昨日はスクールカウンセラーからスクールソーシャルワーカーとしての切り替え仕事に変身でした。
最近思うことに、カウンセリングで効果が上がる子どもが減ったような感じがします。学校内をじっくりと見渡すと、カウンセリング以前の問題を抱える子どもが非常に増えているように思います。
近ごろ「衣食足りて礼節を知る」とは本当に良く出来たことわざだと思うようになりました。衣食住プラス今流行の「愛」が基本的な情緒を育む根源だと思うようになりました。
そんな事当たり前だという人は多いと思いますが、仕事を通して今ほど強く感じたことはありませんでした。それと同時に個人としての無力感や、限界を思うようになり、これからの活動を根本的に洗い直す必要を感じています。
「子どもの問題は個人の問題」から「社会と大人の意識の問題」としていかなければ、もう子どもの人権を守ることは困難になってきたように思います。
小学生のスクールカウンセリングをしながら「これ臨床心理の仕事?」と思うことの多いこと。根本的に精査していく必要があるのかも知れません。
それから先日の鳥「オオバン」で冬鳥だそうです。居心地がよかってなつを越す構えです。ちなみに鼻の赤いのは留鳥の「バン」だそうです