英国の植民地だった香港が中国に返還されて20年を迎えた1日午前、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が香港での記念式典で演説した。50年間は中国と異なる資本主義を容認し、高度な自治を保障した「一国二制度」について「世界が成功を認めた」と成果を誇り、今後も堅持していく方針を示した。
一方で、一部に広がる香港独立の動きに対し「中央の権力に挑戦する動きは絶対に許さない」と厳しく非難した。
習氏の香港入りは、2013年に国家主席になってから初めて。香港では、中国側が決めた選挙制度改革案に反発した14年の民主化デモ「雨傘運動」以降、市民の間で反中感情が高まっている。演説には中国大陸と香港の間の亀裂を修復し、「一国二制度」を危ぶむ国際社会に成功をアピールする狙いがある。
「同胞のみなさん」と呼びかけて演説を始めた習氏は「香港の運命は祖国と密接につながっている」と中国との結びつきを強調。この20年間を振り返り、「一国二制度」の下で、香港市民は過去のどの時期よりも大きな民主的権利と自由を享受していると述べた。
以上、朝日新聞デジタル
ドンドン、中国本国からの圧力が増しており、香港では反中感情が高まっている。
習近平が香港独立は絶対許さないと演説したことは、さらに反中感情が大きくなり、中国から軍事的に抑える動きに発展することも考えられる。
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