得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・天神様とハナミズキ。

2009-04-30 17:16:29 | Weblog
蔵の街・喜多方から、天神様ですが、本日は天神人形は出てきません。
画像の花はハナミズキです。盛りを過ぎたようです。ごらんのようにまだ植栽されて何年も経っていないとおもいと思います。まだ若い木ですが10年~20年後には立派なハナミズキの街路樹に育つとおもいます。 場所は市内の東桜ガ丘の通りです。道路の左右、東と西に5~600mでしょうか120本ぐらい在ります。一本一本に札が付いてナンバーが付き寄贈者でしょうか植栽者でしゅか名前が記入してあります。このあたりは新しく出来た街です。一見のどかな田舎町の風景です。

画像を写した場所が田付川に架かる「天神大橋」と言います。そして突き当たりは田畑ですが下天神と呼んでいました。だから昔はこのあたりに天神様の社があり祀ッて有ったものです。今はそれらしき跡も見えません.橋の橋名版に天神大橋と残るのみになりました。住所の地名も新しく東桜ヶ丘となったので、住んでる人々も天神様が在った場所だとは知らないと思います。 後日又元の天神様の場所を探してみます。
昔は、と言っても私が子供の頃は画像の場所は田んぼと畑でした。そして雑木林がありました。区画整地や都市開発で新しい街が出来今は住宅地に変わっています。
先のほうが北になり山が直ぐ近くに見えますが霞んでいて写っていません。

明日から5月に入りゴールデンウィーク本番です。本日も街なかはかなり賑わっていました。ふれあい通り・・小田付蔵通りともに車も人も増えています。
連休中はいろんな催も有り誰でも楽しめる蔵の街喜多方にしようと町じゅうで準備をしてお待ちしてます。
市内に5ヶ所ある観光案内所にまず寄ってみてください。各種パンフレットが揃い案内と最新情報を得る事が出きると思います。

私も明日は、ふれあい通り中ほどの「蔵の町案内所」に居ます、案内所でお逢いしましょう。

喜多方発・天神様の蔵めぐり。三次人形。

2009-04-29 17:24:07 | Weblog
蔵の街・喜多方から、「昭和の日」は晴天に恵まれました。街には連休を待ちかねたお客様が大勢散策してます。本日も家族連れと小グループの方が多いようでした。車も多かったのですが、バイクのツーリングの方が京浜地区からかなり入っていました。

私は本日も天神様の蔵めぐりです、ふれあい通りの中ほど、蔵の町案内所の向かい側、真壁家の天神様が本日から展示され公開されています。
町一番の天神様のコレクターでもあり又、天神様・菅原道真の研究をされている学者でもある真壁家の天神様はどれを観ても一見の価値ある逸品揃いです。
張り子人形の会津の天神さまをはじめ全国の天神様が勢揃いしています。
高さ、幅ともに70~80センチの巨大な木像の天神様から親指大の天神様まで数十種類の天神様が展示して在ります。
その中から本日は素晴らしい色合いの「三次人形」を選びます。喜多方市内の展示品の中にも幾つかは三次人形が在りますが数は少ないです。

三次人形 ご存知のように広島県三次市の伝統的な工芸品です。粘土を原料とした土人形です。
広島県北部でも三月の初節句に子供の誕生の喜びと成長への願いをこめて、男子、女子共に三次人形を贈る風習があるそうです。
粘土を型にはめ成形し素焼きで焼き上げ彩色と、にかわの塗布を行い光沢をだすそうです。画像をご覧下さい。光り輝いています。展示品の中で一番輝いていたのがこの三次人形でした。そして座り天神と立ち天神が揃っています。是非真壁家の天神様をご覧になってください。
天神様の蔵めぐりはまだ続きます。 本日の観光客の方もパンフを持って天神様めぐりをしている方が結構いました。そして「家の方では三月の節句に天神様を飾ります」と言うお客様が何人かおりました。会津地方でも桃の節句に天神様を飾る所もあり喜多方でもお雛様と天神様を並べて飾る家も多いようです。

街なか情報を少し、小田付き、南町に喜多の直売市場・「ろくさい」六斎が再開しました。近郊農家の方が採りたての野菜類や農産品を持ってきます。まだ本日は品薄でしたが明日からは種類も品も豊富に入るそうです。築200年余の蔵の中での営業です。「観るだけでも良いから寄ってくなんしょ」と係りの女性の方が言ってました。 ろくさい市場です。

