得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・花 見どころまっぷ改訂します。

2011-01-31 20:43:13 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

本日は投稿時間が遅くなりました。 当地では三七日(みなのか)の歌詠みと言います。
歌詠みが終わって先ほど帰宅したところです、今夜も冷え込んでます。雪がちらついています。

喜多方市観光交流課発行の市内各地の四季おりおりの花を収録した花まっぷがあります。
Kitakata flower Map 喜多方の花 見どころまっぷ

全市内の花を収録してあるまっぷで良く出来ています。
今回パンフを新しく作り変えます、と言うことで、2月3日に花でもてなす観光資源発掘・調査検討委員会が開かれます。

私も参加して皆さんと一緒に考えて、提案をしてくる予定です。
最初に揚げられるのが喜多方市の花 ひめさゆり、です。かれんなピンクのヒメサユリです。熱塩加納町の宮川地区の群生地は山一面にひめさゆりが咲きます、
数万本に2~3本だけ咲く白い花を見つけに毎年期間中は日参しています。(5月下旬~6月上旬)


塩川町、御殿場公園の花しょうぶと桜、そして美しい四季が楽しめます。

市内、街なかでも、先日画像挿入してある、しだれ桜、や花しょうぶ、ユリの木、
して個人の庭園にいろんな花が咲き乱れています。




個人の庭園はマップに掲載は難しいでしょうか?了解を得て是非掲載したい庭園があるのですが、皆さんに聞いてみましょう。

明日はそれらの花マップの準備をしようと思います。

遅くなったので今夜はこれで締めます。


喜多方発・アッ! 割れた。雪で窓ガラスが割れる。

2011-01-30 17:16:52 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

本日も真冬日の一日でした。昨夜は又、新雪が約30cmも積もりました。

もう、本当に雪はたくさんですが、

我が家の小屋の屋根から落ちた雪が、ついに窓ガラスを直撃しました。ガラス窓が一枚割れてしまいました。屋根の斜面の雪は何時でも落ちてしまうのですが一番上の棟の部分の雪が大きな塊となって残っていました。その雪が落下してガラスを直撃したようです。

例年此処まで積雪は有りません。2枚目の画像が小屋の後ろ側です、頭を出しているのは物干し竿の柱です。

そして、庭に積み上げた雪です。この雪を毎日少しづつスノーダンプに積んで30m~40m先の畑まで運びます。後からあとから降り続くので全然減りません。

2月に入ると雪も落ち着くそうですが、節分、立春、を迎えます。


昨日、街からの帰り道にもう店頭にお雛様を飾って在る店をみつけました。
駅前通りのクリーニング屋さんです。
ひなの蔵めぐりは2月13日からはじまります。どうぞご期待下さい。

蔵のまち喜多方冬まつり。 冬の喜多方は魅力満載 「本物」の美味しさを求めて。

今朝の地方紙に2011、喜多方そばフェスタのお知らせが紙面いっぱいに掲載されています。 2月12日(土)~13日(日) 押切川公園体育館特設会場です。

喜多方市の8ヶ所のそばの会が参加しますが、「その全てを食べてみたい」とそんなお客様の声に応えるべく、半盛りそばのプレミアムチケットを販売するそうでう。価格は2000円で(9枚セット)当日会場で14:30~の1日50セット限定販売です。どうぞご期待下さい。当日券1食500円です。

喜多方発・満福寺山門。

2011-01-29 15:02:53 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

まったく気温が上がらず寒い寒い一日です。

昼前に街へ行って来ました、土曜日と言うことで、ガイドマップを持って散策しているお客様が結構みうけられました。

ツアーの大型バスも何台か駐車しています。皆さん時間があまり無いのでと言いながら急ぎ足です。

本日の画像は久しぶりに市内、小田付に在る真言宗、山号を龍宝山・満福寺の山門です。

永享元年(1429)の開基です。南町をいつも散策します、満福寺は北町です。
夏期ですと頑張って此処まで散策するのですが、冬季はなかなか此処まで来る事はありません。二枚目の画像の松の木の向こうに本堂があるのですが、松の木でよくみえないようです。

