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ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

旭岳~トムラウシ岳縦走3

2013年08月15日 | 百名山登山
7月27日(土)
ヒサゴ沼5:00---稜線6:30---北沼9:30---トムラウシ岳10:10---コマドリ沢分岐13:15---カムイ天上15:00---トムラウシ温泉17:20
今日は雨は降っていませんが、ガスです。
沼のそばの登山道が雪渓で通れないので、1つ目の雪渓の上部を横断します。
その後、2つ目の雪渓の上部へ出ようとしましたが、
やぶに阻まれて諦め、グリーンバンド下ってを雪渓下にでます。
急な雪渓をキックステップで登って行きます。
滑れば池までまっしぐら、恐ろしや~
1時間半かかってやっと縦走路にでました。


日本庭園のようなところを通ります。

しかしずっとガスッたままです。

北沼、何も見えません。


5時間かかってやっとトムラウシ山です。展望無し!


ここから7時間かかってトムラウシ温泉まで、岩場と泥の道をひたすら下りました。
数年前気象遭難で、大勢の人が亡くなった道です。
無事下山できました。今日は12時間の行程でした。


トムラウシ温泉はぬるっとしたとてもいいお湯でした。


翌日は飛行機まで時間があったので、サッポロビール園を見学、
ジンギスカンで食べてビールを飲んで、北海道を満喫しました。


トムラウシはガスでもうひとつでしたが、
縦走して北海道の山の雄大さを実感できました。
今年は例年になくお花がきれいだとか、
本当にたくさんの花にも出会えました。
また、忘れられない山がまたひとつ増えました。

旭岳~トムラウシ岳1  旭岳~トムラウシ岳2
大雪山で見たお花たち

旭岳~トムラウシ岳縦走2

2013年08月14日 | 百名山登山
7月26日(金)
コース:白雲岳テント場5:00---忠別沼8:30---忠別岳9:30---五色岳11:00---化雲岳13:30---ヒサゴ沼15:00
夜半から結構な雨が降っていて心配したけど、
出発するころには霧雨程度になっていました。
でも霧の中、黙々と歩くこと2時間、
行けども行けども、平坦な変化の無い登山道

ここが高根ヶ原、台地の右端はストンと切れ落ちています。
そしてあちこち、コマクサが満開です。
登山道にまではみ出して咲いています。


やっと忠別沼が見えてきました。その向こうに見えるのが忠別岳です。

沼の周りはエゾコザクラやチングルマが咲いてます。
木道でのんびり休憩です。


ゆっくり1時間ほど登って、今日最初のピーク忠別岳(1962m)

青空も見えてきました。
いったん下って、五色岳へ登り返します。
日が照って、蒸し暑くきつい登りです。
五色岳から化雲岳まではのんびりした湿原です。


化雲岳手前はチングルマのお花畑です。こんなに咲いているのは初めて見ました。


化雲岳1954m


明日登るトムラウシ岳


ここにもコマクサが咲いています。


長い雪渓を、ヒサゴ沼へむかって下りて行きます


沼のすぐそばのテント場は素敵なところでした。


沼の向こうに見えるのは二ペソツ山です。

隣の札幌の山岳会の人の話では、百名山に入れてもおかしくない山だそうです。
また今年のお花は特別きれいだそうです。私たちとってもラッキーです。

3日目へ

旭岳~トムラウシ縦走

2013年08月06日 | 百名山登山
2013年7月24日~28日
北海道フェリーの旅から帰ってきて1週間後、
またまた北海道の山に登ってきました。
今回はのんちゃんのたっての希望で、大雪山縦走です。
山の会のベテランと若手が一緒なので、
私でも行き倒れることはないだろうと、参加させてもらいました。

7月24日(水)
関空午前8時20分のジェットスターです。

神戸発のスカイマークに乗りたかったんだけど、午前の便が無くなって、
当日に登山口まで着かないので、行きは関空発のジェットスター、
帰りは神戸着のスカイマークになりました。
なぜか私のガスヘッドが荷物チェックにひっかかって、
ザックの中身を全部出す羽目に

この日は札幌でお昼を食べてから、
バス2時間かけてで旭川へ移動します。
タクシーで旭川温泉野営場に乗り付けます。
※バスと同料金で客引きしていたタクシーに乗りました。

