ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

劔岳

2016年08月20日 | 山のはなし
2016年8月11日夜~14日
山の会の50周年記念山行の一般コースで劔岳に登ってきました。
アルパインコースでは、本峰南壁、源次郎を登るコースで、総勢16人です。

11日は午後7時出発して、立山駅の駐車場についたのは、12日午前1時です。
もう駅前の駐車場は満車で、ちょっとしたスペースにも駐車しています。

下の河原の駐車場に入れることにしました。
翌朝午前5時10分に立山ケーブル駅に行くと、
もうすでに大勢人が切符を購入するために並んでします。
ケーブルの始発は6時ですが、切符は5時20分から販売するのです。
慌てて並んで、6時30分溌を購入します。
今年の夏で今日が一番人が多いとか・・・
16人の大荷物の団体で、別扱いされましたが、無事室堂到着。
午前7時50分には歩き始めました。
その前に全員で集合写真撮影。目的地の劔岳の山頂が見えます


大荷物集団が快晴の中歩き始めます。


立山連邦。みくりが池に映る逆さ立山がきれい!


30分ほど歩くと雷鳥荘、雷鳥平のテント場が見えます。
いったん下ってから雷鳥坂を登ります。


別山乗越まで登り2時間、荷物が重くてしんどいのに、ほとんど休憩なしです。


別山乗越で劔岳にご対面


ここからはテント場まで40分下るだけです。
テント場が見えてきました。


劔岳が目の前の最高のロケーションのテント場です


11時40分にはテント場に到着。ゆっくり整地すてテント設営します。
一人小屋泊の予定のHさんが、小屋で宿泊を断られてたと言って戻ってきました。
4人用テントで5人寝るか、ツエルトに一人寝るか・・・
お天気もよさそうなので一人ツエルトで寝てもらうことにします。
まだ午後3じですが夕食の準備を始めます。
メニューはちらし寿司とソーメン。
劔沢の雪渓からの冷たい水でソーメンを冷やしたので、よく冷えて美味しかったです。


8月13日 午前2時起床、3時15分出発します。
4時出発の予定でしたが、昨日登った人が
「4時だと大渋滞するが3時なら大丈夫。」と教えてくれたのでした。

暗い中ヘッドランプを点けて歩きます。一服劔まできましたが、まだ夜があけません。
ここでハーネスを付けましたが、暗くて四苦八苦時間がかかりました。

少し明るくなってきましたが、ガスがかかっています。


午前5時明るくなって立山に朝日がさして、山々が輝きはじまました。

ガス消えて雲海の上に出ます。


前劔は下山コースを歩いてしまって、いつの間にか通過していました。
いよいよ岩場の始まりか?渋滞です。


知らない間に下を通過していた前劔、人がいます。

鎖場を何か所か通過して、平蔵のコルに着くと、うちの会の別グループ、
アルパインチームの6人が岩場の下にとりついているのが見えました。

がんばれ~~!」と声をかけましたが、聞こえたかな??

鎖場の連続です。クライミングもしているので、みんな難なく登ってきます。


いよいよ『蟹の縦ばい』


がんばれ~~


くさり場が終わって、ガレ場を30分ほど登れば山頂です。
ここで一番高齢のHさんがちょっと息切れして遅れましたが、何とか山頂まで登ってきました。


360度の展望、北アルプスの遠くまでよく見えます。


30分ほど休憩して下山開始です。登りより下りが要注意です。
下りま『蟹の横這い』です。ここは鎖にカラビナをかけて通過。
安心感があるからか、「怖いわ!」が口癖のMさんも、
「意外と平気だわ!」と難なく通過できました。


下りのほうが危険なので、ゆっくり下ります。


クライムダウン


劔岳南鐐 真ん中あたりに小さく登っている姿うちの会のチームがが見えます。


前劔から逃れ場の下りは急で足に答えましたが、時間もあるのでゆっくり休憩しながら下ります。
ちょうど正午ごろ剣山荘に到着しました。
トイレをお借りするのに、靴を脱いで食堂でゆっくり休憩、
お昼時なのでカレーとビールで乾杯。


去年立て直したそうで、水洗トイレでシャワーもあってのきれいな小屋です。
小屋泊予定のHさんは、キャンプ場から少し遠いですが、
今日はここに泊まることにしました。

2時まえにテント場に帰って、またビールで乾杯お昼寝タイムです。
午後3時ごろアルパイン南壁チームが戻ってきました。
午後5時すぎ源次郎チームももどってきて、全員で登頂成功の祝賀かいです


8月14日
翌日は別山を登ってから、雷鳥平に下りることにします。

まだ暗いですが劔岳がくっきり見えます。


今日も快晴です。午前4時40分出発。
昨日登った劔岳の全容です。


午前5時50 別山山頂


別山からの劔岳


立山方面の縦走路


別山乗越を通過して、雷鳥平に下山。
みくりが山荘でがんばったご褒美のソフトクリーム。


のんびりしていたらアルパインチームは1時間前にバスに乗車して下山してしまったようです。


3日間いいお天気に恵まれ、劔岳に5人全員登頂でき無事下りてこれて、
本当によかったです(ホッ!)
みんな頑張りました!
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南アルプス②熊の平~塩見岳~三伏峠~鳥倉登山口

2016年08月10日 | 百名山登山
2016年8月4日 晴れのち霧のち雨
コース:熊の平4:00---北荒川岳6:50---塩見岳9:30/10:00---塩見小屋11:00---三伏小屋14:20

夕べは夜中にも雨が降っていたようです。
今日の行程はコースタイムで10時間。
朝は3時起床、朝食は食べずにお弁当にして、
午前4時真っ暗な中ヘッドランプを点けて出発します。

夕べの雨で草や木に水がついてて、カッパを着ていたのですが
ビチョビチョです。
1時間ほど樹林帯を歩きます。夜も明けてきました。
阿部新倉山、新蛇抜山とありますが、
どこがピークかわからにまま通過。
2時間ちかく展望のない樹林帯の中を歩きます。
ほとんどアップダウンのない道です。
お天気がよさそうなのに何も見えず、地中を歩いているようです
3時間近く歩いてやっと稜線に出ました。


北荒川岳からは塩見岳が素晴らしいです。だれもいないのでセルフタイマーでカシャ!


