南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

スタジオセロ、カノン文庫中止を正式発表

2007-07-31 23:39:23 | 作家への道
 スタジオセロが公式ホームページでカノン文庫の中止を正式に発表していました。
 http://www.studiocello.com/

   当HPで告知した「カノン文庫」は責任者の退社により企画中止となりました。

 とのことです。
 で、退社した責任者の森山さんは、説明のためのブログを立ち上げましたが、記事を削除したままになっています。
 http://studiocello-kanon.at.webry.info/

 応募者の中には、個別に連絡が入った人もいるようですが、南野のところにはまだ来ていません(そのうち来るんでしょうか?)。

 なんにしても、分裂したふたつのカノンが権利を主張し合うという馬鹿げた事態にだけはならないみたいですね。よかった、よかった。
 って、ちっともよくありませんが、とりあえず、南野としてはここのことは忘れることにします。


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店員さん、平積みの本の上に鞄置く馬鹿なんとかしてください

2007-07-31 00:34:19 | 雑記
 公共のマナーで、電車内でケータイを使わないとか、物を喰わないとか、そういうことは気に障るひとは障るようで、言う人はけっこういます。
 ただ、ちょっと前までは、近頃の若いもんはなっとら~ん。的に言われていた電車内のケータイですが、最近じゃけっこう中年とかもやってませんか?

 というのは、前振りで、今回語りたいのは、べつにケータイのことじゃありません。
 南野はひどくむかつくのに、あまりこういったことで文句を言う人を聞かないってものがあります。
 それはなにかというと、
 本屋で立ち読みするとき、平積みの本の上に鞄を置くやつのことです。
 特定の年齢や層に多いということではないですが、まじめそうな中年サラリーマンとかもけっこうやってます。
 あの人たちはなにを考えてるんでしょうね?
 あんな物を置かれると、そこの本を取れないじゃないですか。
 その本を取るためには、「すみません」とこっちが悪くもないのに、あやまらなければならないんでしょうか?
 さらに読んだ本をもどすのに、もう一度あやまれと?
 そもそもその鞄の底、きれいなんですか? 他の場所では地面に置いたりしてんじゃないですか?
 たぶん、やってる人はなんの罪悪感も感じてないんでしょうね。誰も非難しないから。
 その行為が周りの人間をいらつかせていることにすら気づいていない。
 だから南野が教えてあげます。
 おまえのやってることは迷惑だ。
 南野基準では、電車の中でケータイで会話することや、ヘッドホンステレオでボリュームを上げることなどよりはるかに罪が重いです。
 まあ、せまい歩道を歩いてると、うしろから自転車にちりんちりん鳴らされるよりも腹が立ちますね。
 こんなことで怒るのは南野だけでしょうか?


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ドカベンにおける小林とはなんなのか?

2007-07-30 00:21:14 | マンガ
 じっさいのプロ野球中継や高校野球にはなんの興味もないのに、野球マンガは好きな南野です。
 古いマンガで申し訳ありませんが(今やってるプロ野球のやつは無視)、「ドカベン」において、南野がどうしても納得できない展開があるのです。
 納得できないというのは、矛盾とかそういうことではなく、なぜ水島新司先生が、こういうストーリー展開にしたか理解できないという意味です。
 それは小林慎司というキャラの起用についてです。
 このキャラ、中学時代の山田(もちろん主人公)のライバルで、山田のスライディングの事故により失明していました。
 中学変ではそのへんの因縁が描かれてあり、けっきょく山田たちが負けるわけです。
 ただし、小林はアメリカに留学ということになって、高校編ではずっと山田たちの明訓高校とは対戦せずにきました。
 ところがついにアメリカから帰ってきて同じ神奈川の高校、東郷学園に転校してきます。
 しかも明訓のエース里中は、中学の時、同じ学校だった小林のせいで一度もマウンドに立てなかったという因縁があります。
 さらに小林は岩鬼や殿馬ともつながりがあるし、小林の妹は山田に惚れていたりします。
 とうぜん、読者は期待します。ものすごい因縁試合になると。
 かくして地区予選決勝戦で、明訓と東郷学園はぶつかることに。
 ところが水島先生は、なにを考えたのか、この試合をあっさりスルー。
 雨が続いたとかで、どうせ関東大会には二校すすめるんだからという理由で、戦いは関東大会に持ち越し。
 おいおい、そこまでもったいぶんなよ。
 と、南野などは思ってしまいましたが、とうぜん、関東大会の決勝でぶつかるものだと信じていました。
 ところが、小林、準決勝で負けてしまうのです。
 これには開いた口がふさがりませんでした。
 今までの前振りはいったいなんだったんだ?
 しかも、小林をやぶった下尾高校は、強敵として描かれていたかというとさにあらず。エース里中が投げずにあっさり勝ってしまいました。
 ところが、甲子園には関東から三校でるらしい。つまり、東郷学園は三つめの高校として出場し、甲子園で因縁の対決をするのだろうか?
 そう思いますよね。ふつうは?
 ところが選ばれたのは、準決勝で明訓にコールド負けした学校。東郷学園は出れませんでした。
 なんなんだ、これは? 作者はいったいなにを考えてるんだ?
 本気でそう思いましたよ。なんでこんなおいしい戦いをのがすんでしょう?
 現実にはこういうことはあるかもしれませんが、フィクションならばとうぜん、戦わすべきです。
 それとも水島先生、「現実とはこんなもんだよ。きびしいんだよ」とでも言いたかったんでしょうか?
 けっきょく、小林は山田たちと対戦することなく、ドカベンの連載は終了しました。