もう一つ、次はラーメン店です、懐かしい名の店が再開しました。「大三元」です。場所は東桜ヵ丘通り北の方です。新しい店です(新築)。味噌ラーメンがお勧めですと書いてあったので味噌ラーメンを食してきました。美味しかったです。

喜多方発・猫の天神様も座っています。

2009-04-28 16:58:16 | Weblog
蔵の街・喜多方から、天候が回復してきました。午後から街なかえ出ました。中学生さんが大勢各グループで散策してます。そして一般の方々も大勢見えてます。
やはり大型の連休のはじまりです。明日になればさらに人出が増えることでしょう。

本日も天神様の蔵めぐりです。昨日の髭の天神様は大勢の方に見ていただきました。もうチョットで、あと20~30名でランク入りとゆうところでしたが、とどきませんでした。

この頃お陰さまで時々ランク入りしてます。gooブログは10000位までランクが発表になります、毎日112万件のブログが投稿されますが先日「得さんのページ」は8000位にランク入りしました。100万件のうちの8000位ですから大変ありがたいことだと思っています。皆さんのお陰です。

本日の天神様はJR喜多方駅前です。甲斐商店の天神様です。甲冑と天神様を並べて展示してある店が多いのですが両方並べると本日の画像のようになります。
よくご覧になってください。あいだに猫の天神様も座ってます。これは近くの木之本漆器店で造っている桐の粉てびねりの天神様です。天神様の後ろの屏風は昔の戦の絵が描かれているのですが、兵士が数百名細かく描かれて昔の藩の旗印が描かれています。何の戦いとは記してませんがなにやら由緒ありそうな屏風です。画家の署名があります。狩野なにやらとありました。 駅前の甲斐商店です。喜多方のお土産は全部揃うお店です。

駅前大通りのすぐそばに菅原神社があり道真公・天神様を祀ってあります。市内では一番大きな菅原神社です。天満公園が在り市内でも桜の名所で知られています。
神社一帯の住所が天満前と表示されます。漆器屋さんの多い所です天神様も各店舗で飾って在りますので、散策がてらに寄ってみて下さい。

喜多方発・立派な髭の天神様。

2009-04-27 15:55:29 | Weblog
蔵の街・喜多方から、会津天神様の蔵めぐりです。本日の画像をご覧下さい。
立派な髭の天神様に逢いました。それにしても凄い髭です。展示品の掛け軸や絵には殆ど道真公は立派な髭を蓄えてますが、会津天神様の張り子の人形には髭は有りません。すました美顔のお顔です。どうしてこうなったのでしょう? 

衣装着の天神様人形です。「ヘアーサロン やまもと」さんの店頭ショウウィンドーに飾って在ります。小田付エリアの職人の街通りとも呼ばれています。生糸の生産が盛んな頃は喜多方のシルクロードとも呼ばれたそうそうです。
その昔喜多方には絹糸の製糸工場が栄えた時期が有ったのです。現在は有りません。天神様の蔵めぐり、この頃天候も不順でまだ半分も観てませんが今の所 髭の天神様 はヘアーサロンやまもとさんのところだけです。
小田付き南町へ、蔵通りへ散策を兼ねてご覧になって下さい。
人形は、やまもとさん がご近所の松崎さんから提供され借用しているそうです。
それにしても立派な天神様です。よく観るとまだ若くて掛け軸や絵で見るほど歳をとっていません。

蔵の街・喜多方は本日も弱い雨が降り続き寒い一日でした。高い山や裏磐梯では小雪ではないでしょうか? 明日以降天候は回復するそうです。
桜は終わりましたが、桜の次にはすぐに ハナミズキ (花水木)です。市内の東桜ヶ丘の通りには街路樹として数十本が植えられています。今見頃を迎えました。白に・淡いピンク・に赤味かかった・のや数種類あります。
桜を超える勢いで今植栽されているのが ハナミズキ のようです。たしか北アメリカの花です。東桜が丘の街路樹近いうちに画像いれます。

喜多方発・西四ッ谷駐車場、建屋落成。(手洗い所)

2009-04-26 16:27:50 | Weblog
蔵の街・喜多方から、連休を前に車でお出でになるお客様の玄関口の一つである。市営、西四ッ谷観光有料駐車場に新しい トイレ が完成しました。
雨の降る中、オープニングセレモニーが行われました。本日の画像がそれです。真っ白の蔵造りの建屋これが「お手洗い」です。蔵の街・喜多方ならではの「厠蔵」です。

