログ名を「テアトル十瑠」から「テアトル十瑠 neo」に変えました。姉妹ブログ「つれづる十瑠」に綴っていた日々の雑感をこちらで継続することにしたからです。
●コメントは大歓迎。但し、記事に関係ないモノ、不適切と判断したモノは予告無しに削除させていただきます。
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●映画の紹介、感想、関連コラム、その他諸々綴っています。
●2007年10月にブログ名を「SCREEN」から「テアトル十瑠」に変えました。
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HNの十瑠(ジュール)は、あるサイトに登録したペンネーム「鈴木十瑠」の名前部分をとったもの。由来は少年時代に沢山の愛読書を提供してくれたフランスの作家「ジュール・ヴェルヌ」を捩ったものです。
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