




蔵のまち、喜多方から、
一日中雨が降っています。 寒さは感じません。
庭の柿の葉が落葉して果実がきれいに見えます、本年も沢山実を付けました。甘柿ですが収穫には未だ早そうです。 畑では、白菜と、大根が青々と育っています。
昨日高郷町を巡ってきましたが至る所で、会津身しらず柿の収穫をしていました。
美蔵(びっくら)紀行 太古のロマン溢れる高郷町へ 2 です。
昨日、円満寺を見てもらいましたが、鐘楼です。銅鐘が市の重要文化財に指定されています。建造物としても歴史を感じるものがあります。 寺の開基が昨日も記しましたが室町期1508年約500年前です。 境内にある本堂横の観音堂の建物も古いようでした。私は柱、庇、屋根に目が行きます。柱の上のこの組み物は珍しいと思います。
画像 中程の本堂は、改築です。観音堂の庇を柱を、屋根を今度ゆっくり観に行ってきます。






昨日も画像挿入した、高郷町西羽賀集落です、街道筋の街並みが今も残っています。
いろんな蔵が並び集落内で約40棟もの蔵が在ります。腰壁にも珍しい壁が有りました。
腰洗出しにご覧のように螺鈿の様な装飾を施した贅沢な腰壁があります。

蔵の内を見学させていただいた家の母屋から蔵座敷へ通じる黒漆喰の観音開きのドアです。





大谷古墳・・歴史は古く弥生時代後期には栄えていたと出土品から伺われるそうです。
地区は越後裏街道として物資運送の拠点として繁栄しました。近年環境が改善されて古墳の周りにはゲンジボタルが群生し季節には周辺は幻想的な美しさに輝いているそうです。
川井橋、川井集落の渡し場、昭和47年(1972)橋が架かるまでは渡し船が唯一の交通手段でした。村中で大変苦労をしたであろう話をうかがいました。対岸まで約200mあるそうです、この場所が阿賀川に只見川の合流地点でもあります。
阿賀川舟運と越後裏街道の歴史を訪ねる6時間のツアーでした。