自己チュー極まりなし

穏やかに過ごす週末。

静かを愉しむ私は、ゆったりした曲を選び、２曲めに入ったばかりなのに、突然の野球中継に気分をかき消される。

無神経な人間がうちにもいる。

人が何をしていようと自分の欲のままに過ごすのだ。

子どもがテレビを観ていても、野球・ゴルフ・バレーボール・バスケットボール・ラグビー・ボクシング・スポーツならなんでもいいらしいが、今テレビ観てる人に向かって『テレビ視てる？』と尋ねる。意味が解らない。

そしてそれは、自分が観たいテレビは観るに決まってると言う態度で、さっさとチャンネルは替えられる。

小さい頃、山の中の近所が遠い実家で、遊ぶ相手がおらずテレビがお友達だったんだから仕方ないと譲ってきた。
もし、否定しようものなら自分の居場所がないってな態度に出る小さい人間だからだ。


いつの頃からか、野球中継が嫌いになった。
スポーツ観てれば、こっちの話おろか周囲への注意力は全くないからだ。

小さい人間には、こちらが譲歩するしかないのだ。


それにしても、腹が立つ。
怒りをこれ以上増幅しないよう、別室で読書で気を紛らせてると、『あ、こんなとこでイジケテル』と言われる。

不可解な人間である。