今日は、川辺川を守る県民の会から県への「球磨川流域治水協議会に関する意見書」提出に同席しました。
意見書では、
○知事が進める流域治水には計画策定段階からの住民参加が不可欠だけど、住民が参加していないこと。
○川辺川ダム地点で毎秒3000トンが流れていてダムがあったら2800トン調整できると国交省は示したが、実際3000トン流れた痕跡がない、つまり川辺川ダムがあっても今次洪水への効果はなかったと言えること。
○人吉市の堤防に簡易洪水防水壁を設置すればダムよりも安くて早く治水対策ができること。
その他、今次洪水の検証が不十分なことや流水型ダムの問題点などを指摘しています。
国・県はこのような意見に真摯に耳を傾けて、ダムにこだわらず、効果がある洪水から住民の命を守る対策を進めるべきです。
