『しょっぱい夕陽』 神田茜 著 2022.3.13読了
『エフの壁』『肉巻きの力』『バナナの印』『もえぎの恋』『かみふぶきの空』の五話が入っている。
どのストーリーも中年の悲喜こもごも。読み終わった後で帯を見たら『48歳年女・年男たちの5つの奮闘』と書かれていた。
身近な世代で共感を覚えるが、ますます自分はどこにでも居る存在なんだろなーっと実感した。
目立つことをやっている人も、同じ調子で生きていけるわけがない。周囲も飽きるし、本人も持久力ないだろうし。そう思うと自分流で生きていくのが無理がなくていいだろう。
目立たなくても自分はこれ。
職場ではこれ。
スーパーではこれ...。
演じ分ければ大抵のことは済んでいく。
本来の自分を知るのは、本当に近しい人だけで良いのではないだろうか?
適度に社会と繋がる自分を演じ、自分の世界観は漏らさず守っていく。
先回読んだ本のように、平凡さが大事である。
神田さんらしく、ドキドキする場面が多かった。平凡な生活を書くストーリーせも、読者に『え。これ、どーなるの?』と思わせてくれるところが神田さんだ。
これも読みごたえある1冊だった。
『エフの壁』『肉巻きの力』『バナナの印』『もえぎの恋』『かみふぶきの空』の五話が入っている。
どのストーリーも中年の悲喜こもごも。読み終わった後で帯を見たら『48歳年女・年男たちの5つの奮闘』と書かれていた。
身近な世代で共感を覚えるが、ますます自分はどこにでも居る存在なんだろなーっと実感した。
目立つことをやっている人も、同じ調子で生きていけるわけがない。周囲も飽きるし、本人も持久力ないだろうし。そう思うと自分流で生きていくのが無理がなくていいだろう。
目立たなくても自分はこれ。
職場ではこれ。
スーパーではこれ...。
演じ分ければ大抵のことは済んでいく。
本来の自分を知るのは、本当に近しい人だけで良いのではないだろうか?
適度に社会と繋がる自分を演じ、自分の世界観は漏らさず守っていく。
先回読んだ本のように、平凡さが大事である。
神田さんらしく、ドキドキする場面が多かった。平凡な生活を書くストーリーせも、読者に『え。これ、どーなるの?』と思わせてくれるところが神田さんだ。
これも読みごたえある1冊だった。