最近気になってる変なマンガ（３）「ギャンブルフィッシュ」

　少年チャンピオンといえば、「バキ」と「ジャン」、「ドカベン」（これは惰性）しか読んでなかったんですが、最近みょうに気になるマンガが出現。その名も「ギャンブルフィッシュ」。
　いや、ほんとになにげなく目に入ったんですよ。
　美少女がストリップ勝負してんのが。
　ストリップポーカーならぬ、なにやら素数とかを計算する頭脳勝負。
　なんかピピッときましたよ。このマンガは俺を呼んでいる。（なんのこっちゃ？）
　途中の経過はよくわかりませんが、これは読むしかない。
　で、激戦むなしく、主人公側の菜摘ちゃんが負けちゃうんですが、とうぜん、全裸にむかれちゃう～っ。
　ってときに、主人公の杜夢が負けを認めて、上着を掛け、体を隠します。
　だが、ちょっと待てぇ～っ！　勝負をする前に負けを認めるならともかく、勝負がついたあとに負けを認めるは無効だろうが。よって、菜摘、おまえは勝負が終わるまで、全裸じゃ。審判、そうだろう？
　は？　な、なにをいってるんだか……。でも、勝負ってそういうもんですよね？

　で、これは主人公側と敵側の三対三のチーム戦らしく（ますます南野好み）、つぎはキノコくんがサイコロ勝負。なんでもツボの中で賽を振って、重ね、その段数と上の目を掛けた数で勝負が決まるとか。
　負けた場合はアヌスをナイフで切りきざまれます。（もうめちゃくちゃです）
　で、キノコくん。絶体絶命のピンチを乗り切り、一対一のイーブンに。

　そしてついに主人公が敵のボスキャラと対決。
　天秤で支えられた燃えたぎるコークスの下で、勝負。負けたら火だるま。（福本伸行を超えた？）
　そして相手は賽の目を自在操る魔女（？）。
　そこに飛び出してきたのが、美少女マジシャン、月夜野 由佳。なんでも下剤を飲まされてリタイヤさせられていたとか。
　っていうか、トイレでパンツ下ろしてうんうん唸ってる絵がありました。（少年誌的にいいのか、これ？）
　彼女が調べても、トリックは発見できず。（この役たたずめ）
　というわけで、勝負は続く。（←いまここ）

　で、ちょっと気になって、マンガ喫茶で１～３巻を読んでみたんですが、この月夜野って、最初敵だったんですね。（少年誌の定番）
　ブラックジャック勝負。じつはこっちもすごいぞ。
　月夜野、カード裁きだけでいろんなことができることを証明するために、全裸でマジックしてるぞ。
　そしていざ、勝負の段階になって、金がなくなった主人公、チェーンソウ持ち出して、指を賭けます。
　おまえはアカギか？
　しかも、容赦なく指を落とす、教師。

　すげえ、なんかよくわかんねえけど、すげえテンションだぞ。

　ちょっとチャンピオンを舐めてたかも知んねえぞ。
　というわけで、先の楽しみなマンガがひとつ増えました。

GAMBLE FISH 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) 青山 広美,山根 和俊 秋田書店 このアイテムの詳細を見る

　　↑学園のお嬢様。ビリヤード編では、親友（？）とシャワー室で百合ってました。

GAMBLE FISH 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス) 青山 広美,山根 和俊 秋田書店 このアイテムの詳細を見る

　　↑これが噂の全裸マジシャン月夜野。


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そろそろブレイクしてくれ「アルテミス」

　木曜日恒例の、ただ読みネット更新されてました。
　南野の「海の底のアルテミス」は先週に引き続き三位。まあ、若干とはいえ、先週よりは得票も上がって、トータルで２０８票。
　ううむ。１０００票まで、道は長いな。
　全十二章のうち、今週が七週目。得票は六章分。つまり半分です。
　ペースが上がらないと単純計算で、終わったころには４００ちょい。ちょっときびしい。
　とはいえ、投票してくださった方、ありがとうございます。

　今週の見どころは、ついに秘密の部屋に入った千矢は、信じられない光景を目にした。しか～し……。
　ってところです。
　この物語、今週からが本番です。（なんか先週もいってたような気がするけど……）