右側が新しい西四ッ谷観光案内所です。セレモニーの準備中に大型の観光バスが入ってきました。すかさず、案内所の女性の係員が「こうもり傘」を両手にいっぱい抱えて走って行き、お迎えしてました。 雨の日の為に喜多方では案内所の他に市内数十ヵ所に「おもてなしの傘」を準備しています。 その傘は「おもてなす」の絵柄のワッペンの在る店にどこで借りても返しても良いのです。お客様に大変好評です。

画像の蔵の部分が全部トイレです。中央部は入るとベビーベットが準備してありオムツの交換もできます。バリアフリーですし、全てが新しい設備を導入してありますので、どなたでも安心して利用出来るととおもいます。 今までの設備では大変ご不便をおかけしました。

本日の喜多方は一日中小雨が降り続きました。肌寒い一日です。 でも街なかは大勢のお客様で賑わいました。家族連れや小グループの方が多いようです。
遠い所からお出でになってます。山口県の方が天地人・米沢へと言ってました。岩手や秋田からも、京浜地区の方も勿論大勢見えてます。隣接県は何時も大勢見えてますが、県内で いわき からのお客様が増えたように感じます。

本日は「会津天神様の蔵めぐり」は休みます。
話題は変わりますが、 先日何時も私が書いている、瓜生岩子とアメ横についてのコメントが入っています。岩子とアメ横の由来についてですが、
東京・上野駅前のアメ横です。アメ横の名称と発祥の云われは、喜多方が生んだ、明治の偉人、慈善事業に生涯をかけた、瓜生岩子によるものだと、熱塩温泉、山形屋(岩子の母の実家)の大女将が言ってます。明治24年に東京養育院に頼まれ上京します。明治27年ごろに下谷根岸に居り、芋飴や飴粕の利用普及活動を行い、貧困者に改良あめ粕利用法、さつまいもの澱粉による水あめ製造を案出しその機械を貸与、その方法を印刷して広めました。生業への活動の一つだったのですが、その活動の場所が今の上野駅前のアメ横だったという訳です。それでアメ横という名になったと言う事ですが、・・私も今度上京したら、アメ横さんで聞いて調べて来ます。宿題を頂きありがとうございました。

喜多方発・天神様の勢揃い・旅館俵屋。

2009-04-25 14:52:09 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日も会津天神様の蔵めぐりです。
朝から弱い雨が降り続いていますが、少し雨脚が強くなってきました。肌寒い一日です。木々の緑は是で一段と色濃くなってくるでしょう。
明日の天気予報も弱い雨とでています。 週末を迎え、 イヤ・ゴールデンウィークを迎えます。早く天候回復してもらいたいです。

素晴らしい天神様の勢揃いに出会いました。「旅館俵屋」さんです。本日の画像をご覧下さい。玄関ホールに展示してあります。 どうぞ声を掛けて上にあがって見せて頂きましょう。全部で6体の人形です。中ほどが張り子の会津天神様で、両側に衣装の人形で会津天神様です。頭、顔の型はほどんど変わりません。
左側の人形に吉徳太光でしたか、人形店の名が出てました。右側の人形も台座の漆蒔絵に全く同じ鶴の絵が描かれているので同じ吉徳人形でしょう。
左側一体は少し大柄ですが、あとの人形はほぼ同じサイズに揃えてあります。
年代は聞きませんでしたが、お一人の為に同時期に贈られたそうです。兄弟や親戚の多い方は人形も増えます。 この人形を観ていて感じるのは贈り手側の皆さんの気持ちです。人形のサイズを揃えてあります。これは贈りてさんが皆さんで相談をして、このぐらいのサイズにしようと決めたのではないでしょうか?イヤ偶然でしょうか、俵屋さん余計な事考えてごめんなさい。
旅館俵屋はレキミチ(歴史的みちすじ)に在ります。お店の紹介に、旅の我が家・観光とビジネスの拠点として御利用ください。と記して在ります。向かい側が喜多の華酒造場です。此方にも素晴らしい天神様が飾って在ります。

連休を前に市営駐車場の一つ、西四ッ谷観光有料駐車場の新しい建屋が完成しました。蔵の街喜多方ですので、見た目は蔵造りになってます。観光案内所と広々としたお手洗いが完成しました。広い駐車場にデンと蔵が建ってます、観光客の皆さんビックリすると思います。明日、4月26日に完成・落成式が行われます。私も行ってカメラに収め皆さんに紹介したいと思っています。