 ところが、しばらくして明訓と他のマンガの主人公たちを戦わせるという企画の「大甲子園」がはじまりました。
 そしてその初めの方で明訓は横浜学園を破って決勝に、かたや、もうひとつの席を争うのは白新高校と、東郷学園。
 そうだったのか? 小林とはこのために出てきたんだ。山田の宿命のライバル不知火をやぶって決勝で対戦するんだ。
 今度こそ、そうなると思いました。
 ところが小林ひきいる東郷学園はあっさり敗退。試合風景さえ描かれませんでした。
 はあ~。
 小林、おまえはいったいなんのために出てきたんだよ?
 水島先生、ちゃんと考えてストーリー作ってます?

 ちなみに小林はプロ野球編でも出てきません。

ドカベンPERFECTBOOK―全試合&キャラクター徹底解析

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テレビでルパンやってたけど……

2007-07-28 00:26:31 | アニメ
 テレビでルパンの二時間スペシャルやってました。
 正直、う~むな出来です。
 なんかルパンなのに、
 やたら説教臭いし(戦争は無益だとか、復讐はむなしいだけだとか)、
 人が死ぬシーンの直接描写がないし(あんだけ戦ってるのに)、
 お色気シーンもほとんどないし(っていうか、不~二子ちゃんが最初と最後のシーンにしか出ません)、
 次元なんて、拳銃ほとんど撃ちません。

 いや、もちろんそういう話があってもいいんですが、なにもそれをルパンに持ち込まなくてもいいんじゃないのかってことです。
 南野にとって、ルパンは、ハードでバイオレンスでエロで、ときにずるく、ときにクールに復讐を果たしたりする話なのです。

 それに今回の敵、魔毛狂介は敵として出来が悪すぎ。
 なんのすごみもありません。
 っていうか、魔毛狂介ってアニメのファーストシーズンにも出てきてましたよね。
 たしか、ルパンを消すために、タイムマシンで過去に行き、先祖の弱っちい農民を殺してしまおうとしたら、農民に化けたルパンにだまされたやられる話だったと思いますけど。
 はっきりいって、そっちの方が話としてはおもしろいです。

 それにいろいろ????なところもありすぎ。
 たとえば、タイムスリップしたここは日本なのかってことです。
 シャイン家だとかノース家だとか、なんだよそれって感じですし、
 ルパンがタイムマシンをぶんどったはいいけど、なんでいきなり操縦できるんだとか?
 いくらなんでも変すぎるだろ?

 正直いって、今回のルパンは南野的にはだめでした。

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「二挺拳銃お姫様」ついに二位(ただ読み.ネット)

2007-07-26 21:14:31 | 作家への道
 ここ数日、更新をサボってました。すいません。
 一応、小説書く方が忙しかったということにしておいてください。

 さて、木曜日恒例のただ読みネットの更新ですが、南野の「二挺拳銃お姫様」はついに一位から脱落。
 まあ、いままでがんばってくれました。
 二位になるとトップページから消えるし、今週から新作二作が掲載されたので、来週はさらに落ちそう。
 というわけで、がんばって一位返り咲きを目指したいと思います。
 みなさん、応援投票よろしくお願いしますね。

