やっと草稿完成です
昨年末から県内の児童相談所と調査した研究の草稿完成です。共同研究者の松江キャンパスの副学長と、出雲キャンパスの食堂で打ち合わせをしました。お互いに時間が無くまとめるのも大変でした。
今まで、社会的な背景を注視していたが、今回の調査ではかなり虐待者の個人的な部分が大きいようなデーターが出てきました。いわゆるモンスターペアレントで学校が疲弊するような感じの虐待者が多く見られたという事です。
これは何かな?という疑問が沸々とわいてきました。
被虐待児童のトラウマ体験というより、虐待の定義に抵触するギリギリの体験で、自尊感情低下をきたした子ども達が親になってきているようにも思えます。(自己愛性性格の強い親)
それにしてもDVと児童虐待の関係についてきちんとした調査の必要を感じています。今回は心理的虐待の中からDV32件を抽出したが、身体、ネグレクトも含め、DVがらみのケースを再度検証する必要を感じました。
当県では3児童相談所(中央除く)に女性相談を併設しているため、結構きちんとした調査は可能だとおもいます。