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ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

ふきのとう味噌

2008年01月19日 09時11分47秒 | 食に関して

 先日、夫が近所のスーパーで、安売りしていたふきのとうを買ってきました。2パックがテープでくくられて100円だたかな、誰も買ってくれなくて悪くなりかけてしまった春の訪れのふきのとうでした。普段は1パック298円とかで売っているものですから、それはそれはわたしもびっくり・・。で、どうするのかと聞いたら、以前作った「ふきのとう味噌」をまた作ってほしいとのこと・・・。うーーん、どうやったかな、と思ってネットで調べてみたら、どうもそれじゃないよというのばかりでした。というのも、ふきのとうを下茹でするものばかりだったのです。私が作ったのはどうも違う・・。
 今度は別の部屋の料理の本が置いてある場所であちこち調べてみると、やっとありました!いまはASAが持ってきてくれなくなった土井善晴さんの「おかずのクッキング」の2005年3月号でした。
 それは、生のまま、ふきのとうをみじん切りにして油で炒め、さらに味噌を加えて炒め、最後にさとうをいれて炒めて仕上げるものでした。これを作ると、手がアクで真っ黒になるのです。それで、一度は薄手のビニールの手袋を使ったのですが、どうも包丁でビニールを切ってしまいそうで・・。今度はまた素手で挑戦!
 出来上がったらすぐにちびちびと燗酒の肴にして食べ始めるので、もったいないからとさっさとしまいました。でも、おいしいですね。日本酒に最高!
 こう寒いと、本当に燗酒ばかり飲んでしまいます。
 昔、亡父と夫と3人で、冬の京都に行ったことがあります(桂離宮の見学を申し込んだので)。余りに寒くて、昼間っから父は燗酒を飲んで、それでも耐えられない!と、日程を残して東京に先に帰ってしまったんです。京都の寒さは半端じゃないですものね・・・。今年は東京も厳しい寒さ、たまりません・・・。手指が寒さでかじかんで、何もできません。効果があるかわからないけれど、貼るカイロを背中に貼ってみました。うー、さむっ・・・。


ターンテーブルでLPを

2008年01月17日 18時48分07秒 | 日常

 今日、夫が休みで、先日家に届いたターンテーブルを、2階でBOSEにつなげていた壊れたターンテーブルに使っていたイコライザーを持ってきてアンプとつなげ、説明書を見てなんだかとても調整が難しい(ターンテーブル)とぼやいていましたが、やっとLPをかけることができました。
 最初、シューベルトの「死と乙女」をかけたんですが、雑音がひどく、LPのよさもふっとぶくらいの、まるで私のカルテットが演奏しているみたい、と思ったのですが、その後、夫がアースをいじりなおして、今度はフォークのジャンルに入るのか?「ペンタングル」を聴いたら、それはもう素晴らしくいい音でした!
 イコライザーとかアンプとか、私にはまったく理解できないのですが、最初の「死と乙女」のときは、LPはもう昔のようには聞けなくて、たぶん、イコライザーとかいうのは、アナログをデジタルにしてしまう、つまり音を薄っぺらにしてしまうものかと思ってしまいました。

 今、モニカ・ハジェットのヴァイオリンを聴いていますが、やっぱり、CDとはちょっと違うような気がします。

 LPはいいですね!

 ところで、今夜のハヤシライス、早くとりかからないとお夜食になっちゃうけれど、大丈夫かな?昨日、退職願を出して夫はふっきれたようで、これからはバイトになったつもりで残りの仕事を気楽にやっていくと言っていました。その実、あまり変わらないのでは?とも思うのは私だけかな・・・。バイトに失礼ですよね。

 


動物園を救おう!

