先日、読書好きな義母のために1冊の本を買いました。彼女は動物が大好きだからです。病室に旭山動物園の本まであるんですもの。それに、大事な猫2匹私が預かっているし(やんちゃすぎで大迷惑!)。
その本は、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」という、アメリカ人ジャーナリストが書いた本です。私は大原に行く途中、1/3まで読みましたが、義母に渡し、彼女はよほど面白かったのでしょう、次に会ったときに「読んじゃったわよ」と返してきました。そして私は続きを読んだのですが、昨日の大原の帰り、特急電車の中で最後の部分を読み、涙があふれ、さらには鼻水までたらし、もう読み進めることが出来ないほどにぐしゃぐしゃになってしまいました。ペットが老いるという現実をここまでリアルに書いた本は、いままであまりなかったような気がします。たまらなくて、大泣きに泣きました。義母もこの部分も読んだとしたら、傷つかなかっただろうかと気になって・・。
たまらなく面白くそして悲しく、もう無茶苦茶な本です!読書でこんなに泣いたことはなかった。あの、カズオ・イシグロ「私をはなさないで」以上でした。この本の著者は私と同じ年、そしてこの本は早川書房。ううーーん、さすが?!著者のサイトはこちらです。
動物を飼うことの素晴らしさを教えてくれるこの本、本当に素敵ですよ。猫好きでも、この本はたまらないです。やんちゃ猫が暴れて部屋をひどくするのも、マーリーに比べたらまだまだましなのかも。私も我慢しましょう。
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