タクシーから見えた旭岳、ちょっと雲がかかっています。

テントを設営ててから、駒別荘の温泉に入りに行きました。
なかなかいい湯で、さっぱりできました。

7月25日曇り夕方一時雨
コースタイム:旭岳山麓駅6:20---姿見の池7:00---旭岳9:00---北海岳11:30---白雲岳13:50---避難小屋15:00
午前6時始発のロープウェーウェーに乗ります。
下りたらもうこの絶景です。でんと旭岳が迎えてくれました。


お花もいっぱい咲いています。
エゾツガザクラ ツガザクラより背が高くて、お花が大きいです。


景色を楽しみながら登るともう金庫岩、真下に姿見の池や噴煙が望めます


金庫岩からは、すぐ頂上でした。北海道の最高峰です。


ちょっと雲が多めですが、縦走するトムラウシまでみえます。


長い雪渓を下って、間宮岳へ登り返します。
振り返ると、下った雪渓と裏からの旭岳が大きく見えます。


間宮岳、松田岳を通って、北海岳に着きました。


お鉢平は有毒ガスが出ているとか、その向こうに見えるのが北鎮岳


このころから雨がぱらついてきたので、カッパを着ます。
白雲岳までの道は、チングルマやエゾコザクラ、エゾツガサクラの
お花畑です。写真を撮りながらゆっくり散策です。
ザックが重くてかがむのはかなり息切れするので、
花の接写はパスです。

白雲岳分岐に荷物を置いて、空荷になって白雲岳往復します。
往復1時間ほどかかりましたが、なかなかの景色でした。


雲の切れ目から、旭岳が見えました。


避難小屋につくころに、本ぶりの雨になったので、
避難小屋の逃げ込み、小屋泊で1人1000円払い、
宿泊することにして、小屋の2階でスペースを確保します。
しばらくすると、雨も上がったので、人も多かったので、
テント泊に変更してもらいました。



雪渓から流れる水を汲み取ります。水は浄水器でこして飲みました。

白雲岳テント場のそばにある水場です。
水場はエゾリュウキンカが満開でした。テント場の周りもたくさんお花が咲いていました。
夜半からは雨が降り出し、翌日はぬれたテントがずっしりと重くなっていました。
持つのは男性陣ですが…

翌日へ

羊蹄山:37座目(北海道フェリーの旅2)

2013年07月30日 | 百名山登山
後方羊蹄山(しりべしやま)
2013年7月14日~15日
★羊蹄山という名が一般的だが、深田久弥は百名山で、
『後方羊蹄山(しりべしやま)』こそ日本書紀にも記載されている
歴史的な名前であると主張している。
羊蹄山は道央にそびえる独立峰で、蝦夷富士と親しまれている山です。
日帰りでも往復可能ですが、標高差が1700mもあるし、ご来光も見たいので
九合目の避難小屋1泊で、具知安コースを往復することにしました。

7月14日
コースタイム:登山口9:00---8合目---山頂---避難小屋
午前8時30分登山口に着くとすでに駐車場は満車、路肩にもずらっと車が駐車しています。
その一番後ろに車をつけて、野営場で水を補充し登山開始です。
電話で問い合わせると、水は枯れているかもしれないというので、
2リットル余分に持ったので、ザックは結構重たいです。


最初のダラダラの林歩き、その後は急登が始まります。
9合目まで展望の無いのぼりが続きます。
4合目あたりでチラッと見えてニセコアンヌプリ


9合目からは展望が開け、山頂の河口に出ます。
山頂は反対側になり、河口壁を回ります。
風が半端な無く強く飛ばされそうです。

3つの噴火河口があり、その大きさに圧倒されます。

午後2時やっと山頂制覇、百名山 座目です。


風が強かったので、岩場は避けてもと来た道を引き返し、
旧避難小屋の前通ると石楠花が群生していました。


真狩コースから避難小屋に午後4時到着します。


小屋の近くにはシラネアオイの群生がありました。


小屋はかなり混雑しそうです。外で夕食を食べているときも
午後6時だというのにまだ人が登ってきます。
満員の90人ぐらい泊ったそうです。
午後7時30分小屋の前からきれいな夕焼けが見えました。