ジャコウソウ

?お花も結構咲いています。


3時間ほど歩いたとき、熊の平のテント場にいたカナダ人のカップルが後ろから追い抜いてきました。
光岳まで南アルプスをテントで縦走するそうで、すごい荷物なのに歩くのの速いこと!


あっという間に追い抜いていきました。


塩見岳の登り、縦走してきた道が見えます。

間の岳にガスがかかり始めました。
何とか山頂までお天気でいたほしいのですが

あっという間にガスってきました。


30分ほど休憩していましたが、真っ白になってしましました。


なんとか雨の降る前に小屋に入りたかったのですが、
本谷山あたりで降り、1時間ほど雨に降られました。



三伏小屋の食事も美味しかったし



なかなか居心地のいい山小屋でした。


翌日も朝は快晴だったので、昨日雨で何も見えなかった三伏山まで景色を見に行きました。
ちょうど塩見岳に日が登ってきました、


赤石岳や聖岳も遠くに見えます


三伏小屋とテント場


2時間ほどで鳥倉登山口です。


1日2本のバスが午前9時出発、松川ICまで乗って、そこから高速バスで大阪に戻りました。
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南アルプス縦走①:北岳~間の岳~熊の平

2016年08月08日 | 百名山登山
2016年8月2日(火)~5日(金)
百名山で南アルプスの間の岳と塩見岳が残っていたので
単独行で縦走して2山登ってきました。

8月1日午後10時大阪発甲府行の高速バスに乗車、
バスは半分ぐらいしか乗っていません。
関東甲信越方面は梅雨明けしたのに、天気が不安定で、
あちこち集中豪富のような雨が降っているようです。
不安な中の出発です。

8月2日(火)のち
コース:広河原9:00---二股11:20---肩の小屋13:50
バスは甲府行ですが、乗り換え時間が10分しかなかったので
1つ手前の竜王で下車して広河原行のバスに乗ることにします。
下車したのは私だけでした。駅前はコンビニもなにもありません。
1時間ほどバス停待ち、バス停で朝食を食べて朝の支度をします。
午前7時10分バスがきました。結構人が乗っています。
土日だったらいっぱいで座れないかもしれません。

午前9時出発、曇り空北岳もガスの中です。


沢沿いの樹林帯の中を登っていきます。
涼しくて歩きやすいです。
大樺沢、以前来たときは雪渓があったのに今年はほとんど残っていません。


北岳もよく見えています。思ったよりお天気がいいです。


二股のお花
  

 

ところが二股を過ぎて少し登ったあたりでガスが出てきて
雨が降り始めます。カッパを着てすぐ雨は激しくなります。
白根御池からの道と合流したあたりで、雷が2回鳴り、
稜線にいた人が引き返してきました。怖いので御池小屋に下りるとか・・

怖かったですが、私は雨の中登っていくことにします。
雨はますます激しくて、稜線はメチャ怖かったです。
小屋に着いたときはホッとしました。


全身下着までずぶぬれでした。
全部着替えてストーブで乾かします

小屋の夕食
夕食が済んだころには雨も上がり、景色が見えてきました。


仙丈ヶ岳


甲斐駒ケ岳


午前中は晴れているけど、昼からは雷雨、そして夜は晴れる。
梅雨が明けてからもずっとこんな天気だそうです。
明日はどうなるのでしょうか?

8月3日 曇り
コース:肩の小屋5:30---北岳6:20---間の岳9:20---熊の平12:30
曇り空ですが雨はすっかり上がっています。
朝食の前に小屋の前でご来光を見に出ました。
昨日見えなかった鳳凰三山


雲の上に富士山も見えます。


朝食は4時50分から食べられます。


しっかり食べて5時半には出発したのに、15分ほど登ったところで
お弁当をもらうのを忘れてきたのに気が付きます。
山頂はそこに見えてるけど、


昼無しというわけにはいかないので、取りに戻りました。
最近ほんとに物忘れがひどい・・・

20分ほどのロスしましたが、無事山頂到着。


曇り空ながら、360度の展望で、北アルプスや富士山、近くは甲斐駒や仙丈が岳、鳳凰三山もよく見えます。
これから登る間の岳


稜線の花
 

間の岳の一つ手前のピーク中白峰、この辺りでガスがでてきました。


間の岳山頂はすっかりガスの中です。


山頂で取りに戻ったお弁当を食べます。


間の岳からは農鳥岳の方に行く人か、北岳山荘に引き返す人がほとんどで、
塩見岳方面に行く人は誰もしません。
熊の平まで誰にも会いませんでした。


熊の平小屋には正午過ぎ到着、午後2時ごろからまた雷雨です。
今日は雨に合わずに小屋には入れてよかったです。


熊の平小屋の食事、豚バラの煮込み手作りで美味しかったです。


明日は行程が長いので、朝食は食べずに、午前4時に出発します。
夜のうちにお弁当ももらって、就寝しました。
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