南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「トゥームレイダー」はなんかイマイチ

2007-08-03 23:37:32 | 映画
 テレビで「トゥームレイダー」やってました。
 たぶん、見るのは二回目だと思いますが、やっぱりなんかイマイチ。
 なんででしょうね? 美女と暗号と宝探し、ついでにお色気とアクション。南野の趣味直撃のはずなのに。

 たぶん、最大の原因は、主人公ララの行動原理がよくわからないってことなんじゃないでしょうか?
 大富豪で宝探しが趣味みたいな感じですけど、まずそのへんからしてよくわかりません。
 金持ちなんだから、宝なんか探さなくてもいいだろう?ってなもんです。
 だから、あまりララに感情移入できないのかもしれません。
 今度の事件に関しても、秘密結社の野望を阻止するのが目的だったら、破片の片割れをうばった時点で終わりでしょう? あとは、惑星直列まで、相手にうばわれなければいい。敵にしたところで、破片ふたつがそろわなければ野望は達成できないわけですから。
 なぜ、わざわざ破片を敵に渡して、同行するんです?
 時を操る力を使って、死んだ父親をよみがえらせたいというのが一応の理由のようですが、
 いい年したおとなが、何年も前に死んだ父親にそんなことするでしょうか? しかも、ものすごくリスクが高いのに。
 しかも、いざ父親に会って、それはできないと言われるとあっさり納得してるし。
 おまえ、父親をよみがえらせるために、地球の危機も顧みず、時を操る力を得たかったんじゃないの? 簡単にあきらめるなよ。
 ってなもんです。
 おまけに、死んだ父親をよみがえらせるのはダメだけど、昔の相棒?(007のひと)をよみがえらせるのはOKなの?
 もう、わけわかりません。
 アクションもCGに頼りすぎですし、あんまり燃えません。
 それに最後の肉弾戦のシーン。
 敵はナイフが刺さって瀕死の重傷だったんじゃないの?
 なに、いきなり元気になって、ララと戦ってるんだよ?
 もういろんなところで破綻しまくり。おまけに、謎解きとアクションがウリのはずなのに、超常現象に頼りすぎ。ついでにご都合主義ひどすぎ。
 なんかこうやって、分析してみると、いいところほとんどないです。
 基本設定自体はそんなに悪くないはずなのに……。もうちょっとなんとかならなかったんでしょうか?

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