なんとなく、つい見てしまうドラマ「長閑の庭」。大学の教授と教え子の40歳も違う年の差の恋愛ドラマです。
誰にも必ず訪れる老い、でもだからといって、恋愛をあきらめる必要はあるのか?恋愛はそもそも、激しくなくてはならないわけじゃないし、若いころの恋愛と、また老いての恋愛もあってもいいんじゃないか?と思うのです。老いらくの恋は悪いなんて、決めつけてはいけませんよ。60過ぎた教授の心の内も、わかるような気がします。
なんといっても、私は大学に入ってすぐに、16歳年上の既婚の助教授に恋をしてしまいましたから。当然、見向きもしてもらえませんでしたが、それでもかまわず、好きでしたよ。
ひとに心がある限り、恋愛をするものだと思います。それが危険なものになるか、人生を豊かにしてくれるかは運命次第なのでしょう。人は傷ついてこそ、深みを増すものですから、逃げることはないのです。でも、ストーカーはダメ。束縛するのはだめです。恋愛も結婚も、相手を束縛してはいけません。お互いに相手を尊重してこその結婚や恋愛なんですから。
とはいえ、結婚も恋愛も、相当なエネルギーが必要なので、もう私にはそんな余力がありません。先のことはわからないけどね。