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限定ジャンケン完結

　きのうの「カイジ」、ついに限定ジャンケン編完結しました。
　安藤に裏切られ、絶体絶命状態になったカイジにどんな奇策が？
　さすがカイジ。常人には考えつけない方法で脱出！
　……と言いたいですが、いいのかあれは？
　どう考えてもカイジのやったことは、強盗というか、暴行スリ。
　せっかく、今まで理詰めの推理と度胸でピンチを乗り切ってきたのに。
　っていうか、あれが認められるんなら、限定じゃんけんの最中でも、誰かをぼっこぼこにして星をうばうのもありだったんじゃ？
　第一、別室から出てきたとき、宝石を返すだけじゃすまないのでは？
　それによく考えれば、あの金と宝石を持って別室に落ちた男、なんでそんなものを持って、あそこに行けたんでしょう？　入るときには身ぐるみすべてはがれるくらいなのに。黒服はそれを認めたんですか？
　第一、そんな金があるんなら、ここにこなくてよかったんじゃ？
　この限定じゃんけんはすごく好きなんですが、どうも、この最後の部分だけはちょっと納得いきません。もうちょっとちがうオチにできなかったんですかね？
　とはいえ、限定ジャンケン無事終了。
　アニメはまだ続くようです。
　今度は鉄骨渡りだ。

　「ネウロ」のほうはアヤ・エイジアの話。こっちは二周に渡って続くみたいです。
　う～ん。今回は特別書くことないっす。

カイジ―賭博黙示録 (6) 福本 伸行 講談社 このアイテムの詳細を見る

魔人探偵脳噛ネウロ 8 (8) (ジャンプコミックス) 松井 優征 集英社 このアイテムの詳細を見る

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最近気に入ってる変なマンガ（２）「ヤンキー君とメガネちゃん」

　最近というかちょっと前からかなり気に入ってる作品に「ヤンキー君とメガネちゃん」（通称ヤンメガというらしい）というのがあります。まあ、少年マガジンの中ではどちらかというとマイナーな人気だと思いますが。（ひょっとしたら、今マガジンでやってるマンガで一番好きかも）
　どんなマンガかというと、不良の品川くんにつきまとう、メガネで三つ編みの委員長、足立花という女の子の話。
　まじめそうで、言葉づかいもすごく丁寧なんですが、南野の好きな設定として、
　不良の品川よりも馬鹿。
　なにせ、成績が悪すぎて留年しそうになるくらいですから。学年ダントツ最下位。
　しかも、元不良で、けんかがめちゃくちゃ強い。
　これは意表をつきましたね。
　マンガの中で、三つ編み眼鏡少女、ましてや委員長はおしとやかで、成績がいいって決まってましたから。

　ええ、話はとんでもない方向に飛びますが、スーパーダッシュ文庫の「よくわかる現代魔法」の後書きで、著者の桜坂洋さんは、三つ編み眼鏡番長の話が書きてえ、と書いてありました。編集さんはオーケー出さなかったみたいですが。
　南野はひそかに三つ編み眼鏡番長の話を読んでみたいと思っていたのですが、それがなんとマガジンで読めるとは。（作者はまったくちがいますが）
　そうです「ヤンメガ」とは、三つ編み眼鏡番長とその仲間達の話なのです（断言）。
　で、三つ編み眼鏡番長様は、他校と抗争をしたりせず、生徒会長になり、生徒達のためにがんばります。
　もちろん、いざというときは元不良の本性を露わに戦います。強いです。
　でも普段の彼女はどじっこ。
　ああ、なんか癒されます。笑えます。楽しいです。

　あれしまった。この前、「金剛番長」を宣伝したばかりだというのに。
　つぎは「三つ編み眼鏡番長」かよ？
　べつにヤンキーマンガばっかり読んでるわけじゃありませんから。