どうぞこの連休・喜多方へお揃いでお出でください。蔵の街・喜多方には4000棟余りの蔵が点在してます。その多くは今も生活の場として活用されています。
歴史文化の街です。 アスパラの出荷がはじまりました。県内一の産地です。
それではまた、明日お逢いしましょう。

喜多方発・天神様の蔵めぐり-4

2009-04-24 16:19:32 | Weblog
蔵の街・喜多方から、天神様の蔵めぐりです。張り子の人形天神様(菅原道真公)と共に展示するのが、武具甲冑の類です。店によっては兜だけ展示してある所もありました。
都会での五月の節句は、今では団地サイズの鯉のぼりと、鎧、兜が多いようです。

会津地方ではまず天神様を飾ってから脇に鎧や兜を並べます。
本日の天神様の蔵めぐりは、市内一丁目交差点角の「アイヅプロパン」(株)様の
ショールームに展示してある、鎧兜です。脇に張り子の大きな天神様が座ってます。本日の画像には鎧兜の方にしました。今回の展示品の中でも特に目を引く素晴らしい美術・工芸品と言えるでしょう。素晴らしい甲冑です。30年程前に会社の会長さん宅で男子が誕生したお祝いに購入され贈られたそうです。後ろの屏風もセットです。是も金屏風に素晴らしい絵が描かれてます。
広くて明るいショールームにはガス器具等も展示してありますが、入り口に近い所で表からも見えるように飾って在ります。
どうぞ、お声を掛けて店内でゆっくりとご覧になってください。今回のお勧めの逸品です。

街を歩くとあち、こちに鯉のぼりも揚がってます。 今は河川敷などにロープに結わえて多くの鯉のぼりを吹流しする所が増えたようですが、喜多方でも昨年は塩川町の日橋川で行ってました。本年も数十匹の鯉のぼりが泳ぐことでしょう。

本日街を歩いていたら、あるお店で、たいへん面白い質問にあいました。天神様の数え方は何ですか? と言う事です。ある人が一匹、二匹と覚えていて、又そう教わったそうです。それでおもわず 「エッ!」と答えました。
天神様は人形です、わたしはこのブログで一体、二体と数えていますが、そこで、すぐに行ってきました。街なかの人形屋さんです。何時もお世話になっている
「マルヤ玩具店」です。天神様も販売してます。ご主人に聞いてみましたら
「一匹、二匹は聞いたことないなー」とのことやはり一体、二体なそうです。

明日も天神さまの続きです。天神様の勢揃いから、素晴らしい髭の天神さまもいました、順に紹介します。ご期待ください。


喜多方発・会津天神様の蔵めぐり-3

2009-04-23 17:58:13 | Weblog
蔵の街・喜多方から、会津天神様の蔵めぐり-3です。
蔵のまち喜多方は、まちじゅうがぎゃらりーです。第3回会津天神様の蔵めぐり・
期間 4月17日(金)~5月10日(日) パンフレットにこう謳ってあります。

今回の参加店・施設は63店舗ですが、まだ準備中の店もあるようです。パンフに其々の店の紹介や天神様の由来などが書いてあるのでそれを参考にして天神様めぐりをしてください。

本日の天神様は「ぎゃらりー喫茶・きりん」さんの店内に展示してある天神様です、昨日も書きましたがこのサイズの差を見てくださいこれほどの差があります。新しい天神様が巨大になって来るようです。前列二体の人形は全く同じ系統ですが顔をよく観ていただくと目の周りが、ほんのりと紅いろです、人によってはほろ酔い天神などと呼んでいます。ぎゃらりー喫茶きりんさんには人形の他に天神様に因んだ絵や色紙、武具などいろんな品々が並んでいます。
「きりん」小田付エリア・市内西四ツ谷259 ℡0241-23-3949
きりんでは通年に渡り絵画・写真・その他の展示を行っています。

天神様でなく、武具・甲冑の類も同時に展示してあります、素晴らしい品がありますので明日は武具を紹介しましょう。

喜多方発・会津天神様の蔵めぐり-2

2009-04-22 16:56:02 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日は会津天神様の蔵めぐりです。ごらんの様に型も大きさも色合いも違う張り子の天神様が勢揃いです。よく観ると頭も顔の表現も皆違うのです。見比べながら歩いていると実に楽しみです。
本日の天神様の勢揃いは市内寺町の大和川酒造・北方風土館に展示してある天神様です。お客様を案内して観てきました。