 ちなみにただ読みネットはこちら。
 http://www.tadayomi.net/light/

 ケータイはこちらから。
 http://mkw.papy.co.jp/exzg/ranking.php

 読むのも投票するのも無料です。
 毎週、ひとり一票有効です。



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カノン分裂

2007-07-22 22:22:37 | 作家への道
 ちょっと前に、「カノン……死亡?」という記事を書いた南野ですが、どうやら死亡ではなく分裂らしいです。
 スタジオセロの社長だった森山さんが、セロから独立して、カノン文庫を立ち上げようとしています(正確にはカノンの名前は変えるようです)。
 一方、スタジオセロはセロでカノン文庫を引き続き募集しています。
 もう、完全に内乱のようです。

 セロを出た森山さんの言い分はこっちのサイトに書いてあります。
 http://studiocello-kanon.at.webry.info/

 一方、スタジオセロの方は、そんなことはまるでなかったとばかりに、サイトではいっさいの説明をしていません。

 南野としても、原稿を応募していなければ、対岸の火事として見ていられたのですが……。
 応募を検討していた方は、こういう事情があることを考慮に入れておいた方がいいと思います。


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「時をかける少女」はなんか泣ける

2007-07-22 02:44:17 | アニメ
 テレビで「時をかける少女」やってたんで、思わず見ちゃいました。
 原田知世主演の実写版は見てないんですが、部分的に見た映像から判断するに、なんか安っぽい感じがどうしてもします。アニメのこっちの方が、おとなの鑑賞に堪えられるような気がするんですが……。

 この話のメインのキャラクターは三人。主人公、真琴と、千昭、功介。
 女ひとりに男がふたり。しかも、女はどちらの恋人でもない。
 なんか昔からの青春ものの定番のような設定です。
 今の遊んでる高校生から見ると、むしろ不自然すぎる設定ですが、もう青春の時期を過ぎてしまった者から見ると、なんともまぶしい。
 真琴は三人でいっしょの時間を大切にし、それが壊れてしまうことを恐れています。だから千昭に告白されたとき、どうしようもなくとまどってしまうのです。
 こういう感覚はおとなになるにつれて、失っていくのではないでしょうか?
 この映画はそういうところを突いてくる映画なのです。

 ここから、話の重要な部分に関してネタバレします。


 この物語のもっとも重要な転機であり、もっともうまい演出をしている部分は、功介の踏切事故のシーンでしょう。

 功介が真琴の自転車を借りるというメールが入り、ブレーキが壊れることをあらかじめ知っている真琴が止めようと必死で走ります。
 いざ現場の踏切に行ってみると、ふたりはいない。安心したところに、千昭から電話が。
 タイムリープしていることがばれます。
 それをなかったことにするために、タイムリープの最後の一回を使ってしまいます。
 その直後に、現れた功介と後輩の彼女。
 ブレーキが壊れる自転車と、それを必死で追いかける真琴。
 このへんの演出はうますぎます。
 さらにそれを助けるために、最後のタイムリープを使い、自分が未来人であることをつげて、真琴の前からさっていく千昭。

 自分の馬鹿さ加減に号泣する真琴ですが、最後の望に気づきます。
 踏切事故の時、千昭が時間を戻したおかげで、真琴には最後の一回分のタイムリープが復活したことです。
 このへんもほんとうにうまい。
 そして真琴は、過去に戻り、千昭を未来に送り返します。
 このとき、真琴は、女ひとりと男ふたりの関係にけりをつけ、千昭が好きなことを自覚します。
 青春時代にだけ許された微妙な関係はいつか壊れてしまうのです。そして新たな方向に動き出していくのです。
 おとなは体験的にそのことを知っているのでしょう。
 だからこの話を見たとき、懐かしいと思うと同時に、泣けてくるのです。

時をかける少女 通常版

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「二挺拳銃お姫様」かろうじて一位(七週目)

2007-07-19 23:11:13 | 作家への道
 木曜日、恒例のただ読み.ネット更新の日。
 もういつ落ちてもおかしくないと思ってるんですが、南野の「二挺拳銃お姫様」かろうじて一位をキープです。
 応援してくださった皆様、ほんとうにありがとうございます。
 ところでこのサイト、なんか新作ってなかなか投入されませんね。
 もう掲載作品の過半数が完結してますけど、だいじょうぶなんでしょうか?
 ひょっとして掲載基準がきびしくなってるんですかね? あるいはたんに応募された作品の掲載準備が、まだ整っていないだけなのか?
 まあ、有力な新作が掲載されると、そっちに票を持っていかれそうなので、南野としてはその方がいいのかもしれませんが。

 ちなみにただ読みネットはこちら。
 http://www.tadayomi.net/light/

 ケータイはこちらから。
 http://mkw.papy.co.jp/exzg/ranking.php

 読むのも投票するのも無料です。
 毎週、ひとり一票有効です。

 というわけで、もうちょっとの間、応援お願いしますね。


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今年の直木賞は?