小田付地区では、明治18年に大火がありお寺の全堂宇が焼失したそうです。
現在の山門、本堂、庫裏などは大正時代の落成なそうです。

墓地には戊辰戦争の際の西軍戦死者の墓や、旧会津藩士日向家の墓などが在ることで知れれています。

昨日は蔵の窓について見ていただきましたが、窓にはまだまだ沢山あるのですが、
2枚だけご覧下さい。



倉庫蔵、商品蔵で多いのが鉄板の窓板です。この内側にも、室内側に引き戸などが付くのですが、明治時代の建造の商品蔵にも多く使われています。

そして、現代では、ご覧の様に、サッシのガラス窓です。利便性から言って,住みかっての良いのはやはりガラス窓です、蔵に住んでいる方の多くはこのように改造しています。
そして、エアコンなどを入れることにより、蔵に狂いが生じて来るそうです。
天井板の漆がエアコンを使うようになって全部剥がれ落ちたと言う人も居ます。

蔵にも自然環境の急激な変化は良くないようです。暖冷房・照明・機密性の人工的な改造などは
本来の蔵の持つ機能性から蔵自体に拒否される事が在ります。蔵と良く相談して蔵に聞いてみてください。

本日は何時もの投稿時間と違います。
隣組では、この時期に新年会を開催します。これから参加するので早い時間の投稿とします。

喜多方発・蔵、窓も種々あります。

2011-01-28 17:44:43 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

昨日は蔵の外壁、地上部を見ていただきました。腰壁です。

本日は上の方を見てください、喜多方の蔵は使用目的別の種類が多いのも特徴ですが、
窓にもそれぞれ用途別にいろんな窓が在ります。用途だけでなく建築構造上、この様な窓になったのもあるようですが、ご覧下さい。

蔵は開口部は出入り口を除いてはなるべく少なく小さくなっているようです。殆んど窓の無い蔵もあります。

両開きの窓、観音開きの窓です。一般的な窓です。上の画像の観音開きの扉は開けた状態でも3ヶ所の窓の扉の段切がお互いに隣の窓の段切にピッタリと合うよう様に出来ています。
ふれあい通り松本屋さんの二階の窓です。

2番目の画像は黒漆喰の観音開きの窓、甲斐本家店蔵です。

3番目の画像、一般的な観音開きの窓です。内側の段の溝に扉の段切がぴったりと嵌るように出来ています。土戸又は裏白戸です。画像の左側が内戸(雌戸)右側が外戸(雄戸)になります。
ごらんの様に窓には必ず鉄格子が取り付けられます。これは防犯と防火の対策です。



片開きの窓、縦長の窓や、四角の窓、採光や用途によって大きさや形が違うようです。この内側に格子戸、引き戸、障子戸などが付き三重構造が多いようです。



そして、引き戸です。(片引きの土戸で漆喰仕上げです)厚さがありかなりの重量になるのでレールが付き車付きのもあります。



大きな酒蔵の南面の窓です。3ヶ所の引き戸ですが、おそらく採光の為ではないでしょうかこの蔵は長さが10間ありますが、中間部に小さい窓が一ヶ所しか有りません。
昭和初期の建造です。

