南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

ケーブダイビング

2007-08-28 23:45:39 | ダイバー南野の冒険
 南野は以前、潮がぶっ飛んでるようなハードなダイビングよりも明るくサンゴや砂がきれいで魚がいっぱい見れるダイビングが好きと書きましたが、珊瑚礁や砂地以外でも好きなポイントというか地形があります。
 海底洞窟《ケーブ》です。
 といっても、何十メートルも出口が見えないハードなものではなく、ちょっとしたケーブが好き。
 本格的なケーブはそれこそそれなりの装備も必要ですし、潮の流れが速いダイビングなどよりよほどリスキーです。
 ケーブダイビングのなにが好きかというと、暗闇の中にさし込む光の美しさ、それにつきます。
 それはまさにオーロラのよう。あまりの神秘さに涙が出ます(いや、ほんとに泣いたことはないですけど)。
 近場だと伊豆半島の雲見で、いろんなケーブが体験できますし、もっといろいろ楽しみたければ沖縄の伊江島、宮古島がおすすめ。
 南野の一押しは、宮古島の「魔王の宮殿」。
 降りそそぐ光のシャワーの中で踊るハタンポの群れは圧巻です。
 残念ながら、ここの撮影はきわめてむずかしく、成功した試しがないので別の写真を載っけてみます。
  

 これは伊江島の「オホバの大洞窟」。
 名前の通り、ちいさなすき間からはいると、大洞窟が広がってます。
 ここは入口付近。この奥にさらなる広大な空間が……。

 撮影機材はF4にフィッシュアイレンズ。フィルムはフジのベルビア。
 かなりのスローシャッターをがんばって切ってるはず。



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涼しくなる写真を一枚

2007-08-21 22:35:39 | ダイバー南野の冒険
 きのうに引き続き、海の写真をアップしますよ。
 テーマはきれいで、見てるだけで涼しくなりそうな写真。

 こんな感じ。


 拡大してみると、より雰囲気が味わえます。
 撮影地は宮古島(めずらしくおぼえていたぞ)の八重干瀬。
 ちょっと深めのところから、ぎんぎらぎんの太陽をあおって撮ってみました。
 器材はニコンF4、フィッシュアイレンズ使用。フィルムはフジのベルビア。

 抜群の透明度に、煌めく太陽、白い砂、サンゴに数々の魚。
 やっぱりいいわ、こんな海。


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優しい海が好き!

2007-08-21 00:17:38 | ダイバー南野の冒険
 ひとことに海といっても、いろんな海があります。
 ダイバーに人気のある海は、基本的に魚が多いところ。それも大物や、大群、あるいはきれいなやつとか、かわいいやつが集まるところが人気です。
 で、水族館のように、回遊魚がばんばん集まってくるようなところは得てして流れが速い難関ポイント。
 それで上級者ダイバーはこぞって難関ポイントに行きたがります。
 もちろん、それはべつに悪いことじゃありません。
 ただ流れが速いと、カメラ持って入るのに大変だし、入ったあとも、岩にしがみつきながらやってくる大物や回遊魚をながめて楽しむようなところが多いのです。
 まあ、そういうダイビングはたしかにスリリングです。冒険好きにはたまらないでしょう。

 南野はどっちかっていうと、そういうストレスがたまりそうなダイビングより、心底リラックスできるダイビングが好き。
 理想は、天気は快晴で風も波もなく、海の中はいっさいの流れがない。もちろん、透明度は最高で、30メートル先だってばっちり見える。
 地形としては、真っ白な砂地。そこに点在とするオアシスのような珊瑚礁。そしてそこにむらがる美しい熱帯魚。
 そんなところで、なんにも考えずにぽわわ~んと漂うのが好き。
 南の海の初心者ポイントですよ。それ最高。
 そういうところだと写真も撮りやすいしね。

 たとえば、こんなところ。

 心が洗われます。
 ちなみにここはたぶん、オーストラリアのヘイスティングスリーフ。けっこう前に撮った写真ですし、管理がいいかげんなので自信ありませんけど。
 器材は、F4、28ミリ、ドームポート使用かな?