2008年01月15日 17時09分36秒 | 社会

 今朝のNHKニュースで、旭山動物園が経営が厳しくてたいへんだと放送していました。というのも、年間3億円の援助が旭川市からあったのが、3年前から財政難でストップされ、それで園内で必死に節約しているとのことでした。でも、いろんな工夫で節約しても限度があります。3年前からそんなことになっているという事情は、今朝はじめて知りました。当然、入園料を値上げしてもいいはずですし、このところの原油高は動物園内の動物たちへの影響もあるはずです。暖房費やえさ代など、どんどん高騰しているはず・・。
 大好きなアメリカのゴア元副大統領は、ノーベル平和賞を受賞しました。地球温暖化を、いままでまったく興味がなかった人たちへも広めて自覚させたことによるものです。そして、それは何より、人類のやっていることに、ほかの生態系がとんでもないことに巻き込まれてしまっていることもあるのです。だからこそ、これからの動物園への課題は大きい。その動物園が、運営に窮しているとしたら、人類としてそれはもう、地球の生態系へのさらなる罪作りにほかならないのです。

 どうか、動物好きの方を初め、地球温暖化に少しでも目を向けている人たちに、旭山動物園を始め、日本国内の動物園(正直、どこも大変なのです!)への支援をお願いします!

 日本一の入園数を誇る旭山動物園のこの窮状を少しでも助けていただけないでしょうか、よろしくお願いします。大好きな動物たちに愛の手を!


湯たんぽ

2008年01月15日 16時02分31秒 | 日常

 このところとても寒いので、猫にポリ湯たんぽを持っていっていました。
 今日も午後、持って行こうとしたら、けっこう日が当たってきたので、台所に置きっぱなしにしていました。だったら自分で使おうと、ダイニングテーブルの椅子の上において座っていたんです。あったかいなーとしばらくそうしてから、立ち上がって、なんだかお尻が重いぞーっと思ったら、なんとお湯が漏れてきていたんです。あー、情けない!

 私のお尻も当然、お湯でぐっしょり、さらに椅子のクッションまで・・・。たまりませんよ。まさか、湯たんぽの荷重限度があるとは気がつきませんでした。

 昼下がり、じたばた一人で大騒動・・・。まったく冴えない自分にあきれてしまいました。ま、湯たんぽに乗っかる人なんかいませんものね、とほほ・・・。

 あたたかかったお尻が急に冷えて、なんだか寒気もしてきました。風邪かなーーー?


NHK「あしたをつかめ」特集

2008年01月14日 10時30分59秒 | 芸能スポーツ

 たまたま、NHKでこの番組を見ていて、感動してしまいました。祝成人特集でした。
 仕事に就いた若者を番組で放送し、その後を追ったものでしたが、なかなか面白かったです。3年~5年も経つと、その仕事ではもうベテランになっていたり、また転職していたりと、その人の人生が垣間見られるのです。そして、放送するというのを承諾するということは、割といい職場なんじゃないかと思えるのですが、どうでしょうか?
 一番、興味を持ったのは、京都老舗割烹「菊乃井」の村田吉宏さんの元で修業している杉本君という若者。5年の辛く厳しい修業のあと、別の店に移るか考え、料理長に退職の意思を伝えた後、大将村田氏から呼び出しがあって話をしたのですが、京都の和食の重鎮吉田氏の言葉には重みがあるし、本当に優しくていい指導者だと思いました。そうです、村田氏いわく、今の若者って、どうも先を焦りすぎている。小さなところでまとまってしまうけれど、目指すところはもっと遠くに大きなものを持てというような意見で、まだ1、2年はここで修業して学んでからのほうがいい、いつかは独立して店を構えられると思うからって。そして、今そうしても、簡単に稼げるほど世の中は甘くないとのこと。
 きつい修業時代に、杉本君の同僚は次々と辞めて、ついに独りだけになったときもあるそうです。でも、そこを歯を食いしばってがんばってきた。
 逆に言えば、これだけ情報の多い今の社会で、我慢することができない若者が増えたってことかもしれません。

 でも、最初の放送で彼が造って失敗したまかない料理、先輩たちはけっこうぼろくそに言っていましたが、彼は今先輩となり、後輩に指導している姿は、優しかったなー。

 ほかのジャンルの若者のときも、後輩ができると、その世話で自分の成長していく様が見られました。そのとおりですね。

 「菊乃井」で今も修業している杉本君、きっといつか、自分の個性を生かした素敵な店を構えられると思います。その店には、私でも行かれるといいけれど・・・、がんばってね!そうそう、まだまだ学ぶことはあるはず。書道も茶道も、今後のためには勉強したほうがいいもの。つまりは日本の文化を背負っているんだから。応援してます。成人の日に、いい番組を見ました。