ヤンキー君とメガネちゃん 1 (1) (少年マガジンコミックス) 吉河 美希 講談社 このアイテムの詳細を見る

　　　　　　　↑このお方が、どじっこ委員長、または三つ編み眼鏡番長様です。


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最近気に入った変なマンガ（１）「金剛番長」

　最近、少年サンデーで連載開始した「金剛番長」がすごく気になってます。
　サンデーにはめずらしいヤンキーマンガ？　いやいや、そんなものではありません。
　なにせ今どき「番長」です。しかも「金剛番長」。
　どう見ても二メートル以上ありそうな巨漢で、髪型はどうみても角三本。どんなときでも常に学ラン姿。
　車は持ち上げるわ、やくざにヤッパで刺されてもびくともしないわ。初登場時から無敵超人。
　敵は不良集団などではなく、日本再生の名目で制服をもくろむ組織。で、東京二十三区にそのリーダーたちが派遣され、そいつらが「番長」ということらしいです。
　なんというぶっ飛び設定。こんなマンガを待っていたぞ。
　最初の敵は「居合い番長」だ。
　なんというか、女のように美形だわ、日本刀で岩を細切れにするわ、辞世の句を詠んだり、薄ら笑いで「笑止」などとほざいたり、おまえは車田マンガのキャラだろうが、といいたくなるお方です。
　噛ませ犬キャラの往田君やら、ヒロインの変な女やら、他のキャラも楽しい。

　この作者、鈴木央さんが書いてたフィギュアスケートのマンガも好きだったんですが、このマンガはそれ以上に期待大。
　次はどんな番長が出てくるんだ？

　http://websunday.net/rensai/set_bancho.html


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松本清張ワールド、「点と線」

　きのう、きょうとテレビで「点と線」やってましたんで、つい見ちゃいました。
　本来ならきのうのこの時間はCSIマイアミ見てるはずだったんですが、松本清張けっこう好きなもんで。
　これ小説で読んだのはずいぶん昔の話で、中学生のころでしたが、メイントリックの大幅な概要くらいしか覚えていませんでした。
　これ、どの程度原作に沿っているのか思い出せませんが、見直してみるとかなり政治的な部分がクローズアップされてますね。
　なかなか見ごたえがありました。
　ただ、これ、現代のパートいらなくないですか？　っていうか、この部分で思いっきりネタバレしてるし。
　まあ、もともと犯人当てを楽しむミステリーじゃないですけど、なにも冒頭でネタバレしなくても……。
　あと、トリック自体は当時は画期的だったのかもしれませんが、今見ると「ふ～ん」のレベルです。
　もっとも南野、時刻表アリバイトリック自体にほとんど興味がありません。種明かしされても驚けないことがほとんどですから。
　正直いって、解けるのはわかってるけど、解き方がわからないこめんどくさいパズルの解答を教えてもらったくらいの感じです。
　南野は真相を知ったとき、びっくり仰天できるやつが好きですね。
　もっとも、この話はトリックを楽しむというより、人間ドラマを楽しむのがメインでしょう。
　そういう意味ではかなりおもしろかったですよ。
　武の演じた刑事がいい味出してました。
　ただちょっと違和感を感じたのが、大臣が警察に圧力をかけて捜査を打ち切らせようとさせたりしたことです。
　これって、この話に限らず、いろんな話でよくあるんですが、
　たかだか大臣にそんな力があるんでしょうかね？
　大臣なんて、マスコミにスキャンダル暴かれて失脚するレベルのもんですよ。大臣でいられる期間だってたかがしれてるし。
　警察だってその程度の圧力に屈しないでしょう。
　もし、警察に圧力をかけられるとしたら、もっとべつのなにかだと思いますけど。
　むしろ警察にしてみれば、政治家なんかよりマスコミのほうがよっぽど怖いんじゃないでしょうか？
　今回の話では、大臣のバックに日本を影から動かす得体の知れないものがいるという設定でもなかったですしね。
　まあ、そういうのがいたほうが松本清張らしいですが……。

点と線 松本 清張 新潮社 このアイテムの詳細を見る

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しょぼ～ん「海の底のアルテミス」伸び悩み

　木曜日恒例のただ読みネット更新がおこなわれましたが、南野の「海の底のアルテミス」は順位こそ先週と同じ三位でしたが、票数がかなり下がりました。
　まわりが落ちてきたからなんとか三位をキープしてるだけです。
　う～む。ちょっとまずい展開ですね。
　二位が落ちてきている今こそがチャンスなのに。
　とはいえ、先週投票してくださった方々、ありがとうございます。
　一位は先週と同じ、みらいやさんの「テレーラの魔力」。しばらくは独走態勢に入りそうな雰囲気。追いつかねば。

