日本は戦後、会社本位の政策をしてきたツケが、いまの格差社会となって現れているのではないでしょうか。
未だにグローバル化を謳っている自民党の常識を疑ってしまいます。グローバル化なら、本来、同じ労働に対する均一賃金をグローバルに決めてしまうのが一番じゃないでしょうか。散々リストラをすすめて、国内の工場を廃止して安い労働力の海外に工場進出、さらに下請けに支払いをケチり、社員や関係会社の賃金を出来る限り減らしておいての好景気、それがどんな意味があるのでしょう。勝ち組のグループだけが富を独占して、弱者を奴隷のように搾取する、そんなのは、いつの時代も変らないシステムなんじゃないでしょうか。
格差をなくす、すべての人が、安心して暮らせる、そうなってこそ、少子化も改善されるんだと思います。
景気がいいなんて、信じられませんね。夫はある予備校の職員ですが、給料はどんどん下がり、ボーナスも1ヶ月を切りました。職場の人間の心がすさみ、内部では横領などが横行しているようです。それでも、被害者に弁済させるというひどい状況、絶対に許せません。おそらく、他の業種でも、こういう状況は多いのではないでしょうか?ただ、会社組織だけが利益を得て、一人一人の国民に格差が生まれている、こんな状況はいいわけないでしょう。国は、国民の生活を向上させるのが大事なはず。弱者へのしわ寄せばかりで、勝ち組は富をむさぼる一方。最低の国じゃないの?
ワークシェアリングを普及させ、パート労働も正社員化し、すべての人たちが仕事を得て、休みやすい職場を作り、子育てに男性も参加し、「法人税を増税する」、それくらいのこと、してくださいよ。
外国資本が入ってきたら、いくら会社を優遇しても、結局は日本のためにならないんじゃないの?吸収合併されて切り売りされる。培ってきた伝統をめちゃくちゃにされる、日本は拝金主義によって解体されるんじゃないかしらね。
日本は核をもたない、戦争をしない、そして老後を安心して暮らせる、そんな国であってほしいです。
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私は何も、社会主義国のように、原則、横並びの社会がいいとは言っていません。もちろん、努力が報われる世の中であってほしいです。でも、現状では、騙して金儲けるのが悪いのかという、ひどい世の中じゃありませんか?それと、いくら働いてもよくならないワーキングプアも問題でしょう。国は、格差を減らす努力をしてほしいと思います。実際、50になる女性に、どんな仕事がありますか?
汗をかかないで巨万の富を得ることが成功だと思っている風潮に、異議を唱えたいんです。
再チャレンジしなくともよい社会、誰もがいつも幸せである社会が理想と思います。
勝ち負けをやって、そして負け組を作って「負けてもいいよ、再チャレンジできるから」なんて、やはりいびつな社会と思います。昔から言われなくても、日本人ならみんなチャレンジしてきました。
「負けるから努力しなさい」なんて子供にはとても言えない。私に言えるのはせいぜい「もっとよくなるから」
格差をつくればもっといい社会が出来る、そんないい加減なことを私はいいたくない、raccyさん。
「勝ち負けがあるから、いびつな社会」なんて一言も言ってませんよ。「努力による格差は資本主義社会がもたらした結果であり」というのはどなたの理解でしょうか?格差は社会主義社会においてもっともひどかったと思います。
社会という普遍的なことを論じる時には相手の言う真意を理解しようと勤め、その後で自己の主張をする。曲解して主張すれば揚げ足取りになる、また品格がない卑しい論議になる。気を付けようと思っています。