しんどい思いをして水を持ってあがったけど
雪渓の水はまだ枯れてませんでした。


7月15日
ご来光は京極ピークあたりまで登らないと見られないそうです。
日の出は午前4時、午前2時に起きて、2時30分小屋を出発します。
小屋に泊った人のほとんどがご来光を見に登るようです。


再度山頂へ、お天気がよく快晴です。


反対コースの岩場を通って避難小屋に戻ります。
影羊蹄山みえました。手前の紫の花はイワブクロです。


避難小屋で朝食を食べてから午後7時半下山開始します。
登山口まで4時間、急な下りで足はがたがたです。
下山してからニセコの鯉川温泉旅館で入浴して疲れを取ってから
今日の宿、登別温泉、第一滝本館へ向かいます。

⇒翌日へ

*-*-*-羊蹄山で見たお花たち-*-*-*

 
オトギリソウとミヤマオダマキ

   
イチヤクソウにクルマユリ

 
イワブクロにエゾフロウ

 
シラネアオイにエゾシャクナゲ

南東北マイレージツァー(安達太良山)

2012年10月26日 | 百名山登山
 2012.10.19~21
秋のマイレージツァー2泊3日で、タマちゃんと東北の紅葉を見に行ってきました。
安達太良山と磐梯高原、そして那須岳の紅葉です。
温泉は、幕川温泉と北温泉、どちらも有名な秘湯です。

10月19日(金)
山形空港---安達太良山往復---磐梯高原幕川温泉
伊丹発7:30なので、自宅は5時に出ました。始発の地下鉄です。
山形空港でレンタカーを借りて安達太良山に向かいます。
車はエコカーのフィットでした。


安達太良エキスプレスというゴンドラに乗り込みます。
平日なので、駐車場もゴンドラも空いてます。
山麓の紅葉はまだまだでしたが…
ゴンドラからの紅葉、そして山頂駅から5分ほどの
薬師岳展望台からは、すばらしかた。

右端のプチッと出てるところが、山頂です。
山頂までは登り1時間半、下りは1時間ちょっとかかります。
山頂に近づくとすでに落葉していました。



岩の塊が安達太良山頂1700mです。


昼からの登山だったので、往復しましたが、
くろがね温泉経由でラウンドもできます。
今夜の宿は磐梯吾妻スカイラインの土湯峠近くの幕川温泉です。→温泉の様子

10月20日(土)
磐梯吾妻スカイライン--浄土平---吾妻小富士往復---磐梯高原五色沼---大河内宿---那須高原北温泉
今日は磐梯山をドライブして那須高原まで行きます。
スカイラインの紅葉が見ごろとか、
震災復興ということで無料開放されて、駐車場は満車状態です。


浄土平がスカイラインの最高点です。名前のとおり荒涼としています。


すぐ横に吾妻小富士という山があって、
ぞろぞろ人が登っているので、私たちも登ってみました。


30分ほどで山頂です。噴火口になっていて、ぐるっと一周できて、
360度の展望を楽しめます


レークラインを通って五色沼の毘沙門沼へ
磐梯山をバックにコバルトブルーの湖面が神秘的です。
紅葉はまだ色づき始めです。


前から行って見たかった大河内宿に立ち寄ります。
スケールの大きさにびっくりします。

塔のへつりに立ち寄る予定でしたが、時間がなくて
カットして那須高原へ急ぎます。
それでも北温泉についたのは、5時を過ぎて暗くなっていました。→温泉の様子

10月21日(日)のち
大丸温泉~那須岳往復~大丸旅館入浴~山形空港
今日はロープウェーで茶臼岳登山ですが、駐車場がめちゃ混んでるとか・・
朝7時に旅館を出発して、7時15分に駐車場についたのにもう満車です。
その上強風でロープウェーは運行中止です。
少し下にある大丸温泉の駐車場に止て、歩いて登ることにしました。
20分ほどで、ロープウェーの山麓駅に着きました。
ここから見上げる紅葉もみごとです。