　物語のほうは、千矢と洋一がいよいよアルテミスの中に潜入。
　ここからは危機一髪のトラブル続出。こっからが本番だぜ。

　というわけで、応援よろしくお願いします。


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限定ジャンケン、クライマックス

　今週の「カイジ」、限定じゃんけんクライマックスです。
　ついに船井との決着。
　そして、安藤裏切りキターッ！
　じつはこここそ限定じゃんけんで一番好きな部分。
　っていうか、原作のカイジ、これ以降もしょっちゅう裏切られてるよね。
　切れるけど、人を見る目がないというか、カリスマ性がないというか、組織のリーダーより一匹狼タイプなんでしょうか？
　なんにしろ、限定じゃんけんは次週決着がつきそうですね。

　「ネウロ」はアニメオリジナルの話ですよね、これ。
　まあ、適当にぼかしてますが、要するに「太陽にほえろ」のジーパン刑事のように、「なんじゃ、こりゃ？」をやりたかった犯人ってことですね？
　子供や若者にネタわかるんかよ、これ？
　っていうか、このアニメ、いったいどういう層に向けて発進してんだか？
　そもそもミステリーに催眠術禁止！（え、はじめからミステリーじゃないって？　そうですか……）

逆境無頼カイジ 1 バップ このアイテムの詳細を見る

魔人探偵脳噛ネウロの秘密 ネウロ研究会 データ・ハウス このアイテムの詳細を見る

　　↑こんな本あった。……読んでないけど。


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犯人馬鹿すぎ

　きょうのCSIマイアミ、まあ、ホレイショはあんまり活躍しませんでしたが、つっこみどころ満載の殺人トリックがでましたよ。
　まあ、このシリーズはべつに推理で犯人を当てる訳じゃないので、思いっきりネタばれさせてもらいます。

　まず、事件は車で集まって、ドリフトやりながら、ぐるぐる同じところをまわっているようなバカなやつらのいる場所でおこなわれます。
　そこにサンルーフから身を乗り出して、足でハンドル操作しながら、ひゃっほうっと叫びつつ、疾走してよろこんでる馬鹿。
　そいつの首が、お祭りだか夜店だかのための電灯を吊したケーブルに触れて切断。
　もう、思いっきり馬鹿丸出しです。
　自分の息子がそんな馬鹿な死に方をした両親はさぞつらいことでしょう。
　ところが、じつはこれが殺人だった。
　まあ、この時点で奇想天外ですが、このトリックがまたすごいぞ。
　通常だと、ルーフに身を乗り出してもワイヤーは首にとどかない。そこで犯人は車高を上げたんですね。
　どうやって？
　なんか、その車、油圧で車高を上げる装置が付いていたらしいです。
　しかも、携帯電話をリモコン代わりに使って遠隔装置。

　もう、どこから突っこんだらいいのかと。
　まず、車高が多少上がったくらいで、首に掛かるワイヤーの高さなら、最初の段階でも頭すれすれのはず。そうとう危険です。たぶん、電球を頭で割るくらいのことはするはず。
　おまけに石かなんかにつまずいて、体がちょっと起きただけでも死んじゃいますよ。
　つまり、基本的に被害者はそうとう馬鹿だってことですね。しかも犯人、そいつが馬鹿だってこと知ってた。
　さらに犯人、そんだけ手間のかかったことをしたわりに、仕掛けの電話を自分の普段使ってるケータイでかけてます。
　そんなの車調べれば、すぐばれるトリックだろうが。
　しかも通話記録調べられて、一発逮捕。アホすぎ。足のつかないケータイ使うくらいの知恵見せろよ。

　さらに別の事件では、車にジェット燃料を入れて運転者を焼き殺そうとするんですが、なんとマイアミでは一般住宅街の地下に、ジェット燃料を配送する配管が通っているらしいです。（これって、マジですか？）
　で、犯人地下掘って、パイプから四万ドルそうとうのジェット燃料を盗んだと。
　ほんまかいな？

