MOTOGP 第14戦 ポルトガル 決勝

ロッシ復活。久々に、ロッシパターンを見ました。

レースはドライコンディションでスタート。
ホールショットは、ストーナー。2位にペドロサ。3位にヘイデン。4位にメランドリ。5位ロッシ。まずは、メランドリをパス。続いてリズムの悪いヘイデンを3周目にパス。ストレートで速いHONDAに抜かれそうだったけど、ストレートをおさえて2台を追う。ストーナー、ペドロサは、スタートからペースが良くて、ロッシは1秒くらい離されていたが、本調子ではないストーナーに追いついてをパス。続いて、ペドロサもパスすると、一旦ファーステストラップを出して逃げにかかったが、ペドロサも速いのでペースを下げてレースをコントロールする。中盤になると、一旦ペドロサを前に出すとペドロサの調子を伺うように、ぴたりと後方につける。
ラスト5周くらいでペドロサがロッシを前に出すと、ロッシもペドロサを前に出すという、駆け引きでペースがスローになる。
勝負どころ、ラスト2周でロッシがペドロサをブレーキングで抜いていく、あまりに突っ込みすぎて少しオーバーラン。コース中盤でもう一度ブレーキングで挑む。ペドロサもロッシがくるのをわかっていて限界ブレーキング。でも、ロッシはさすがです。きっちり抜いて、後はミスをせずに全開走行。今期4度目の優勝を飾った。2位にペドロサ、3位にストーナー。

4位スタートの玉田は、8位走行中後半に転倒リタイヤ。攻めた結果だから仕方ない。

今回は、BS勢がイマイチでしたが、MIが進化したのかもしれません。
誰もがいいパッケージなら速く走れるのは当然かもしれませんが、レースの演出という点でもロッシさすがですね。

来週は、モテギ。日本勢にも期待したい。