ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

救命病棟24時

2009年08月12日 09時02分00秒 | 芸能スポーツ

 専業主婦のときに(今もそうですが、学校通っていると見られないもの)、フジテレビのαチャンネルという午後の再放送枠をよく見ていました。その中で、好きなのがこの医療ドラマ。今も、関東での震災時をテーマにした再放送があります。そしてこのドラマの第4シリーズが昨日、始まりました。テレビ嫌いな夫10時からのNHKの海軍反省会のドキュメンタリーを見たいといっていたので、それまでという約束で一緒に見ました。

 医療事務を勉強し始めてから、この医療という世界がどんなに複雑でまるでバベルの塔のような印象を受けました。私たち患者は、負担が多いと思っている一方で、病院側も点数が取れないという現実、一体誰が得をしているのかわからない、摩訶不思議な世界でした。医療事務者の待遇の悪さに呆れましたが、本当はその先に、医者や看護師たちの過重労働と劣悪な待遇、そして何かというと医療ミスと訴えられる現実があります。睡眠をほとんど取れないまま患者を診ることがミスにつながるのなら、どうして改善できないのか?国の政策にも問題があるはずです。

 助かることが大変な世界にあって、何かというとミスだと訴える、そんなことは私はいいとは思えないです。

 生きることが大変だという、もっとも当たり前なことをもっと考えませんか?

 救命救急がどれだけ大変なことか、わかってもらうにはこういうドラマを作るしかないのかもしれません。医療は仁術です。いい人たちのままでいてくれる医療を、どうか作ってください。

 本当に重篤な患者を運ぶために救急車があるのに、とんでもない身勝手なことで呼ぶ人たちがいるらしいです。先日、テレビのCMで知り、驚愕しました。

 人間がどんどんと傲慢になっていくこの社会、イヤですね。常識をきちんと学び、モラルを持って生活していきましょう。当たり前のことを当たり前にしていきましょう。

 

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進藤と牟田口廉也がかぶって見える (都筑てんが)
2009-08-13 06:15:16
○月○日、外科医であった進藤一生は、自らが立てさせた会見所に医師たちを集め、泣きながら次のように訓示した。

「諸君、医局長は、ヒポクラテスの誓いに背き夜間救急を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って救急搬送を勝手に断りよった。これが病院か。病院は空床がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査機器がない、やれ薬剤がない、機材がないなどは救急を放棄する理由にならぬ。MRIがなかったらCTがあるじゃないか。CTがなくなれば、XPでいくんじゃ。XPもなくなったら足で蹴って反応を見い。足もやられたら口で噛みついてJCSを確かめい。当直医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる・・・」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、立っていることができない医師たちは次々と倒れた。

…。
……。
………。

こんな事になりそうで怖いです。

周りの力量やキャパシティを考えずに、進藤があまりにもワンマンすぎる気が…。
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厳しい現実ですね (黒二毛(管理人))
2009-08-22 07:51:05
都筑てんがさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。

たしかに進藤はワンマンですが、理想でも
あるのでは?
医療事務目指す人間としては、救命病院には
きっと「進藤」がいるにちがいない?!と
ときめいているのですが・・・。
返信する

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