　今回はホレイショが突っこむ隙を与えてくれませんでしたが、かわりに事件そのものがつっこみどころ満載でした。

　ま、ホレイショ、来週こそは笑わしてくれ。

教えて！CSI: 科学捜査班/マイアミ/ニューヨーク（DVD付） 日経エンタテインメント! 日経BP出版センター このアイテムの詳細を見る

　　　↑こんな本あったんだ。おもしろいのかな？


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「武林クロスロード２」はやっぱりエロかった

　深見真さんの最新作、「武林クロスロード２」読了！
　前作以上にエロいことは間違いなし、と思って読んだら、ほんとにエロすぎました。

　まず、表紙がエロい。これはまあ、ちょっと前にも書きましたね。
　次にちょっとページをめくってみると、見開きでからーいラストがあるんですが、
　これもやっぱりエロい。
　前回からのキャラに加えて、新キャラ多すぎ。
　もう、半裸の女がずらずらと何人も描かれています。（男のキャラは一人も描いてないけど）

　で、内容はどうなの？　パワーアップしてる？
　ええ、それはもう、アップアップしてございます。（アップしたのがパワーかエロさかは定かではありません）

　前作のラスボス、ヒュンラは、もう、最初から最後までいじめられる役でしかありません。
　おまえ、ほんとうに強いのか？　と聞きたくなるくらいいいとこなし。
　ただのエロ要員に成り下がっています。
　そのかわり、今回のラスボスは凄いぞ。
　邪教、崩天教の教主、ジャホウセンです。
　このお方、シュンライと同じくらい強いし、大勢の部下がいる。
　男はあっという間に殺しますが、女はエロい技を使って仲間に引き入れてしまいます。
　エロい技とはなにかということはさておき（ラノベってレベルじゃねえぞ）、なにせほとんど不死身ですから、この方。
　なにせ金蚕功という究極の硬気功をマスターしてる上、怪我をしてもあっという間に復元してしまうのです。
　そんな化け物をどうやって倒すのか？
　（え？　そんな話どうでもいいから、もっとエロい話聞かせろって？　そ、そうですか……）
　じゃ、じゃあ、ヒュンラの母親であるカルザが一軍を率いて、崩天教と戦いますが、男はことごとく殺され、女はことごとくエロい目にあって、奴隷にされてしまいます。
　ついでにジャホウセンの部下の神虎族の四姉妹もエロいぞ。

　ああ、なんてこった。ここにくるまで１１回も「エロ」って単語を使ってしまったぞ。
　……とにかく、そういう話です。

武林クロスロード 2 (2) (ガガガ文庫 ふ 1-2) 深見 真 小学館 このアイテムの詳細を見る

　　　↑どう見ても二次元ドリームノベルの表紙。


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「海の底のアルテミス」３位

　ただ読みネット、更新しました。
　南野の「海の底のアルテミス」は「陰陽の縁」と同率で三位。
　取り合えず前回よりは順位も上がり、得票数も伸びました。

　投票してくださった方、ほんとうにありがとうございます。

　今回４３票獲得で、総数１４５票。
　目標の１０００票まであと、８５５票。遠いな。

　というわけで、今週も引き続き投票してくださると、南野大喜び。
　まあ、つまんないと思われた方には無理に入れてくれとは言えませんが……。
　とりあえず、まだ読んでないという方は、ためしに読んでみてください。

　今週、第五章には最後のキーパーソンが登場します。
　で、楊と奈津子さんが激突します。
　さらに来週からはどっぷり海の中。
　……読んでね。



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「ネウロ」ついにXきたーっ

　え～っ、今週の「カイジ」と「ネウロ」のコーナーです。

　まず、「カイジ」。
　ついに限定ジャンケン大詰めですよ。
　追いつめられたカイジたち、ついに船井に反撃開始。
　で、次週いよいよ決着か？っていうところで終わっちゃいました。
　これ３０分じゃ短すぎ。続きは知ってるけど（細かいことは忘れてるけど）、早く見たいじゃないですか。
　なんにしろ、限定じゃんけんクライマックスまであとわずか。じつは南野最後の場面が一番好きなんです。


　つぎ、「ネウロ」。
　ついに怪盗Xが出てきました。
　ただ、見終わってちょっと違和感。
　あんまり細かいこと覚えてないですけど、たしか原作じゃ、Xって死んだおばあちゃんに化けてたんじゃなかったっけ？
　ヤコが指さしたやつは違いました。
　しかもネウロ、その直後「正体を現せ」とかいって、ナイフ突き刺すし。（笹塚、ネウロを逮捕しろよ。殺人未遂だ）
　それで死なないのも変だけど、だからといって、いきなりナイフ刺していいわけない。
　あ～っ、それと根本的な疑問をひとつ。
　Xってなんで怪盗なの？　怪盗ってなんか盗むんじゃないの、ルパンみたいに？
　Xのやってることは人殺しです。殺人鬼Xと呼ぶのが正しいでしょう。

