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西村優菜は初優勝後がすごかった!? 新人離れしたメンタルとギア選び【ルーキーたちの中間通信簿・西村優菜】・・オール5

2020-12-22 17:51:33 | 日記

新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕戦から中止が相次ぎ、2020-21年の統合シーズンとなった国内女子ツアー。イレギュラーなスケジュールのなかで、歴代最高クラスと呼ばれた昨年のプロテストを勝ち上がったルーキーたちの戦い方はどうだったのか。一区切りのついたこのタイミングで、中間通信簿として、昨年まで同じ選手としてプレー、今年から解説者として彼女たちのプレーを見守ってきた大江香織が5段階で採点する。

西村優菜の最新ドライバースイング連続写真

今回は「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝を挙げた西村優菜。昨年のプロテストで一発合格、QTランキング21位で今シーズンの出場権をつかむと、開幕戦こそ「83」を叩くなど苦しんだが、徐々にプロの試合に適応。11月の三菱電機レディスで6打差を逆転してプロ初Vを飾った。その後も最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で3位タイ、海外メジャー「全米女子オープン」に出場するなど活躍を見せて、現在賞金ランキング7位につけている。

成績・・・★★★★★
成績はもちろん「5」です。初優勝だけでなく、トップ10に5回入っているし、予選落ちが3回しかない。いうことないですよね(笑)。

目標設定・・・★★★★★
成績のなかでもすごいのが、優勝した次の週の「TOTOジャパンクラシック」でもトップ10に入っていること。結果として、初優勝した樋口久子 三菱電機レディス含めた2試合で「全米女子オープン」への出場権を獲得したわけですが、優勝した翌週にいいプレーをするのはとても難しいんです。優勝した後って、目標を達成した、という気持ちからお祭り気分じゃないですけど、どこか落ち着かない。取材も試合中のカメラマンも増えるなかで、自分では「いいゴルフしなきゃ、落ち着かなきゃ」と思うんですけど、なぜか浮ついちゃうことということが絶対あると思うんです。

これが5勝以上している人だったら、慣れじゃないですけどなんとなく優勝した後の自分が分かると思うのでまた違うと思いますが、初優勝した後の注目される立場からまた活躍できるのはメンタルが強いから。そして、たぶん、初優勝だけが目標じゃなくて、その先を見ているのかなって思います。だから浮つくことがなかった。

平均ストローク・・・★★★★★
順位としての成績はもちろん、西村さんはスタッツも目を見張るものがあります。平均ストローク「71.0917」は素晴らしいの一言です。

西村さんは私(152センチ)と同じくらいの身長ですが、親近感というよりは尊敬していますね。何度か生で見ましたが、私がツアーに出ていた時と飛距離はそんなに変わらない気がするんです。だからこそ、よりすごみを感じます。スタッツを見てもパーオン率(71.7054、16位)も高いし、パーオンホールの平均パット(1.7676、4位)も上位。グリーンを外さずにパターが入ったら、それはバーディがいっぱい獲れますよね(笑)。強いという何よりの証拠です。

パッティング・・・★★★★★
全てのレベルが高い西村さんですが、なかでもパッティングが素晴らしい。最近の若い選手たちはパッティングがすごく上手でストロークもキレイですが、西村さんは特に素晴らしいと感じます。これはYouTubeなどの動画共有サービスができた影響も大きいと思います。トッププロのスイング、ストロークをいつでも手軽に、さらにスローでも見られる。参考にできるようになったから、ストロークのかたちがキレイになり、そうなれば必然的にカップインの確率も高くなる。そういったことをジュニア時代からやれているというのもあると思います。

ギア選び・・・★★★★★
優勝翌週にパターを替えたのもルーキーっぽくないですよね。自分のパッティングに自信がある証拠だと思います。もちろん人によると思います。例えば不動さんならどのコースでもパターを替えない。だけど、申ジエさん、鈴木愛さんは頻繁とはいえないけど結構替えますよね。うまい人はタイプによると思いますが、自信がない人のほうがあまりパターを替えたがらない。私もそうです。一度信頼関係を築けたパターは替えるのが怖くなる。でも、自信がある人は色々替えても大丈夫。なぜならストロークに自信があるからです。こういった考え方、ギア選びはすごいですよね。新人っぽくない。ツアーで5年くらい第一線でやっている選手のような余裕を感じます。

大江香織(おおえ・かおり)/1990年4月5日生まれ、山形県出身。通算3勝。153cmと小柄ながら体全体を大きく使ったスイングで8年連続シードを保持するなど、息の長い選手として活躍。2019年にツアー撤退を表明、「ツアーを撤退するプロに“大江が生きているから撤退しても大丈夫”と思ってもらえるように、色々活動できたら」と2020年からは新たなかたちでゴルフに携わっている。

以上、アルバニュース

こんな小さな女の子なのにすごい!

オール5です。

大江香織も憧れる後輩なのかな?

オールマイティプレイヤーなんですね。

日本人にとって、こんな子が活躍するとうれしいです。


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