 みんな悩んで成長していくものです。


見つけました、ポターの本

2008年01月12日 20時07分19秒 | 読書

 今日見た映画「ミス・ポター」が素敵だったので、たしか父が持っていたはずの彼女の絵の本を探してみました。高尾の実家から気に入った本だけ、こちらに一緒に引っ越してきたはずですが、あれから10年、思っていた場所になくて閉口しました。そしてなんと、猫缶並べていた裏にそれがあったのでした。というより、本棚の一番下に、猫缶並べていただけなんですけれど、物を手前に置けば当然、後ろが隠れてしまいますし、それを何重にもしていたら、なかなか見つからないものです。
 でも、私が覚えていたこの本が、箱入りだったとはびっくりです。

 なつかしいです。でも、中身は英文です、困った・・。とりあえず、辞書を片手に読むことにします。父はこの本を、神田の古書店で買ったんだと思います。映画の中でも出てきましたが、彼女はデッサンがすばらしく、動物を生き生きと描いていました。それがこの本に収まっているから、うれしいです!


ついにリストラ!

2008年01月12日 14時57分35秒 | 日常

 夫はついに、職場のごたごたで退職させられることになりました。もとはといえば、会社内の横領が原因だったはずなのに、内部の犯行のはずなのに加害者が罰せられないで、被害者が退職に追い込まれたんです。あの職場はいまも泥棒を放置したままってことですよね。すさんだ職場は横領事件が多発中。果ては、責任を人に押し付け、新しい校舎が4月に開校し、そのためにたくさん入社させたから代わりに辞めてくれって。
 よぼよぼ老害の経営者は看護婦付きで職場復帰し、さらなる横暴をふるうのです。世も末ですね。というより、あの大手予備校が、末期症状なのです。
 高校から集めたお金があわないと、足りない分は職員に補填させ、余った分は横領する気かと学校に入金させる、まさに横暴そのもの。出張費も1泊4千円なんていまどきありえないし・・・。退職か地方へ転勤かと詰め寄られたら、退職を選ばざるを得ないでしょう。本当に、許せない職場です。

 夫は失業中、ということになる現実。ちゃんと受け止められるか、不安です。

 うー、寒さが身にしみますね。とほほ。


ミス・ポター

2008年01月12日 14時47分53秒 | 映画

 今日は寒かったので、家にいても灯油を無駄に消費してしまうからと、見たかった映画を下高井戸シネマに見に行きました。それは、ピーター・ラビットの作者ベアトリクス・ポターの映画「ミス・ポター」です。雨の中、ギリギリに行ったので、チケットと傘を入れるビニール袋もらって、片手では処理できず、ロビーでうろうろしてしまいました。連休の初日ということもあって、いつもより館内は人がたくさん・・・。私は一番後ろの席に荷物を置いて、トイレに行ってから飲み物は諦め、すぐに席に着きました。一番後ろの列は初めてでしたが、とても眺めがよくて、映画の大自然も思いっきり堪能できました。
 そして、割と好きなピーターラビットの誕生の様子や、彼女の自立心と親との葛藤、イギリスの当時の上流階級のしきたりへの抵抗など、感情移入して一緒になってみていました。彼女が結婚への抵抗をしめして親には手慰み程度にしか思われていなかった絵本作家としての自立を目指し、その一歩を一緒に歩んだ出版社の男性との恋、そして別れ、もう涙、涙でした。運命は本当に残酷です。最初に出版社に行ったときのあの兄弟と同じ兄弟とは思えない恋人のノーマン、彼が死んでしまうなんて、あんまりじゃあないでしょうか・・・・。でも、彼の死後もたぶん、ちと冷たい感じの彼の兄弟が後を引き継いで彼女の本をずっと出版してくれたってことなんですよね。
 彼女がナショナルトラストという自然保護運動に携わっていたのはなんとなく聞きかじりで知っていました。自然を残すことがどんなに大事か、地球温暖化が問題になっている今、それは一番の重要課題になっていることですよね。
 彼女のかわいい動物たちはスケッチの中で時々、動き出します。それがなんともかわいくて・・・。行きづらいロンドンを離れたのは正解でした。そして、最初にちと冷たい兄弟のどちらかに、ウサギがジャケット着ていると馬鹿にされたピーターラビットは、いまも子供たちのアイドルなんですから、うれしいじゃあありませんか。たぶん、画家を目指していた父親譲りの絵の才能が、彼女の人生を羽ばたかせてくれたんです。あの時代は、女性が自立して生きることがどんなにむずかしかったことでしょう。
 父の本に確か、彼女の本があったはず・・・。辞書を片手に読んでみようかな(読めるかな?)。心が温まる、いい映画でした。寒い中、行ってよかった。
 ところで、入り口でもたもたしていた例の一件、映画の終了後にロビーに出ると、忘れ物の場内アナウンスで呼び出されてしまったのです。なんと、会員カードをロビーで落していたのでした。親切な方が受付に届けてくださって、助かりました。