 今まで、ここは小説ワナビのブログということで、こういう記事は避けていたんですが(これじゃあ、まんまダイバーブログ)、これも南野の一面であることは間違いありませんし、ちょっと潤いを与えてくれそうなので、これからも、たまにはこういうのも入れていきたいと思います。


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他にもあったやばいダイビング

2007-08-17 22:01:49 | ダイバー南野の冒険
 この前、ダイビング中にレギュレーターのフェイスガードがはずれて息ができなくなった話をしましたが、これほど大きなことでなないにしろ、ダイビング中にちょっとヤバいかなっていう目にあったことはあります。
 まあ、たいてい、レギュレーターが絡んでますね。
 なんだかんだ言って、息ができないのが一番のトラブルですから。

 たとえば、まだ南野が初心者だったころ、伊豆の某所でナイトダイビングをしていました。
 ここは水深も浅く、流れもないので夜潜ろうと危険はほとんどありません。
 そんな中でどうして危ない目にあったかというと、やはりレギュレーターのせいでした。
 どこのメーカーかは言いませんが、当時南野が使っていたレギュレーターにはスイベル機構とかいって、レギュレーターのファーストステージ(タンクに接続する部分、ホースはここから伸びている)のホースの付け根の部分が回転するようになっていたんです。これはレギュレーターの吸いながら顔を左右に動かしたとき、ホースに引っぱられないようにするためのものです。
 ところがこのとき、これが悪い方に働きました。
 夜、潜っているとき、誰かにレギュレーターを蹴られてしまったんですね。
 南野、思わずレギュレーターを口から離してしまったんですが、ふつうなら簡単に探してふたたび咥えなおすだけです。ところが、このスイベル機構のおかげで、くるんと回転して、レギュレーターが反対側にまわってしまったんです。
  いやあ、おかげでレギュレーターが探せなかったんですよ。
 おまけに夜だったんで、インストラクターにも気づいてもらえなくて。
 いや、べつにふつうにオクト(予備のレギュレーター)探して吸ったんで、ピンチってほどじゃなかったんですけどね。(まあ、浅かったし、最悪水面に向かうという手もありました)
 ただ、今この手のタイプのレギュレーターは見ないですね。ひょっとして似たようなことが何件もあって、メーカーがやめちゃったのかも。
 っていうか、今そのメーカー自体、ほとんど聞かなくなっちゃいましたけどね。

 あとこんなこともありました。
 レギュレーターのマウスピース(あむって咥える部分です)がちぎれかかってるのを潜る前に発見して、取り替えたのはいいんですが、今ひとつサイズが合ってない。まあきつめに縛っておけばだいじょうぶだろうってことだったんですが、なんとなくいやな予感はしてました。
 案の定、水中で潜ってる時には外れましたよ。
 レギュレーターは咥えてるのにエアがこない。正確には咥えてるのはマウスピースだけで、レギュレーターは外れてるんだけど。
 まあ、なんとなく予期はしてたので、慌てず自分のオクトを吸って事なきを得ました。

 いやあ、オクトってほんとにいいですね。
 っていうか、本来エア切れのバディのための物なんですが、南野自分で吸った方が多いかも。

 そう言えば他にもありました。レギュレーターがらみの失敗。
 潜行するときに、レギュレーターに咥え直さずにスノーケルのまま潜行したことがあります。俗に言うスノーケル潜行。
 息を吐いたときに気づくんでけっこう苦しい。ま、馬鹿です。
 でもまあ、ダイバーなら一度や二度は経験ありますよね?


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南野イントラ危機一髪!

2007-08-15 12:10:50 | ダイバー南野の冒険
 ダイビングはルールさえ守ってれば、基本的にそれほど危険な遊びではないんですが、それでも危ない目に合うこともごくまれにはあります。
 きょうは、南野自身、ちょっとヤバかったという話を。

