伊吹山

2020年８月９日（日）

母を納骨している常楽納骨堂（米原）にお盆のお参りに行ってきました。
コロナで命日に行けなかったので、１年半ぶりです。

その帰りに伊吹山に行ってきました。伊吹山も１０年ぶりぐらいです。
伊吹山ドライブウェー（2900円）で山頂駐車場まで上がります。
車がいっぱい来ていてびっくりしました。
下界は35度の暑さですが、さすがにここまで登ってくると涼しい


１０年前シモツケソウで赤く染まっていた山肌は、どこにも見当たりません。
一面アカソが繁殖してしまっています。
お花畑もほとんど花がありません。

ネットと柵でしっかりと囲われた一角にシモツケソウが咲いていました。

柵の前でボランティアおじさんからを聞いたところでは、
「温暖化で下界のアカソという雑草が繁殖し、
１０年ほど前から伊吹山のシモツケソウが消えてしまったとか。
ネットの中はアカソを全部抜き耕して、シモツケソウを育てている」
という話でした。伊吹山植物ガイドを５００円で購入しました。

わずかに咲いていたお花の写真を撮りながら、１時間ほどで山頂へ




下山は東ルートで下りました。

＊＊伊吹山のお花＊＊

キオン


イワアカバナ


クガイソウ


ルリトラノオ


サラシナショウマ


イブキフウロウ


ジャコウソウ


キヌタソウ


オタカラコウ


帰りに醒ヶ井のバイカモを見に行きました。
ちょうど満開でした。




駅の駐車場が満車で、１０分ほど歩いたところの駐車場に入れたけど
バイカモに行くまでが暑くて死にそうでした。

木曽駒ケ岳

2020年８月４日（火）～５日（水）

６月コロナも終息の気配だったので、山小屋１泊で木曽駒ケ岳を企画,
ところが７月になって、再度感染拡大してきて、迷ったのですが、
せっかく企画したし、みんなも楽しみにしているので決行しました。

４日　コース：大阪8：30＝（高速バス）＝駒ケ根14：07＝（バス＋ロープウェー）＝千畳敷15：07-----宝剣山荘16：30
大阪ー駒ヶ根の高速バスは空いていて、一人ずつ窓際にゆったり座れて、楽です。
駒ヶ根インターで路線バスに乗り換えます。
しらび平からロープウェーでいきなり2600ｍまで上ります。
午後３時から登る人は少なく、バスもロープウェーも、登山道も人が少ない。


雲ちょっと多めで、山にはガスがかかっています。


満開のお花畑に感動、写真を撮りながらゆっくり上ります


八丁坂の急登も、お花を見ながらルンルンです


ちょっと遅めの午後４時３０分、宝剣山荘に到着。
夕食は５時半から。メニューはとんかつ、野菜も付いていて
山小屋の食事としては美味しいほうでした。

部屋は３階の屋根裏でしたが、パーテーションで仕切られた１２畳ほどの大部屋に
私たちで５人だけで、荷物広げ放題、好きなところに布団を敷きます。
感染対策でシュラフ持参してたので、布団の上にシュラフを敷いて、中に入って寝ました。

８月５日（水）晴れ時々曇り
コース：宝剣山荘6：10---木曽駒ケ岳7：00/7：30---濃ケ池10：00---駒飼ノ池11：20---宝剣山荘12：00/12：30---千畳敷駅13：20

ご来光が午前４時５０分頃というので、午前４時１５分に起床、
小屋の前からでは前山が邪魔になるので、５分ほど宝剣の方に登って待ちます。
真っ赤な太陽が上ってきました。


赤く染まった雲もきれいです。


戻って準備をして、５時３０分から朝食です。
小屋にいらない荷物を預けて、6時１０分出発。


登山道はほぼ私たちの貸切です。
１時間弱で木曽駒ケ岳山頂2956ｍ

遠くに北アルプス、槍ヶ岳が確認できます。

御岳山がドーンと目の前にそびえてます。


宝剣岳から空木岳への縦走路


あまりの絶景に立ち去りがたく、３０分ほど景色を楽しみます。

濃ケ池までの道は、右手に南アルプス、左手に北アルプスを望める、
気持ちのいい尾根道です。


足元にはチングルマが咲いています


写真を撮りながらのんびり歩きます


濃ケ池


駒飼の池


トラバース気味に宝剣山荘の方に向かうのですが、
最後が結構急な登りです。


宝剣山荘前でランチタイム休憩


八丁坂を下って千畳敷駅へ、


帰りに菅の台で途中下車して、「コマクサの湯」で入浴と食事してから、
高速バスで大阪に戻りました。
１泊２日でアルプスの景色と高山植物を楽しめました。

＊＊＊木曽駒ケ岳の花＊＊＊