2007-07-18 23:30:52 | 読書
 今年の芥川賞と直木賞が決定しましたね。純文学に縁のない南野としては、芥川賞は無視して、直木賞について語ってみたいと思います。
 受賞者は松井今朝子さん。
 受賞作は「吉原手引草」。
 神隠しにあった花魁(おいらん)のなぞを江戸・吉原の遊郭の住人たちが語っていく時代小説。だそうです。

 う~ん。正直、南野にはあまり興味のない話。そもそも不勉強にしてこの作者の名前を知りませんでした。
 この作品って、時代小説だけど広い意味ではミステリーにはいるんでしょうか?
 だけどミステリー作家なら読んでなくても名前くらいは知ってるはずなんですが。

 南野としては、北村薫、桜庭一樹、万城目学の三人のうちから取ってほしかったところです。
(っていうか、今回の候補者で読んでるのはその三人だけ)
 まあ、三浦しをんさんに引き続き、万城目学さんが受賞したら、さすがにボイルドエッグズがおいしすぎって気もしますが。
 桜庭一樹さんの本はあんまり読んでませんが、それでもラノベ書きとしては応援したいところ。ラノベの地位向上のためにも。
 北村薫さんは、日常系ミステリーの第一人者で、南野も「覆面作家シリーズ」とか大好きです。まあ、一昔前なら、ミステリーの地位向上のためにもって言いたいところですが、最近じゃミステリー作家の受賞はけっこうふつうですからね。

 よくわかりませんけど、やっぱりこういう審査って、格調とか文学性とかを重視するんでしょうか?
 芥川賞はともかく、直木賞はエンターテインメント小説、いわば大衆娯楽小説なんですから、そういうものより、単純におもしろさとか、大衆受けとかで選んで欲しい気がするんですが。
 はっきりいって、ノベルズとか文庫書き下ろしとかからも選んで欲しいところです。
 まあ、賞の権威は今よりちょっぴり落ちちゃうかもしれませんけどね。

吉原手引草
松井 今朝子
幻冬舎

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「ダイハード3」って、あれ、ヒロインいねえ?

2007-07-17 21:46:15 | 映画
 なんだかんだいいつつ、ダイハードは1、2そして4と語ってしまったので、きのうWOWWOWでやってた3についても書きましょう。
 前に書いたような気がしますが、1と2は共通のキャラクターやお約束によって成り立っているところがあります。ところが時間が経過したこともあって、三作目ではかなり勝手がちがいます。
 お約束をすべてぶちこわしてしまいました。
 妻のホリーは出てこないし、クリスマスに事件に巻きこまれるわけでもない。
 今度のマクレーンは犯人から名指しされます。
 しかもホリーとは別居中で、アル中寸前。
 一般人の黒人を巻きこんで、犯人に命じられるまま、あちこちに走り回らされます。
 つまらなくはないんですが、これってけっこう使い回されたネタですよね。新鮮さがありません。
 それに後半がけっこうぐだぐだというか、金塊を追え、子供たちを救え。って感じで興味が分散されてしまった気がします。
 絶体絶命のピンチから脱出後、敵を倒すまですこし間が開いてしまうし、二作目みたいに、一発大逆転だ、うっひょおお!ってふうな盛り上がりがありません。
 それにこれ、妻のホリーも娘も出てきませんし、ヒロインがいません。
 まあ、一番活躍する女性キャラは敵の女なんですが、たいしてキャラがたっていないような……。
 いや、もちろん男だけの映画でもおもしろければいいんですが。

 あくまでも南野の私見ですが、一作目よりストーリー展開のおもしろさで負けて、四作目よりアクションの見せ方で負けている気がします。
 けっしてつまらなくはないんですが、シリーズの中では、「もうちょっとがんばりましょう」といった感じかな?