 その日、南野はガイドとしてお客さんをふたり連れて、伊豆の某ポイントに潜りました。
 このポイントはボートで沖まで行って、そこから一気にロープごしに深場まで行くポイントです。
 透明度は特別良くも悪くもなかったと思います。まあ、10メートル先が見えるくらい?
 流れもなく、お客さんも慣れた人で、普通なら事故なんか起こりようもありません。
 水深25メートルくらいのところでしょうか?
 南野のレギュレーターからいきなりエアがこなくなりました。
 一応、残圧チェックを忘れて、エア切れになるようなまぬけなインストラクターではないつもりです。
 ちょっと前に、残圧を見たときはまだ余裕があったはず。
 そうです。タンクに空気はまだあるはずです。
 とはいえ、南野としても、原因を深く考えている余裕はありませんでした。
 とりあえず、エアを確保しなくてはなりません。
 ええ、お客さんのオクト(予備のレギュレーター)をうばいましたよ。
 一応、講習などでは、手順として、ジェスチャーでエア切れであることを示して、相手が差し出すのを待って、もらうことになってるんですが、そんなしちめんどくさいことはしません。なにげなく近づいて、気づかれないほど自然にさらっとうばってました。
 このときほど、今のダイビング界にオクトが普及していたことに感謝したことはありません。
 オクトがなければバディブリージングをするしかないんですが(交互にひとつのレギュレーターを吸う)、そこまで気の利いたことをしてくれたかどうか?
 ましてや、いきなり相手のレギュレーターをうばうわけにはいきません(パニックになっちゃいますよ)。
 で、一息ついて、ようやく余裕が生まれました。
 そこではじめて残圧のチェックです。やはりエアはまだ残ってました。
 ではなぜいきなりエアが止まったのか?
 自分のレギュレーターを調べてみましたよ。
 フェイスガードが外れてました。
 ダイビングを知らない人のために、説明しておくと、レギュレーターの正面にはプラスティックのカバーが付いているのですが(ねじ込み式になっている)、これがないと息を吸ってもエアがこないのです。
 知らない間にねじが緩んでいて、潜っている間に外れたらしいです。

 教訓、潜る前には、レギュレーターのフェイスガードが緩んでいないか確かめよう。

 と言うことであれば、オクトの方は問題ないはず。案の定、普通に吸えました。
 こうして、南野はお客さんのオクトから自分のオクトにエアを切り替えて、ダイビング続行。普通に浮上できました。

 ええ、初心者ダイバーのみなさん。なにかトラブルがあったときでも、ひとりで潜ってるんじゃない限り、ほとんどの場合はなんとかなります。
 慌ててパニックになるのが最悪。
 落ち着いて行動しましょう。

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もっとも身近なダイビング事故とは?

2007-05-18 23:11:00 | ダイバー南野の冒険
 ダイビングというと、なんとなく危険なイメージを持っていないでしょうか?
 もちろん危険な側面があることは間違いありません。
 だからこそ、ダイバーはルールを守って潜るのです。

 南野もダイバー経験が長いので、ときにはダイビング事故に遭遇することもあります。では、一般的なダイバーが起こす事故というのにはどんなものが多いのでしょうか?

 え? サメに襲われるですか?
 そんな話は見たことも聞いたこともありません。
 なにしろ、サメが出るポイントと聞けば、そこにサメを見に行くのがダイバーという人種ですから。

 じゃあ、漂流する?
 これは全国的に見れば、たまに起こる事故ですね。ただし身近なひとがそういう目にあったことはありません。

 溺れる?
 これは一度だけ、見ました。自分たちのグループではなく他のグループのことでしたけど。

 では、南野といっしょに潜った人たちが遭遇した事故とはいったいどんなものでしょう。

 1)すべって転んで怪我をする

 は? と思ったあなた、冗談ではありません。
 南野のかつての上司は、ボートから下りるとき、岩場ですべって転んで脚を折りました。
 ついでに言うと、南野自身、ボートの上ですべって転んで足をくじいたことがあります。

 2)船の上で、ドア枠に頭をぶつける

 ええっと、これはダイビング事故と言っていいのかどうか。なにしろ、その船というのはダイビングボートではなく、島に渡るための連絡船。つまり、ダイビングを終えて帰るときの話です。

 3)抜いたダイビングナイフを鞘に戻そうとして脚を刺す

 冗談のようで冗談ではありません。ほんとの話です。
 ちなみに南野は先のとがったナイフは使わないようになりました(いや、刺したのは別の人ですけど)。

 海中、あるいは海面で起こる事故というのは思った以上に少ないものです。
 まあ、せいぜいウニのトゲを刺してしまうくらいでしょうか。

 あ、そう言えばひとりいました。知り合いのインストラクターですが、遊びで潜ったとき、深く潜りすぎて減圧症(ぞくにいう潜水病)にかかった馬鹿が。

 まったくインストラクターの風上にも置けないやつです。客を連れてないからって遊びすぎ。

 まあ、きちんとルールを守ってれば、そうそう簡単には事故に遭わないってことです。
 気をつけるべきは、足もと注意。(なんか建築現場の安全標語のようだ)
 船の上でははしゃがない。
 そして、ダイバーズナイフの先端は刃をつぶしておく。
 これで事故対策は万全だ(ってほんとかよ?)。

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