ロープウェーが運休なので歩いて登る人がたくさんいます。
紅葉真っ盛りの朝日岳を横に見ながらの道です。


後に黒く見えるのが茶臼山です。
風速25mの強風で、時々耐風姿勢で耐えながら歩きます。


峰の茶屋からは瓦礫の道、展望は抜群です。


山頂1915mについたら、ロープウェーが動き始めています。
風がおさまってきたようです。


下りももう一度紅葉を楽しみながら、ゆっくり下山しました。


下山後、前から一度入りたかった大丸旅館の「川の湯」に日帰り入浴、
お天気に恵まれ、紅葉、温泉とも大満足、東北大ファンになりました。



御嶽山*紅葉と初冠雪*2

2012年10月10日 | 百名山登山
2012年10月7日(日)晴れのち曇り
早朝ご来光を見に摩利支天に登る予定だったけど、
安全面から傾斜のない継子岳往復してから、
三の池を回って下りることにしました。

小屋のすぐ後の飛騨頂上からもご来光が拝めるのですが、
残念ながら雲が多くてイマイチでした。


でも雷鳥の子どもが3羽みんなの前を散歩、
かわいい姿を見せてくれました。


荷物を小屋に置いて、継子岳まで散策です。
紅葉からいきなり冬景色に、


少し歩くと、四の池を見下ろせますが、ほとんど水はなく湿地です。


後に見えるのが摩利支天2959m、横の岩は修行僧が修行していた洞窟です。


山頂からは雪をかぶった乗鞍岳や穂高岳、槍ヶ岳や笠が岳も見えました。
今日が北アルプスの初雪、初冠雪のようです。


帰りはすっかりガスってしまいました。小屋で休憩してから、三の池を巡ります。
山の上のほうはガスに覆われています。三の池が見えてきました
昨日の反対側からの眺めです。池がすごく近くて大きく見えます。


三の池の水は御神水と言われていて、もちろんそのまま飲めますが
3年たっても腐らないと言われているそうです。
手をつけてはいけないとか、柄杓で水を汲みます
せっかくなので、ペットボトルに入れて持ち帰ります。


三の池から女人堂までの道は、錦の紅葉に彩られていて、
きれい!きれい!の感嘆の連続でした。










せっかくの紅葉なのでゆっくり時間をかけて下山します。
手も顔を赤く染まってしまいそうでした。
やっと昼すぐ、ロープウェー飯森駅に戻ってきました。
八合目からロープウェー飯森駅までは、登りも下りも、じゅじゅつなぎの人の列です。
今年は10年ぶりの紅葉の当たり年とか、その上初雪にまで遭遇して
ほんとにラッキーでした。

帰りは木曽温泉ホテルの茶色の濁り湯で温まり、
お蕎麦を食べて大満足の紅葉ハイクでした。

この辺りのざるぞばは2段重ねが普通のようです。
とっても美味しかった。また食べに行きたいです。

前日へ

御嶽山*紅葉と初冠雪*

2012年10月08日 | 百名山登山
2012年10月5日夜~7日
御嶽山の紅葉に、10年ぶりに行ってきました。
五の池小屋に1泊してゆっくり紅葉を楽しできました。
神戸を5日午後8時ごろ出発して、道の駅三岳で仮眠します。

10月6日(土)高曇り
早朝しっかりガスがかかってましたが、
ロープウェーで飯森駅に着いたころは、
高曇りながら、まずますの展望です。




女人堂(八合目)からの紅葉と御嶽山


登山道も真っ赤です


やっと9合目の石室山荘が見えてきました。


9合目到着


山頂小屋と田の原からの登山者、そしてクロマメノキの草紅葉


のんびり登って昼過ぎやっと山頂、すごい人です

山頂の記念写真を撮るのも順番に並ぶ。

二の池から見た山頂


二の池付近の草紅葉、真っ赤か




賽の河原-速やかに通過するべしとか…


白竜避難小屋までくると、五の池が見えてきます。
時間が遅かったので摩利支天カットして小屋に向かいます


紅葉のトラバース道、


午後3時小屋到着、今日は1つの布団に2人の超満員です。


寝る前、Mさんが「すごい雪がふってるよ」とか言うので
「疲れて幻でも見たんしゃないの」なんて言ってたら、翌日はなんと雪景色

10月連休の北アルプスは雪が降ることもめずらしくはないけど、
今回は軽アイゼンは不携帯です。

翌日へ続く

北アルプス不帰キレット

2012年09月27日 | 百名山登山
2012年9月20日(木)夜~23日(日)
女子3人で後立山不帰キレット縦走してきました。
のんちゃんと私は小屋泊りでしたが、一緒に行ったNさんは一人テントに挑戦、
真っ暗な中や、雨の中の撤収でも、一人でがんばっていました。(すごい!