カイジ―賭博黙示録 (5) (ヤンマガKC (674)) 福本 伸行 講談社 このアイテムの詳細を見る

魔人探偵脳噛ネウロ 4 (4) (ジャンプコミックス) 松井 優征 集英社 このアイテムの詳細を見る

　　　↑なんかネウロとXがBL臭いんですけど……。


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土橋真二郎の新作「ツァラトゥストラへの階段」

　土橋真二郎さんの新作、「ツァラトゥストラへの階段」読みました。
　この人の前作「扉の外」が非情に気に入ったので読んでみたのですが、それほど期待はしていませんでした。
　なにせあらすじがこんな感じ。

「大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、パルスをコントロールしていた存在なのよ」

　得体の知れない”存在”――パルス。パルスは人の精神に寄生する。パルスに寄生されると宿主となった人間の知力・体力があがり、また特殊な力が生まれる場合もあるという。
　そんなパルスに感染していることが発覚した高校生・福原駿介の運命は一気に動きはじめた。パルスを制御しようとする組織の存在。そして、同じくパルスに寄生されている少女との出会いが――。
　緊迫のストーリー、開幕！

　てな、感じですよ。
　このあらすじを読む限り、どう考えても能力バトルです。
　きっと「扉の外」のような路線が読者から受け入れられず、編集者から路線変更命令が出たんだな、と勝手に解釈しておりました。
　で、いざ読み出してみたら、
　ちっとも変わってねええええ！
　これは嬉しい誤算ですよ。
　もう最初からカイジだかSAWだかのような展開です。
　目をさますと、鎖でつながれている主人公。まわりには同じような男女が十人。
　人形によって、脱出のためのルールが説明されますが、例によってかんじんなルールは説明されず、試行錯誤で推理していくしかない。
　もう、ほんとにこんな展開がだいすきですねえ、土橋さん。もちろん南野も大好きですよ。
　この中で、裏切ったり騙したりの展開がくり広げられていくわけです。
　ところが、これはパルスを覚醒させるための試練でしかなかった。
　こうして、パルスに目覚めた主人公、福原は、自分の姉がやはり一度はパルスに目覚めたあと、ある組織によってプリズナーとして、ゲームのコマになっていることを知ってしまいます。
　そして姉を捜すためのゲームに参加するわけです。その内容というのがまたぶっとんでます。
　ライトノベルなのに仕手戦やってるぜ！
　仕手とは株を大量に買い、株価の値上げを誘導しつつ、自分は高値のまま売り抜けるというやつです。
　はっきりいって南野、こんな言葉、福本伸行の「銀と金」を読むまで知りませんでしたよ。
　普通の中学生や高校生が知ってるわけもありません。
　無謀だ。あまりにも無謀だ。だが、それがいい。
　福原は前のゲームの賞金一千万と自分自身を担保に借りた金で、相場を操作しようとするのです。
　相場といっても現実の株式市場ではなく、人工的な世界のもの。プリズナーに落とされた女達がバトルガールとしていろんな武器で戦うのですが、その勝敗などによって武器や、バトルガール自体の相場が上がったり下がったりするわけです。
　で、戦うと言っても、実際に彼女たちが武器を使って戦うわけではなく、感染しているプレーヤーたちが武器やバトルガールの株を売買することでレートが動き、攻撃力や守備力が変化していくといったもの。
　まさに仕手戦を女同士の戦いに具現化したようなものです。
　そうか。福本伸行にオタク成分を注入するとこうなるのか？

　まあ、純粋に能力バトルを期待して読んだ中学生はどう思ったか知りませんが、これは傑作です。
　読むべし。

ツァラトゥストラへの階段 (電撃文庫 と 8-4) 土橋 真二郎 メディアワークス このアイテムの詳細を見る

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「トリック」の論理性は「ネウロ」とどっこいどっこい？

　テレビで「トリック劇場版」やってたんで見ました。
　いやあ、これたしかにおもしろいんですけど、それって、主役ふたりのキャラと、コメディ部分がおもしろいんであって、ミステリーとしてはどうなんだよこれ？　と突っこみたくなります。
　突っこみたいところはたくさんありますが、とりあえず、もっとも突っこみたいところ。
　あの八墓村か悪魔の手毬唄に出てくるようなババアが仕込み杖持ってることはスルー？　しかも、ババアのくせに大の男を一太刀でばっさり？　あいつあのあとつかまったんだろうか？
　いや、ミステリーの謎自体とはなんの関係もありませんが、すげえ気になります。

