最近PCの動きが悪くて、いらいらすることが多くなりました。
多分、ハードの容量がそろそろきつくなってきているのでしょう。
このPCを購入した時に、すでにネットを入れるだけできついなと
聞かされていましたから。
最近では、ネットの方もなかなかつながらないことが多く、勝手に「オフライン」だの
「接続できません」だのと、やはり旧式回線の方が不便でも、やりやすいと思うことが
多いです。
先日も職場内で支部サーバーがオーバーヒートし、大変なことになりました。
バックアップも去ることながら、すべてのシステムがストップすると、仕事が何も
できなくなることを痛感したばかりです。
まだ今もすべてが復旧していません。ほんと不便ですね。
先日まで「肝炎」を単発シリーズで掲載しました。わかりやすく説明してきたつもりですが、
わかりにくいところは、後日また掲載しましょう。
何かの機会にぜひ両者のスクリーニング検査(HBs抗原及びHCV抗体)を行ってみることを
お勧めします。これは全員が対象ですよ。検診時とかドック時です。早期にわかれば
わかるほど対応しやすい疾患です。
本日はQ&Aを。
Q1.昨日インフルエンザで院内感染が起こり、ワクチン接種している人も死亡して
しまいました。どうして?
A1. 院内感染は大変怖い状況となります。院内にウイルスが充満し、体内に
入ると数時間で数万倍に増殖する力を思えば、院内という隔離をされた空間の中では、
少々免疫力があれども、ワクチン接種があれども軽くその力は押しつぶされます。
これはインフルエンザでなくともあらゆるウイルスに通じます。
したがって、お年寄りや乳幼児は大変危険です。
あくまで、タミフルは体内のウイルス増殖を抑える特効薬で、院内を浮遊するウイルス
には当然ながら効き目はありません。
院内にインフルエンザ患者が出たら、タミフル等を服用させ、次にできるだけ隔離することです。
そして換気と消毒でしょうか。暖房と乾燥でウイルスはより感染力を増しますので、
その対策は医療施設としてはマニュアル化されているはずです。
特に体力の弱い老人施設で起こりがちですが、医療施設でインフルエンザで亡くなるなんて
普通は考えもしませんよね。
Q.2 新インフルエンザは連日マスコミから放映されていましたが、現実に起こっているのですか?
A.2 可能性は非常に高いですが、現段階では出ていません。ただ各医療機関をはじめ、
公的機関には対策マニュアルは作成されています。
これだけ真実味を帯びている状況にはあります。
中国や東南アジアに鳥インフルエンザ患者の発症が相次いでいます。100%
死亡するものでもありませんが、治療薬がない以上は厳しい状況です。
なお、本年度日本国内でもタミフルが効かないインフルエンザが数例発症しています。
ウイルスは年々変化し、特効薬もそれに追いつこうと開発されていますが、鳥インフル
は開発されていません。昨年までの「サーズ」騒ぎの例もありますから、必ず出る
とはいいきれませんが、変異ウイルスが出てもおかしくない状況なのです。
今年なのか来年なのか・・・。
現在結核患者が増えていますが、結核の歴史がウイルスの歴史を語れます。
(結核は菌ですが)
新しい抗菌剤が発明されても数年後、耐性菌が出て、その追いつ追われつの
デットヒートが現在も続いています。
Q.3 インフルエンザを患い、熱も下がったのですが、倦怠感というか何もする気に
なりません。だるいという状況がずっと継続していますが、風邪が続いているの?
A.3 ウイルスはもうほとんど撃退している状態でしょう。ただし、例えばタミフルや、
消炎鎮痛剤(解熱剤)、抗生剤等その他症状緩和のためにいろいろな内服薬、頓服、
点滴注射をされているに違いありません。そのために、胃腸や肝臓等内臓がかなり弱って
います。したがって、体に力が入らない、脱力感、けだるさ、食欲不振、体や頭が重い、
起立性貧血のような症状が続いているのです。
一週間以上継続しているなら、一度検査をしてみてもよいと思います。
解熱したからとすぐに職場復帰できるわけではありません。体力が完全に元に
戻るには最低でも一週間はかかりますが、高熱が出ている期間にも比例しやすいです。
食事も最初は一気に戻さないで、消化しやすいものと果物だけとか、少量で
高カロリーを心がけたいものです。解熱後も数日はウイルスを持っていますから、
うつさないためにも、体力を元に戻すためにも、2-3日休むことが理想です。
その中にはやはり強い薬剤による肝機能障害も考えられますから、数日体を休める
ことも大事です。通常であればこれらの症状も日に日に解消してくるでしょう。
一つ気をつけたいことは、インフルエンザから他の二次性疾患を引き起こすことが
ありますから、一週間以上、体調が不良な場合は、検査をしてみましょう。
インフルエンザの猛威の期間中のため、話題をインフルエンザにしています。
次回は誰でも起こる、誰でも悩む頭痛に入ります。
岡山は曇りから冷たい雨になりました。
冷え冷えして体調には最悪な天候ですが、インフルエンザウイルスをこれ以上
飛沫させないためには、お湿りも必要でしょうね。我慢しましょう
ご質問がある場合は、コメントでお受けしています。
多分、ハードの容量がそろそろきつくなってきているのでしょう。
このPCを購入した時に、すでにネットを入れるだけできついなと
聞かされていましたから。
最近では、ネットの方もなかなかつながらないことが多く、勝手に「オフライン」だの
「接続できません」だのと、やはり旧式回線の方が不便でも、やりやすいと思うことが
多いです。
先日も職場内で支部サーバーがオーバーヒートし、大変なことになりました。
バックアップも去ることながら、すべてのシステムがストップすると、仕事が何も
できなくなることを痛感したばかりです。
まだ今もすべてが復旧していません。ほんと不便ですね。
先日まで「肝炎」を単発シリーズで掲載しました。わかりやすく説明してきたつもりですが、
わかりにくいところは、後日また掲載しましょう。
何かの機会にぜひ両者のスクリーニング検査(HBs抗原及びHCV抗体)を行ってみることを
お勧めします。これは全員が対象ですよ。検診時とかドック時です。早期にわかれば
わかるほど対応しやすい疾患です。
本日はQ&Aを。
Q1.昨日インフルエンザで院内感染が起こり、ワクチン接種している人も死亡して
しまいました。どうして?