ランチの女王

2008年01月10日 16時06分29秒 | 日常

 食べ物に弱い私は、ついつい何度でも再放送を見てしまいます。この「ランチの女王」も何度見たことか・・・。
 皿に盛られた料理のおいしそうなこと、そして、本当においしそうに食べていて、こちらも涎が出てしまいます。たまらないドラマです。

 思い出すのは、原宿でOLしていた頃のレストラン。この、キッチンマカロニのように、家族経営でやっていた「キッチンヤエ」。あの店内をどうしても思い浮かべてしまいます。ドラマと違い、本当にそっくりな兄弟と親たちでやっていて、素敵でした。私はよくカウンターで厨房を覗き、彼らの手際のよい調理を見るのが大好きだったんです。

 変わらない味、確かにあると思います。世の中には、儲けなんか関係なく、地道に黙々と働いている人たちがたくさんいるんです。特に料理は、食べる人の喜ぶ顔を見るだけで幸せという調理人が多いもの!本当に、そうだと思う。丸ビルやらなんやら、箱物ビルで値段をかさ上げして、えらそうに振舞って高級そうにみせている、ミシュランだかなんだかしゅらんが、そんなものさしでは計れないおいしさがあるんです。

 地上げ屋であの近辺は、更地が多くなりました。同じ頃、代々木の夫の実家も、借地権を売って千葉の外房に引っ越しました。

 その後にできたあの地域がいいとは私は思わない。商店街の小さなレストランが生き残れない現実なんて、私は認めない・・・。
 こつこつと地道に働いてそれが幸せなのに、日本はどこに行ってしまうのでしょうか?バブルの反省もきちんとしないまま、また別のことをしようとしている。東京オリンピックをもう一度?ジョーダンじゃない!

 庶民の幸せを守れなくて、何が首都なんだい!

 本当においしいものって、やたら高いものじゃないし、身近なものなんだよね。ああ、私もハンバーグ作りたい!

 キッチンヤエ、私は忘れないから。


日本ビクターに送ります

2008年01月10日 12時44分55秒 | 日常

 クレーマーとなった私に、メーカーからお返事をいただき、水戸市にあるメーカーまで送料着払いでVHSビデオテープを送ることになりました。可能ならば別のテープに移して送ってくれるとのこと、期待に胸が膨らみます(うそ、貧乳でした、相変わらず)。

 早い対応は、消費者に好まれます。その先はどうなるにしろ・・・。乞うご期待というところですね。ぜひ、のだめ後半が見られるよう、願うばかりです。

そうそう、クレーマーといえば、昔、ダスティン・ホフマン主演の映画「クレイマー・クレイマー」という素晴らしい作品がありましたっけ。あのときの離婚する奥さん役、メリル・ストリープだったんですよ。そして、あの映画で使われた曲はなんとヴィヴァルディのマンドリン協奏曲。いい曲です。もしかしたら、来年の室内楽発表会に演奏することになるかもしれないのです。うれしいですね。

 さー、がんばって、せっせと説明を書いてメーカーに不良テープを送りましょう!