天神様は、制作の年代によっても顔の形表情が変わってきます。人形それぞれに展示してある店の、家の、歴史が刻まれています。この人形は祖父が誕生した時の、是は私が誕生したときのと言う様にです。
古い物は江戸時代の人形もあります。本日の画像には8体の人形が在りますから。何代かに渡る歴史が刻まれています。近年かなり大きな人形が出回るようになりました。其々の時代の流行の顔型があったようです。色合いも赤が一般的ですが、青いのや黒っぽいのもあります。
張り子ではなく、雛めぐり・のときの内裏雛同様に衣装を着た天神様が増えてきました。是は人形の久月・吉徳・東月・などで会津天神様が制作されるようになったからだと思います。

材料の素材もいろいろあるようですので、明日も天神様を続けます。

先日、このブログで紹介した作品展・・・「心守歌」こもりうたのように・・・が大盛況です。 内藤宣子さんの作品展ですが、「ぎゃらりー やまがた」です。本日、観光ガイドでお客様を蔵めぐり案内した後で、ぎゃらりーへ寄ってきたのですが大勢のお客様で賑わっていました。ぎゃらりー主の山形氏が「これほど評判になった作品展は久しぶりです」。と語ってました。初日のオープン前からぎゃらりーの前には大勢の方がみえたそうです。
作品展は次の日曜日・4月26日まで・開催されています。10:00~17:30(最終日は4:00まで)ぎゃらりー山形は市内・押切南です。℡0241-22-3047
先日のブログの絵は鯨にお地蔵様でしたが、路傍の石に彩色されたお地蔵様や小動物などが100点余り。ほのぼのとして、見る人の心に安らぎをもたらす作品揃いです。20点ほどの絵画の半数に売約済みのマークが付いてました。彩色した小物の石もお地蔵さんが多いのですが身近に置いて楽しめると、買い求めて行くお客様が大勢おられました。 観るだけでも楽しい作品展だと思います。是非子供さん達にも観ていただきたいとおもいます。 入場無料です。

喜多方発・樹齢800年銀杏、芽吹く・長床。

2009-04-21 15:09:06 | Weblog
蔵の街・喜多方から、曇りがちで風が吹いています。市内いたる所で花吹雪です。
どうやら今年の桜も終わりに近づきました。
先日 長床のしだれ桜を挿入したのですが、再度入れようと思ってましたが行けませんでした。 本日時間が有ったので行ってみましたがしだれ桜は散ったあとでした。

替わりにご覧下さい、樹齢800年余の銀杏の大木が三日見ぬ間にもう芽吹いていました。新緑には一歩手前ですが、淡い緑がとてもきれいです。この画像で観てもいかに大木かがよく判るとおもいます。 この右手が参道ですが、カメラを持った方が大勢いました。大木の芽吹きを上まで写すと長床が入らなくなるので根元の部分を写しました。

奥の建造物が新宮熊野神社の拝殿 「長床」ながとこ(国重要文化財) です。私のブログに一番多く出てくる建物です。これが周りの景色と相まって素晴らしい景観を生むのです。四季折々と言いますが、 新緑から~盛夏~秋の紅葉(黄葉)冬の雪景色、 どれをとっても素晴らしい絵になります。
そして、長床の上にあがり、千年の精気を胸一杯吸い込むと、いにしえ人に元気を貰えるような気になります。

長床の上山に階段を登って 熊野三社・本宮・新宮・那智を祀ってあります。
1089年頃の造営といわれます。

一昨日、お客様と訪れた佐原十郎は、それから100年後に(1189)源頼朝により会津四郡を与えられて領主となった人です。長床も衰退、再興をくりかえしますが、慶長の大地震では(1611年)神社仏閣ことごとく倒壊するとあります。1614年には蒲生忠郷が社殿を再建し、その後も松平家の寄進等により修復が度々行われています。

長床の規模は・間口27M余り・奥行き12M余り・44本の柱が有名です。
新緑を迎える長床へ是非訪れてください。 宝物殿には国重要文化財である、「銅鉢」どうばつ・をはじめ、木造文殊菩薩騎獅像や多くの文化財が展示して在ります。