今日は朝10時半からずっと、ピティナピアノコンペティション2020セミファイナルの様子をユーチューブのライブ配信で聞いていました。今までだって、すごかったのに、今度は7人から4人に絞られるのです。みな、本当に素晴らしい演奏で、私はどこをミスしたかなんて、ぜんぜんわかりませんでした。一番若い人が高校1年かな、すごい演奏でした。今回落ちた3人だって、本当によかったのに・・・。それでも、私が応援していた谷君(高校2年)が残ってくれて、よかった~。ロシア愛がすごいのです。ということで、決勝は21日金曜日の16時半からサントリーホールで、オーケストラとピアノ協奏曲の演奏です、それも4人中3人がラフマニノフ3番!もちろん、ライブ配信します。今月は、もっぱらこのピアノコンクールに夢中です。ショパンが嫌いだったけれど、考え変わりそうです。それと、やはり、モーツァルトは本当に難しい。譜面上は簡単だからこそ、音楽性が問われる。
彼らはどれだけ努力してきたのでしょうか。どれだけ、練習してきたのでしょうか?ここまで来るには、本当に音楽が好きだからこそ、来れたんだと思います。
美術も音楽も、正直に言えば、本当にお金がかかる教育ですよね。音大を出たからって、留学したからって、だれもがプロになれるわけじゃないし、子どものころからつぎ込んだお金を回収できるわけでもない。でも、本来は、音楽が好きなら、どの子も学ぶチャンスがあっていいことだと思います。日本はそういう機会を子供たちに与えているのでしょうか?教育の格差が問題になってから、医者にしろ、画家にしろ、音楽家にしろ、払ってきた教育費を取り戻せる社会にはなっていないと思います。それでも好きだから続けるのでしょうか・・・。