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「ダイハード2」のあのラストは天才的

2007-07-16 00:36:47 | 映画
 ここ最近の記事で、ダイハードの一作目と最新作について書いたので、きょうは二作目について(きょうWOWWOWでやってたもんで)。
 見直してみると、おもしろさという点ではやはり一作目や四作目に敵わないような気もします。
 ただ、方向転換してしまった三作目、四作目とちがって、正当な続編って感じ。
 前回相棒だった拳銃の撃てない警官もちょい役で出てきますし、妻のホリーと、嫌味で馬鹿なテレビレポーターとかが出てくるのも嬉しい。
 ホリーがそいつをやっつけるお約束も楽しい。
このレポーター、前回にも増して、馬鹿で傲慢でとんでもないことをやらかしてくれます。
 こいつがスタンガンでやられるシーンはきっと拍手喝采(っていうか、飛行機の中にスタンガンを持ち込んでいいんだろうか?)。
 制作者、よっぽどマスコミが嫌いなんでしょうね。

 ストーリー全体の流れとしては、前半のテロリストが誤誘導で飛行機を落とす辺りまではすごくいいと思うんですが、政府の特殊部隊だかが出てくる辺りからぐだぐだに。
 あの変に捻った展開はどうなんでしょう?
 変なトリックを使わずに、ストレートに押すべきだったのでは?
 (たとえば、特殊部隊を普通にあの教会でふっとばして全滅させるとか)
 なぜあんな姑息なストーリー展開にしなければならなかったか、疑問です。

 とはいえ、この映画でもっとも印象的なのはラストシーン。
 この映画、細かいところは見直すまで忘れてましたが、ラストシーンだけはしっかりおぼえていました。
 なにしろ絶体絶命の状況から、敵を一瞬で全滅させるとともに、問題のすべてを解決してしまうという天才的な発想。
 まあ、ほとんどギャグすれすれなんですが。
 でもまあ、なんていうか、南野は大好きですね、このシーン。
 え? ありえねえ? 馬鹿馬鹿しすぎる?
 いいじゃないですか。
 こういうシーンを素直に大喜びできる方が人生楽しいですよ。

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「犬神家の一族」レンタルで見た

2007-07-15 01:23:18 | 映画
 レンタルDVDで「犬神家の一族」見ました。
 これ同じ監督(市川崑)がオリジナルをリメイクしたことで話題になりましたが、南野リメイクの方ははじめて見ます。
 南野は子供のころから横溝正史のファンですから、オリジナルはとうぜん見ていますが、リメイクを見ていなかったのは、ほとんどいっしょだと聞いたからです。
 これ、電車の中で会社員風のふたりが話していた会話を立ち聞きしたのですが、こんなことを言ってました(いや、ほんと)。

 「こんどの犬神家の一族って、同じだよ。昔のやつと台詞からカット割りまでいっしょ。リメイクでこれをやるって言うのはある意味新しいよな」

 いや、見も知らぬ人なので、その真意はわかりませんが、それを聞いて見る気がなくなったのは事実です。
 だってなにからなにまで同じだったら、オリジナルを見返せばすむことですから。
 とはいうものの、DVDのレンタルが開始されたので、ちょっと見てみようと思ったのです。

 まあ、確かに「このシーンは昔のやつにもあったよな」っていうところは随所にありましたが、さすがになにからなにまでいっしょってことはなかったですね。
 ただ正直言って、わざわざリメイクしなくても同じやつを再公開すればすんだのでは? って気はします。
 だって役者を変えただけで、新しい試みなんてないんだもの。
 GGやアクションシーンがウリの映画ならともかく、今でなければ撮れないシーンなんてないはずだし。
 どうせなら、市川監督が撮ってない「本陣殺人事件」でもやればよかったのに。
 それか、「幽霊男」、「吸血蛾」、「悪魔の寵児」の三部作とか。
 とくに後半の東京三部作は今までにない横溝正史の魅力爆発だったのに。

 まあ、「犬神家の一族」に話を戻すと、昔小説で読んだときは、犯人とか動機とかまったくわからなかったんですが、今映画で見直すと、「おいおい、そんなにヒント出していいのかよ?」って感じですね。
 とくに静馬の告白のシーンとか。
 さすがにあそこで犯人丸わかりだろうと思うんですが……。(金田一耕助が犯人を指摘するのはもう少し後)
 もっともこの映画、すこしでもミステリー好きなら、誰でも犯人知ってますから(若いミステリーファンは知らないんですか、ひょっとして)、今さらそんなこと言っても、って気もしますが。

 まあ、文句ばっかり言ってるようですが、オリジナルを見た人はわざわざ見る必要がないのでは? ってだけで、オリジナルを見たことのない若い人が楽しむにはいいんじゃないでしょうか? 出来はいいと思いますよ。
 ただ、あくまで個人的な意見を言わせてもらえば、ヒロインの珠代役に松嶋菜々子はないんじゃないの?(十歳くらい若けりゃ別ですが)

