言葉は難しい。
こういう場面でこういうことが言えればいいのになぁ、なんて経験をすることがよくある。
人を傷つける言葉、人に元気を与える言葉、人を楽しくさせる言葉、怒らせる言葉、悲しませる言葉、褒める言葉、言葉にはいろんな種類のものがある。
場面場面でそういう適切な言葉が言えればいいのだが、それが思うように言えないことが多い、我ながらボキャブラリーの無さに情けなさを覚える。
人生の半分以上も過ごしてきた今、それなりの言葉が言えないのは恥ずかしさも感じる。
元気の無い人に元気を、弱っている人に強くなれる、不安を抱いている人に、不安を解消させるような、そんな言葉が発せられれば、と思うのだが、得てして逆の言葉を発してしまうことも。
子どもの頃から無口だったためか、あるいはくだらない話ばかりしてきたせいか、肝心な時にそういう言葉が思い浮かばないことも。
沈黙は金、とか言うのはある意味自分のような人間にもいえるのだろうか
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