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競馬という趣味のある生活。

樫の女王

2016年05月29日 21時36分03秒 | 一口馬主
シンハライトがオークスを勝利し樫の女王に。

ここは桜花賞で辛酸を舐めさせられたジュエラーも2歳女王のメジャーエンブレムも不在。ややもすると拍子抜けするメンバー構成で勝って下さいという戦前の雰囲気であったが、そんな時こそ油断大敵。これまでそうしたシチュエーションの人気馬が何度も足元をすくわれるシーンを見てきた。しかしシンハライトは堂々1番人気に応え、栄えある牝馬クラシックの一冠を射止めた。G1馬の仲間入りを果たし、暫定的かもしれないが世代の頂点に立った。



そして私は初のG1の口取りに参加。まだ興奮冷めやらぬ大観衆が見守るなか、他の会員さんとともに緊張の面持ちで府中のターフの上に立ったときは万感が込み上げてきた。一口馬主を始めて今年で15年目。エピファネイアにG1勝ちを2度プレゼントしてもらったが、口取りの機会には恵まれなかった。夢にまでみた出資愛馬のG1の口取り。僅かな時間であったが最初で最後かもしれない夢見心地を堪能。年を食うごとに何事に対しても感動が薄れてきている昨今だが、このG1の口取りは間違いなく私の一生の思い出として心と脳裏に刻まれた。



秋には世代No.1決定戦の秋華賞に、牝馬No.1決定戦のエリザベス女王杯が控える。5戦4勝で敗れた1戦は2㎝差。まだ底を見せておらず、これからどんな偉業を成し遂げてくれるのか楽しみである。きたる戦いに備えいまはゆっくりと英気を養ってもらいたい。
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