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競馬という趣味のある生活。

エグズマキー05

2007年02月02日 00時45分06秒 | 一口馬主
キャロットクラブの2歳馬近況が昨日更新された。満口となっていない馬の中で進境伺えるコメントが述べられている馬としてエグズマキー05に注目したい。本馬は下河辺牧場生産の父ダンスインザダークの牡駒で、募集総額は3600万円となかなか高額である。サンデー亡き後 2年目の種付けであり、当時の種牡馬ダンスインザダークは間違いなくサンデー後継の最右翼にあり、交配された繁殖牝馬エグズマキーにかかる牧場の期待度が高かったが容易に分かる。

エグズマキーは加国産馬で1勝に終わっているが、その母のHangin on a starは加G1勝ちを含む女傑で、ダビスタ的表現を用いればかなりの良血に当たる。フリーヴァケイションの仔といい、母が加国産に気になる馬が最近多いようだ。これまで同馬含めエグズマキーは5頭産んでいるが、中央どころか勝鞍を挙げた馬は今のところいない。ダービーマエストロの松田国厩舎に父フジキセキの04年産が入厩しており近くデビューの予定だが注目だ。デビュー勝ちなんかしたら本馬は現在残口21%なので即満口であろう。

産駒に中央勝馬は居ないが不運もありエグズマキーの繁殖能力の判断は難しい。01年産は牝馬で初仔。2番仔は父サンデーの牝馬で馬主がピサノの冠号の市川氏、藤澤厩舎ながら3戦未勝利で即繁殖入り。3番仔の03年産駒は父サンデー牡馬で、シーキングザダイヤの青山洋一氏の所有として期待されたが調教中に予後不良となりデビューできず。4番仔が上述した父フジキセキで馬主がダイワの大城氏。そして本馬が5番仔となる。これまで産駒を所有した馬主のレベルからして、やはり期待度は高かったのであろう。何故キャロットに回ったかは色々と勘繰るところがあるが、結果が出ていない、或いは体質が弱いという事でソッポを向かれたのかもしれない。但し産駒が走るとしたらなら4番仔のダイワチャームか本馬辺りであろう。どのみちキャロで募集される馬は曰く付きが多いので取引背景はさして気にする必要ないのかもしれない。

さて本馬の馬体だがバランス、繋ぎともに申し分ない。お尻とトモがまだ若干寂しいが遅生まれでダンス産駒という事を考えればこれからであろう。血統に注目すると母父Pleasant Colonyのダンス産駒は意外に少なく99年産の牝馬にホットホイールという馬がいるだけだが2勝2着4回とまずまずの成績だ。むしろ注目は父こそ違えどサンデー系という事で父フジキセキ x 母父Pleasant Colonyにキンシャサノキセキが居る。4番仔の姉ダイワチャームが同系配合であり、父ダンスである本馬はノーザンダンサーのクロスが入るのでその影響がどうかという所だが、ノーザンダンサーのクロスが入って悪くなる事は想像し難い。サンデー系 x リボー系のサンプル数は少ないが相性は悪くないと思う。

そんなわけでこれまで紹介してきた出資候補と共に大注目の一頭に急浮上だ。恐らく次の近況更新までに満口になるような予感がするので早めの決断が必要となりそう。一口愛好家である友人も出資に前向きなので週末決断したいと思う。

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