　ええっと、ミステリー部分に関して突っこみたいと思いますが、一応、これを本格ミステリーとして楽しみたいという方もいるでしょうから、ここから先はネタバレすると断っておきます。


　まず、最初の事件。飲み屋のトイレで上田の友人が殺された件ですが、
　まず、あいつの死因ってなによ？
　なんか言ってましたっけ？
　そしてあのダイイングメッセージ。
　血で板に書いたものが倒れて床に転写されたって、むちゃくちゃすぎ。そんなにきれいに写るかよ。おまけに板は犯人が持っていった？
　だったら床の血文字も消せよ。
　しかもダイイングメッセージで、犯人名じゃなくて、埋蔵金の隠し場所書いてどうするんです？
　そもそも犯人はどうしてあの現場に来たんでしょう？　しかもいつ誰が来るかわからないトイレで殺人。なぜ？　といいたくなるのは仕方ありません。
　で、山田と上田が、村に入ったあとが本番ですが、神様を名乗る偽物三人組がつぎつぎに殺されていきますが、そもそも犯人、なんであの三人を殺したんですか？
　宝を狙ってたから？　それにしては最後、安易に山田にそれをあげようとしてましたけど？
　そもそもあの三人はなに？　たまたま同時期に、埋蔵金の秘密をかぎつけたトレジャーハンター？
　すくなくとも、神様００１は三ヶ月前から準備してたみたいですが。
　それがたまたま同じに日に集まった？　しかも全員神様のふりをして。

　ううむ、よく考えれば、ちっとも謎が解決されていません。
　それによく考えれば、犯人当ての論理性もクソもありませんね。
　だって犯人勝手に自供してたし。
　それどころか、「おまえが犯人だ」とか、山田も上田もひとことも言ってないぞ。
　まだ犯人が誰かわかっていない山田を後ろから襲い、眠らせておいて、気付いたらすべてかってに自供。さらに宝をあげるから逃げてという犯人。
　そんな犯人はいねえ！
　それに変なババアの占いで、その子供を産んじゃいけないと言われたから、洞窟の中で育てるなんてありえねえ。
　そんなことするくらいなら、村出ろよ！

　いや、そういうことまじめに突っこむ映画じゃないことは百も承知なんですが……。

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今週のホレイショは笑えた

　CSIマイアミネタはしばらく休んでましたが、今週のホレイショは思いっきり笑えました。
　女が撲殺され、凶器のゴルフクラブの持ち主が、
「ゴルフクラブ返して欲しいんだけど」というと、ホレイショはすごむ。
「それは絶対にありえない」
　あのう、そいつ、結局犯人じゃなかったんだけど……。

　殺人やらかして、うばった金の在り場所を吐かない犯人が、
「釈放されるころには金の相場は上がってる」と強がると、
「おまえは一生出られない」

　一番笑えるのが、証拠で押収した車の中に時限爆弾が、
「あと四分しかない。分解するのは間に合わない」とトリップがビビってると、
「まかせろ」
　ホレイショ、そう言って車を運転。誰もいない海岸に車を置くと、ゆっくりと外に出る。数歩歩くと後ろで車大炎上。
　燃え上がる車をバックに、後ろもふり向かず、かっこつけながら歩くホレイショ。
　本気でワロタ～っ！
　誰か爆発に巻きこまれるやつはいないか、確認しろよ～っ。
　それに移動中、もし渋滞に巻きこまれたらどうする気だったんだ、ホレイショ。

　それ以外にも、なんか変な宗教の呪いに本気でビビってるデルコとウルフとか、今週は笑いどころ満載。

　あれ？　そう言えば、今週のホレイショ、めずらしく銃を抜かなかったような気が。まあ、鑑識課なんだからそれが普通だけど。

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　　　　↑ホレイショとその仲間達。（キャラの重要度が大きさに比例してます）


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