A1. 院内感染は大変怖い状況となります。院内にウイルスが充満し、体内に
入ると数時間で数万倍に増殖する力を思えば、院内という隔離をされた空間の中では、
少々免疫力があれども、ワクチン接種があれども軽くその力は押しつぶされます。
これはインフルエンザでなくともあらゆるウイルスに通じます。
したがって、お年寄りや乳幼児は大変危険です。
あくまで、タミフルは体内のウイルス増殖を抑える特効薬で、院内を浮遊するウイルス
には当然ながら効き目はありません。
院内にインフルエンザ患者が出たら、タミフル等を服用させ、次にできるだけ隔離することです。
そして換気と消毒でしょうか。暖房と乾燥でウイルスはより感染力を増しますので、
その対策は医療施設としてはマニュアル化されているはずです。
特に体力の弱い老人施設で起こりがちですが、医療施設でインフルエンザで亡くなるなんて
普通は考えもしませんよね。
Q.2 新インフルエンザは連日マスコミから放映されていましたが、現実に起こっているのですか?
A.2 可能性は非常に高いですが、現段階では出ていません。ただ各医療機関をはじめ、
公的機関には対策マニュアルは作成されています。
これだけ真実味を帯びている状況にはあります。
中国や東南アジアに鳥インフルエンザ患者の発症が相次いでいます。100%
死亡するものでもありませんが、治療薬がない以上は厳しい状況です。
なお、本年度日本国内でもタミフルが効かないインフルエンザが数例発症しています。
ウイルスは年々変化し、特効薬もそれに追いつこうと開発されていますが、鳥インフル
は開発されていません。昨年までの「サーズ」騒ぎの例もありますから、必ず出る
とはいいきれませんが、変異ウイルスが出てもおかしくない状況なのです。
今年なのか来年なのか・・・。
現在結核患者が増えていますが、結核の歴史がウイルスの歴史を語れます。
(結核は菌ですが)
新しい抗菌剤が発明されても数年後、耐性菌が出て、その追いつ追われつの
デットヒートが現在も続いています。
Q.3 インフルエンザを患い、熱も下がったのですが、倦怠感というか何もする気に
なりません。だるいという状況がずっと継続していますが、風邪が続いているの?
A.3 ウイルスはもうほとんど撃退している状態でしょう。ただし、例えばタミフルや、
消炎鎮痛剤(解熱剤)、抗生剤等その他症状緩和のためにいろいろな内服薬、頓服、
点滴注射をされているに違いありません。そのために、胃腸や肝臓等内臓がかなり弱って
います。したがって、体に力が入らない、脱力感、けだるさ、食欲不振、体や頭が重い、
起立性貧血のような症状が続いているのです。
一週間以上継続しているなら、一度検査をしてみてもよいと思います。
解熱したからとすぐに職場復帰できるわけではありません。体力が完全に元に
戻るには最低でも一週間はかかりますが、高熱が出ている期間にも比例しやすいです。
食事も最初は一気に戻さないで、消化しやすいものと果物だけとか、少量で
高カロリーを心がけたいものです。解熱後も数日はウイルスを持っていますから、
うつさないためにも、体力を元に戻すためにも、2-3日休むことが理想です。
その中にはやはり強い薬剤による肝機能障害も考えられますから、数日体を休める
ことも大事です。通常であればこれらの症状も日に日に解消してくるでしょう。
一つ気をつけたいことは、インフルエンザから他の二次性疾患を引き起こすことが
ありますから、一週間以上、体調が不良な場合は、検査をしてみましょう。
インフルエンザの猛威の期間中のため、話題をインフルエンザにしています。
次回は誰でも起こる、誰でも悩む頭痛に入ります。
岡山は曇りから冷たい雨になりました。
冷え冷えして体調には最悪な天候ですが、インフルエンザウイルスをこれ以上
飛沫させないためには、お湿りも必要でしょうね。我慢しましょう
ご質問がある場合は、コメントでお受けしています。