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競馬という趣味のある生活。

アヴェンチュラの17

2018年09月16日 13時33分57秒 | 一口馬主
約1年ぶりの更新。

年明けから海外勤務しているため日本競馬とはすっかり縁遠い生活となっているが、今の世の中は便利なもので大概の情報は入手可能。レース画像もJRAが小まめに配信してくれるし、馬券もIPATで購入可能。レースやパドックのライブ画像もVPNとか駆使すれば閲覧可能な手段あるため、違いといえば時差だけかもしれない。18年前に海外赴任していた時とは段違いである。それでも周囲に競馬を話題にする人は少なく、POGも休憩中なので、遠距離恋愛のように縁遠くなってしまうのは致し方なし。

そんな状況でもあるので当ブログアカウントも閉鎖していいのだけど、ふとした時に振り返るのに役立つ備忘録となっているので、毎月200円払って維持している。

この1年間で最も衝撃的だったのは角居調教師の飲酒による逮捕事件。すでに家業を継ぐため2021年2月に引退を決めていたものの、日本競馬史に燦然と輝く実績を残す名伯楽だけに引退までに凱旋門賞を取るのではないか、ひょっとしてそれは師が手掛けてきた馬の子ども達によるのではないか、更にそれはエピファネイアの子ではないか等など、思いを巡らせていた矢先だけに驚いた。非難されて然るべき軽率な行為ではあるが、一度の過ちで師を闇に葬り去ってしまうのはあまりに惜しい。最後にもう一花咲かせて汚名を返上して欲しいと願っている。

さて、現在私の出資馬はコンカランの16ことサンルイス1頭だけ。募集時から530㎏に迫る大型馬で仕上げが大いに心配されたが思いの外早い7月21日にデビュー。しかしそこで見せた走りはサラブレッドというより牛と揶揄されるような鈍足ぶり、笑。直線にちょっと見せ場を作ったものの8着に沈む苦いデビュー戦。ダイワメジャー産駒の遺伝的特徴でもあるノド鳴りの問題もしっかり継承しているのもほぼ確実な現状。競走馬としての幸先は思いやられるが9月17日に前進を期して2戦目を迎える。

そしてタイトルの件であるが、キャロットクラブは追加料金無しに海外でもしっかり月報やカタログを送付してくれる。募集カタログをみて我慢できるほど人間が出来ているわけではないので、海外から懲りずに新規募集に参戦。昨年は今年のエピファネイア良駒に出資するためバツ取り作戦に徹したので、当然狙いはOur Bloodの結晶ともいえるアヴェンチュラの仔とディアデラマドレの仔のどちらか。しかし前述の事件を受けて両馬の預託厩舎は角居厩舎ではない。大レースを制する馬の背景には必ず人と馬の織り成すドラマが潜んでいるので、両馬とも早ケチがついたのではないかと脳裏を過ぎったが両馬とも馬は良い。

最終的には、生産者の思惑が多分に反映された厩舎振り分け、ディアデラマドレ17の好馬体がロザリンドに被ること、アヴェンチュラ17は不安要素を補って余りあるスケール感を醸し出していること、を判断材料にアヴェンチュラの17に最優先申込。結果、幸運なことに抽選を潜り抜けて出資する機会を得るに至った。
夢は果てしなく大きいが、まずは牛のような腹回りを絞りこんで無事競走馬としてデビューすることを長い目で見守りたい。
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