9月21日 曇り時々雨
八方山荘9:00---八方池10:30---丸山ケルン12:30---唐松山荘14:00
出発前はよさそうな天気予報だったのに、朝八方のPについたらなんと雨模様です。
仕方ありません。明日の天気を信じて午前8時始発のゴンドラに乗り込みます。

雨の中、八方山荘を出発


雨は上がり八方池は見えましたが、池の向こうに見えるあるはずの山は見えません。
それにまったく紅葉していません。ちょっとがっかり!


大きなケルンが目標になります。


少し明るくなってきました。


丸山ケルンからはうっすらと不帰きレットも見えてきました。
秋の花が咲いています。なんだか楽しくなってきました。

八方尾根のお花
 

 

 

9月22日(土)晴れのち曇り
唐松山荘5:00---唐松岳5:30/6:00---不帰きレット---天狗の頭11:30---鑓温泉14:30
雨は上がったので、ご来光を見ようと午前5時に出発します。
残念ながら雲が多くご来光は見られませんでしたが、
剣岳や五竜岳、遠くは槍ヶ岳まで見ることができました。


後の見えるのは剣岳


これから縦走する不帰きレットと白馬三山方面


不帰Ⅱ峰南峰、Ⅰ峰はいつの間にか通過していました。


不帰Ⅱ峰北峰、ここからの下りが険しい。


鎖場にちょっと緊張



コルまで降りてほっと一息、振り返るとなかなかすごい!


Ⅰ峰は上りも下りも、予想外になだらか。
後は天狗の頭、

バックはⅡ峰北峰と南峰

天狗の大下りを1時間ほどかけて登り切ると
あとは草紅葉の始まったなだらか縦走路、


いいね、いいねぇと言いながら、のんびり歩く。
白馬鑓ヶ岳に登る手前の分岐で鑓温泉に下っていく。
大出原では、少し色づいたナナカマドが1本だけあったが、
今年の紅葉はかなり遅いそうな感じだ。
鑓温泉までの長い下り、以前夏に来た時は、かなり雪渓があったが、
まったく見当たらない。
やっと鑓温泉小屋が見えてきた。

鑓温泉は白濁の女性用と透明の混浴とがある。
女性用のお風呂は熱めで、よく温まって気持ちよかったが、
混浴は熱すぎて、湯船に入れないほどだった。(午後7~8時は女性専用となる)
食事も、こごみの胡麻和えや鯖の味噌煮など、なか美味しかった。
また行ってみたくなる山小屋だった。

稜線でみた花
  


ウルップソウがまだ咲いていたのにはびっくりした。

9月23日
鑓温泉5:30---猿倉9:00=八方P10:00
朝から雨、それも結構な雨でただひたすら下るだけだった。
こんなに予報が外れるなんてショックです
でもキレット縦走もできたし、展望も楽しめたからよしとしましょう!
下山後は「みみずくの湯」に入りに行ったけど、ぬるっとしたいいお湯でした。

室堂から薬師岳(その2)

2012年08月13日 | 百名山登山
8月3日(金)
コース(コースタイムは参考にならないのでカット)
五色が原山荘---鳶山2616m---越中沢乗越2356m---越中沢岳2591m----スゴノ頭2431m---スゴノ越---スゴノ越小屋
今日はアップダウンを繰り返しながら、スゴ乗越小屋までです。
午前6時出発、今日も朝から快晴です。
振り返ると立山と剣岳がお見送りしてくれています。


鳶山(とんびやま)2616m、ここが今日の最高峰ですから、
今日はかなり標高の低いところを歩きます。
越中沢乗越2356mまで急な下りを降りて、越中沢岳2591mまで登り返します。


越中沢岳山頂でコーヒーを沸かしたりして、のんびりします。


スゴノ頭で薬師岳バックに


スゴノ乗越は標高2100、激下りです。
スゴノ越小屋まで登り返して、午後3時ごろ到着です。
小屋はかなり古い建物ですが、空いていて階下は3人だけでした。
食事も天ぷらと大根の煮物で、美味しかったです。