まだまだいろんな窓があります。
長くなってきました、本日はこの位で終わります。

蔵っていろんな観かたがあるものです。

喜多方発・蔵を守る腰壁。

2011-01-27 17:54:29 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

蔵の壁を雪や雨から守るのが腰壁です。

蔵の壁、漆喰は雨に打たれたり、この様な大雪に埋もれたりすると劣化が進みます。

それで殆んどの蔵の壁には地上から約1m余の高さまで腰壁部分を防護する為の処置が施されています。

最も一般的なのが腰下見板張りです。



蔵の壁だけではなく、この様に白漆喰の塀囲いなどにも腰下見板張りがつかわれます。


丈夫で更に耐水性に優れている材料として使用されているのが、
腰レンガ積みやタイル張りになります。
なまこ壁の腰壁もあります。腰洗い出しやブロック等、

現在では新建材や金属板張りなどもあるようです、こうして雪深い蔵のまちの壁をまもる大切な腰壁になっています。

街なかを散策しながらいろんな腰壁を見て歩くのもおもしろいものです。

一番上の画像は、いつ見ても素晴らしいロケーションです。
雪に映えるふれあい通り中程の冠木薬店の座敷蔵とチャボヒバです。


喜多方発・会津大仏阿弥陀如来座像。

2011-01-26 17:05:59 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、

昼前は久しぶりの晴天で、雪が眩しく光っていました。
天気が良いとまぶしくて目がやけます、晴天の時はサングラスがお勧めです。

午後からは曇り空で気温も下がってきました。

本日もお客さまを案内して、連日画像を挿入している上三宮町へ、ご覧のとおり雪の願成寺です、JTB仙台からのご一行様です。バスは赤い色の・みちのく観光・バスです。

蔵のまちを散策、喜多方ラーメンを食してから会津大仏、願成寺へ向かいます。
小田付き蔵通りで、先日から何度も画像を挿入している、斎藤清の版画「会津の冬」
喜多方の構図その1~その2を街なかで案内しました。

本日の画像がご本尊の阿弥陀如来座像です。
通称・会津大仏高さが2,4m余、上品下生(じょうぼんげしょう)の来迎相、
二重蓮台の上に結跏趺座(けっかふざ)あづらをかいたような座り方をしています。

(国・重要文化財)この両脇に右側が観音菩薩・左に勢至菩薩です。
大きな舟形光背です。小さな千体仏を化仏として光背中にあらわす「千仏光背」を背負います、よく拝見すると欠けている部分があります。先の大戦で檀家の方々の出征兵士にお守りとして無事帰還を祈り授けたが還らぬ人々がいました。その部分が欠けています。

ご本尊様にカメラを向ける事は遠慮してくれと言われているので、本日の画像はパンフからの引用、借用です。

三尊ともに寄木造りで鎌倉時代の作とされています。光背の千体仏は自分と家族、それに連なる過去現在未来のつながり、宇宙観をあらわすそうです。

阿弥陀如来は極楽に往生したいと願っている人々を救いに来る仏で、来迎印、人の死に際して極楽から阿弥陀如来が迎えに来るときの姿なそうです。



まだまだ雪深い願成寺です。足元をご覧下さい、本日のお客様は防寒靴を履いている方が多かったです。雪の中の拝顔でした、大変お疲れさまでした。

喜多方発・雪・踏み俵をご存知ですか?。

2011-01-25 17:44:53 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、

前に一度紹介した事がありますが、踏み俵です。

昔は、(半世紀前)~今でも使う人が居ると思いますが、

雪が降ると、今みたいに除雪車などの無い時代です。この踏み俵を履いて通路になる場所の雪を踏み固めました。何度も何度も深い雪の中を往復して踏み固めて通学路などは生徒さんたちが歩けるように成るまで踏み固めたものです。

各家庭で、集落で、朝早くから総出で道付けをした覚えがあります。
踏み俵に長靴を履いて両足を入れると膝の上まであります。俵の上の綱をしっかり左右の手で持ち上げて足を進めます、慣れないとなかなか上手く行きません、こうして雪を踏み固めたものです。踏み俵は各家庭の必需品でした。

今は家庭用の除雪機が大活躍です、これはほとんど雪を吸い込んで吹き飛ばす方式です。
広い場所でないと使用できません。家庭用で一番多いのは散水式でしょうか、駐車場などでは皆さん使っているようです。

除雪の方法も時代と共に進化してきたようです、先日画像挿入してある無散水方式の道路や歩道など、そして家屋の屋根や庭にも電気式のヒーターを設置してある家庭もあります。


昨日、画像挿入した雪の願成寺です、ごらんの様に歩道だけはきれいに除雪が済み歩けるようになりました。


2月に入ると例年、蔵のまち、喜多方の「ひなの蔵めぐり」がはじまります、
本年は冬まつりに合わせて2月13日~はじまるそうです、どうぞご期待ください、パンフ届き次第詳細をお知らせ致します。今回も多くの参加、展示、店があるそうです。


喜多方発・雪の願成寺境内。

2011-01-24 17:47:13 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

どんよりと曇った一日です、又雪が降りそうな空模様でした。

なぜ? 毎日雪ばっかり挿入するのでしょうか?