犬神家の一族 通常版

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「魔女の宅急便」はやっぱりおもしろい

2007-07-14 13:35:01 | アニメ
 なんかいろいろありましたが、気を取り直してきのう見た「魔女の宅急便」について語ってみたいと思います。
 じつはこれ、ジブリの中でもかなり好きな作品です。
 トトロに次いで子供向け(というかちいさな女の子向け)という気がしますが、おとなが見ても十分におもしろい。
 原作は読んだことないんですが、どの程度違うんでしょうか? 最後の飛行船のシーンとかいかにも宮崎駿監督が好みそうなシチュエーションなんですが。

 ただこの映画のおもしろさは、むしろクライマックスでとんぼを助けるシーンより、それ以前のキキの日常にあるような気がします。
 なんだかんだいって、子供の夢が詰まってますよね。
 13歳になると、ひとりだちして知らない町で生活する。これって案外子供にとってあこがれなんじゃないでしょうか?
 家出じゃなくて、ちゃんと愛する両親が帰りを待ってる状態で、まったく新しい体験をしてみる。
 しかも空が飛べて、友達の猫とは話が出来る。
 出会う人たちはみんないい人で、みんなから愛される。
 南野だってそんな世界にはあこがれますよ。

 この物語には敵とか悪者とかライバルとかいないんですね。
 にもかかわらず、こんなにおもしろいのは、キキが四苦八苦しながら仕事をしたり、お金がなくて苦労したり、魔法が使えなくなって悩んだり、一生懸命生きているからなんでしょう。

 観ている人も、ついつい応援したくなってしまうのです。

 南野もこんな物語を書けるようになりたいですね。
 それはそうと気になることがひとつ。
 キキは魔法の力を取りもどしたあと、ふたたびジジと話が出来るようになったんでしょうか?
 おとなになると猫と話が出来なくなるんじゃ、ちょっと悲しいんですが……。

魔女の宅急便

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えんため落ちた

2007-07-14 11:45:10 | 作家への道
 カノンのカノン文庫新創刊のサイトですが、相変わらず消滅しています。
 公式ブログのそこへのリンクには、こっそり(凍結中ごめんなさい)と書かれてありました。
 だから、ごめんじゃなくて、なにが起こったのか説明して欲しいんですけど?
 おまけにスタジオセロのサイトまで表示されなくなっちゃいました。

 これじゃあ、ひょっとして会社ごと逝っちゃったの? と思われても仕方ありませんよ。
(よみがえるリーフの悪夢)

 えんため大賞の二次にはしっかり落ちていたんですが、カノンの方がショックであまり落ち込みませんでした(まあ、たいして期待もしてなかったし)。
 ついでに言うと、徳間ノベルズエッジの方もいつの間にか一次落ちしてました。

 まあ、いいっか。きっとジャイブでがんばれという神のお告げです。
 さあって、ジャイブの原稿がんばって書き直ししようっと。


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カノン……死亡?

2007-07-13 18:20:14 | 作家への道
 なんかきょう、カノンの二次予選をチェックしようと、カノン文庫新創刊のサイトに入ろうとしたらエラー表示が……。
 それでスタジオセロのサイトを覗いてみると、激しくいやな予感がしました。
 サイトのデザインが少し変わっていて、右の方にあったカノン文庫新創刊のサイトに飛ぶバナーがなくなってます。
 あれ? カノン創刊って、ひょっとしてなくなったことになってんの?
 いやな予感を吹き飛ばそうと、カノン文庫の公式ブログに。
 さいわいこっちには入れました。
 でもちょっとまってください。一番下のところを見てみると、とんでもないことがこっそり書かれてありました。

  “カノン文庫”

  只今原稿&イラスト募集中 (しばらく凍結)

 しばらく凍結?

 ひでえよ、カノンちゃん。こんなこと、こんなところにこっそり書いて。ちゃんと説明してよ。

 これってあれですかね?
 オープン前につぶれた?

 いや、これってしばらく凍結するだけだよね? しばらく……。
 しばらくってどれくらい?

 けっしてえらい人が「やっぱり採算合いそうにないからやめよう」とか言いだしたわけじゃないですよね?
 もしそうだったら、泣いちゃうぞ。ジグザグのトラウマがあるし。

 http://cello-kanon.at.webry.info/200705/article_1.html


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