8月4日(土)
スゴノ乗越小屋---間岳----北薬師岳2900---薬師岳2926m---薬師岳山荘---太郎平小屋
山に入って3日目、まだ山の中にいるのが何かうれしい♪
今日は2900mの薬師岳まで一気の登りです。
どんどん標高が上がって、景色がどんどんよくなっていきます。


北薬師岳も間近に迫ってきました。もう一息です。


来た薬師岳山頂、薬師岳まだ登っても、ここまで来る人は少ないようです。


薬師岳までは、結構時間がかかりました。


薬師岳山頂、人が大勢登ってきていました。

槍穂高がはっきり見えます。


後は太郎平まで一気に下るだけです。
途中薬師岳山荘でトイレに行ったら、なんと300円取るんですよ。
ちょっと高すぎませんか?
トイレを我慢して白玉アンミツ800円を食べました


太郎平は午後3時ごろ到着です。
今日は土曜日なので小屋も満員、ごったがえっています。
布団は3人で2枚だったので、まあまあなんとか眠れました。

8月5日
今日は折立まで下るだけです。
午前9時のバスに乗りたいので、朝食を弁当にしてもらって小屋を5時に出発します。

予定通り8時20分折立バス停到着です。
有峰駅では、ちょうど地鉄立山行きの電車がホームに入ってきて、
そしたらバスの運ちゃんが、「その電車止めたって!」だって(田舎はいいねぇ~)
乗り継ぎ時間0分、午前10時過ぎには立山駐車場に戻ってきました。


帰りはグランドサンピア立山で入浴、昼食つきで1600円、リッチな雰囲気でよかったです。

室堂から薬師岳(その1)

室堂から薬師岳へ(その1)

2012年08月09日 | 百名山登山
2012年8月1日(水)夜~8月5日(日)
今年の夏山はのんちゃんと2人で室堂から薬師岳まで3泊4日
小屋泊まりでのんびり歩いてきました。
アップダウンがきつく、思ったよりしんどかったけど、
4日間晴れが続き、お花もいっぱい咲いていて、
デジ亀モードで楽しい4日間でした♪
1日目8月2日(木)
室堂---室堂山---浄土山---龍王岳---獅子岳---五色が原山荘(泊)
立山ケーブルの始発は午前7時、私たちは2便の7時10分にのって、
室堂到着が8時30分でした。
冷たい立山の湧き水をハイドレーションに入れて出発。


↑ チングルマの向こうに立山ホテルと大日岳
歩き始めるとすぐ、チングルマやミヤマキンバイのお花畑
なかなか前へ進めません。
やっと室堂山、ここからは今回歩く山の全景が見渡せます。

左から、鬼岳2750m、獅子岳2741m、今夜と泊る五色が原、そして目的地の薬師岳2926mもはるか遠くに見えます。


ここから急登を30分、浄土山2831m、龍王岳2872mに登ります。

山頂からはすぐ近くに立山三山


そして剣岳と別山


遠くに槍ヶ岳も見えます


眼下には黒部湖、そして針の木岳や鹿島槍、五竜岳など後立山の山並み


鬼岳の下りでは残雪がかなり残っています


昼過ぎやっと獅子岳2741m到着「あ~しんど!」


ここからザラ峠まで一気に標高差400mほど下ります。
名前のとおりザラザラの下りで、足の疲れること!

獅子岳とザラ峠


五色が原に着きました。山荘まであと少し!
お花がいっぱい咲いていますが、もう撮る元気もありません。

午後4時10分、五色が原山荘に到着。

この山小屋は食事はもうひとつだけど、なんとお風呂があるんです。
シャワーも使えて、汗を流してさっぱりしました。
部屋は6畳に女性5人、布団も一人1枚でゆっくり眠れそうです。

つづきこちら→室堂から薬師岳(その2)

室堂~五色ヶ原で見たお花たち いっぱいありすぎてフ・・
  シナノキンバイ                    オトギリソウ
 

  チングルマ                      ツガザクラ
 

  タカネヤハズハハコ                  タテヤマリンドウ
  

  タカネシオガマ                    ハクサンフウロウ
 

  ミヤマクワガタ                    イワツメグサ
 

  イワハゼ(アカモノ)                 クロユリ
 

  ミヤマコゴメグサ                   トウヤクリンドウ
 
  
  ハクサンコザクラ                   イブキジャコウソウ