会津地方は雪国です、そして蔵のまち、喜多方にもこれだけの積雪があります。

明後日1月26日(水)は私の当番でお客さまをお迎えして、タイトルの願成寺に訪れます、ご本尊様の会津大仏・阿弥陀如来座像を拝顔します。画像の雪は一週間前の雪ですがここを通らないと阿弥陀堂には行けません。

それで、毎週雪道用の防寒靴を履いて、または長いブーツを履いてと記しています。

前日までに随行員の方から、TELが入りますが、そのときは皆さんもう出発した後です。お客様の中には普通の短靴(革靴)でお出でになる方が数名います、革靴が雪道では一番滑りやすいようです。ブーツでもファションを重要し、おしゃれようですと雪道には合いません。先日は10cm以上高いハイヒールの若い女性の方がいました。

車道や歩道のは雪はほとんど有りませんが、一歩路地に入るとまだまだ雪が残ります。
どうか皆さんも冬の雪道は格好よりも安全第一でおいでください。

明後日のお客様には先日画像挿入した 斎藤清の版画「会津の冬」・喜多方の構図を時間があれば案内したいと思っています。

喜多方の冬景色コース、「旅市」も是非お勧めコースです、JR「みどりの窓口」でお問い合わせください。


喜多方発・皆さん屋根の上です。

2011-01-23 17:54:01 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

雪は小康状態です、晴れ間を活用して街なかではあちこちでご覧の様に屋根の雪降ろし作業中です。多い所では1m近い雪が積もっています。

又いつ降りだすか判りません、今まで積もった雪を降ろしている家が多いようです。
瓦屋根や雪止めを付けてある屋根はこうして高い所へあがり屋根の雪を降ろします。
下にも作業員が居るので数人がかりの仕事になります。



日曜日の蔵のまちは、家族連れ等のお客様が大勢散策していました。
皆さんこれ程雪が多いとは思わなかったと言ってます、

街の人々に聞いてみたら、この位の雪は数年毎に降っているようです。
なかでも豪雪は昭和56年なそうです。暮れから降りだした雪は列車も車も止めて大変だったそうです。それ以前ですと38豪雪とか言ってました。昭和38年なそうです。
昔は今のような除雪車は無くて、街なかの路地は雪を踏み固めた上を歩くので本当に二階の高さか屋根の高さの所を歩いたそうです。

今は車社会ですから朝起きて4、50cmの雪が積もっていると車を出せなくて皆さんは一刻も早く除雪車の到着を待ちます。幹線道路は散水や除雪作業で24h大丈夫ですが路地に入るとなかなか大変です。

暦の上ではもう直ぐ節分、立春です。 春も近づいてきました。

喜多方発・会津北方の、暖簾(のれん)

2011-01-22 17:43:10 | Weblog



蔵のまち、喜多方から、

雪は降らず晴れ間を利用して、街じゅうで除雪作業です。

土曜日の街なかは観光客の皆さんが散策しています、カメラを持って盛んに雪景色を写しているお客様もいました。

大型の観光バスが入りお客様方が各自お目当ての喜多方ラーメン店へ急ぎます。

暖簾というと塩川町が暖簾の町ですが、市内にもごらんの様にいろんな暖簾がさがっています。上の画像は何れも会津北方と書いてあります。
ふれあい通りの山中煎餅本舗・たまりせんべいの手焼体験ができます。5枚で300円
明治初期建造の店蔵です。

だがし と染め抜かれた鳴海屋、駄菓子、御豆糖と書いてあります。昔ながらの駄菓子つくりの体験ができます。




こちらは小田付き蔵通り、南町のモーツアルトの酒蔵・くらしっく・蔵粋、小原酒造創業享保弐年(1717)と書いてあります。

そして向い側の金忠・創業天保年間(1830~43)の味噌醤油の醸造元です。暖簾に大きな味噌醤油の樽です。店舗の壁にも大きな樽があります。金忠とは金沢屋忠蔵さんです。
暖簾のさがっている店は老舗の店が多いようです、何れも当主は十何代目です。

まだまだたくさんありますが順次紹介します、
一番上の杉玉は先日斎藤清の版画の構図を挿入した、大和川酒造の入口にある注連縄(しめなわ)が飾ってある杉球です。


本日はレンガ蔵の若喜商店で屋根の雪降ろし作業中でした。街じゅう至る所で屋根の雪おろし作業中です。