何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

Seize the Day

2020-05-20 09:51:25 | ひとりごと
ワンコが天上界の住犬になって4年と4カ月
ろくでもないことになっているよ 下界は
そうなることをワンコは年明けから知らせてくれていたのか、
今年の一月以降のワンコのお告げ本は、
新型インフルのパンデミック本や医療崩壊を扱ったものばかりだったけど、
今月のそれはまた強烈だったよ
なにせ、新型コロナのせいで外出自粛のGW中お告げしてくれた本が、
新型?真菌のせいで五月に肺がやられて亡くなる病を描いた本だったのだから
 
でも、ワンコお勧めのもう一冊の本が、狼少女と高貴な気鬱成年の一瞬の恋を描いたものだったから、
ワンコがこれらの本で何をお告げしようとしているのか、考えてみたんだよ
 
ズバリ!、「今を生きろ!」なんだね
 
「黒い春」(山田宗樹)で強く印象に残るのは、真っ黒な粉を吐いて五月に死ぬことが確定している「黒手病」にかかりながら、いや命に期限あることが確定しているからこそ、一日一日一瞬一瞬を精一杯生きようとする女性。
「雷桜」(宇江佐真理)は、狼少女と気鬱病にとりつかれた高貴な青年(徳川家斎の17男)の 火花が散るような一瞬の恋に殉じることを描いているのだが、そんな一瞬なら’’永遠’’につながることがある、と感じさせる。
 
もうね、ワンコ
新型コロナだけでも嫌になっているのに、
そのうえワンコの名前の由来のお山あたりを震源地とする群発地震まで起こって、
滅入っているよ
 
だからこそ、Seize the Day なんだね
 
もう
一日一日一瞬一瞬を大切に生きるしかないんだね
Carpe Diem なんだね
 
頭ではそう分かっていても、なかなか難しいけれど、頑張ってみるよ
ワンコ
ところでさ、
ワンコのお山あたりの地震は、お山が今も元気に成長しているからなんだって、
新型コロナのせいで休業されているところに、頻発する地震で、大変だと思うけれど、
その穂高の麓から素敵なお品が届いたよ
         
 
ワンコのお山を描いた「氷壁」(井上靖)の舞台となった「氷壁の宿 徳澤園」の「おうちで上高地」で注文したお品が届いたんだよ
徳澤園のカレーとソフトクリームは、穂高や槍から下山する時の大事な鼻先の人参なのは知っているだろう
夏には売り切れてしまってるから買えなかった「No Mountain No Life」TシャツのNavyや ハチミツなどを注文したら、
徳澤園135周年の枡をプレゼントしてくださったんだよ
こんなことさえなければ、盛大に135周年をお祝いされただろうと思うと、
心が痛むよ
 
でも、この事態が収束したら、
井上靖氏が「穂高の月」のなかで、日本一美しいと書いた、徳澤から明神までの道をまた一緒に歩こうね
ワンコ
時よ止まれ!と願いながら歩く
徳澤から明神までの、道
 
Seize the Day