小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

新しい学校事故・事件学

2021年06月15日 | 本と雑誌
時間が出来たので

読書

買ったままの本を出してゆっくり読んだ

住友剛著「新しい学校事故・事件学」

私もかなりこの分野で関わる事が多いが、その際自分の立ち位置は変化すると思う

SCとして関わる時、SSWとして関わる時、調査委員として関わる時・・

自分ではそれぞれの人格は分けていると思いますが?

著者が何度も主張している「事実関係を隠さず被害家族に伝える」と言うことが、その後の泥沼化する対決を防ぐという主張は非常に共感できる

私もだんだん保護者と学校が離れた末に、コーディネートに入る事がある

その際、初めから何にを守ろうとしているか?と思う事もある

法的な事もあり、本書の主張道理にはならない事も多いが

学校の管理者としては一読の価値はあると思います



多少盛りすぎて判りにくい所もあるが、哲学的な引用もあり本書にある「素人の専門家」にもお薦めです