元駐イラン大使の駒野欣一氏が在任中の2012年10月に、女性職員に公邸でセクハラ行為をしたとのこと。彼女は上司に訴えたのに、「忘れて休め」と言われたり、外務省に訴えても何もしてくれなかったそうです。そして今の外務大臣河野太郎氏は、「常に彼女に寄り添っていた」と発言しましたが、現実はまるで逆でした。
なぜ、男性は無神経にセクハラやパワハラをするのでしょうか?意識の低さは、本当に情けないです。
私が40代の頃だったか、商社マンの知り合いから聞いた話ですが、その人は中東で活躍していました。現地秘書の既婚女性(当然、イスラム信者です)と不倫して、結果、彼女は離婚。で、しゃあしゃあとそんなことを繰り返したのでしょう、その男性には反省の言葉もなかったんですよ。多分、そういうことに無神経なのでしょうけれど、現地女性の今後の事を考えると、なんとも言えない気持ちになりました。
洲之内徹という美術エッセイストがいました。父が彼の「気まぐれ美術館」と続編など数冊を持っていて、興味があったので父の死後も手放さずに持っていました。そして、読み進めるうちに、戦前の話ですが彼が新潟のとある旅館でいわゆる「飯盛り女」に世話してもらったという話があり、それ以降は彼の本を読みたくなくなりました。確かに、売春防止法以前の話ですが、仕方なく買春をするといった状況に、どうしても私が許せなかったのです。
従軍慰安婦も根っこは同じです。女性にとっては屈辱の歴史ですよね。
いまだに昔と同じ感覚の男性ばかりなんじゃないですか?
親子や上司と部下など、明らかに上下関係がある中での強引な性行為は、絶対に許されることではありませんよ。どんなに偉い人か知りませんが、ジェンダー問題に無神経でいるのは、国際人としては当然失格だし、なにより、平気でセクハラをするのは社会人としても失格。外務大臣のあの発言、絶対に撤回してください。いましたよね、以前に財務省で記者にセクハラした男性官僚。官僚はそういうセクハラ男性の巣窟なのでしょうかね!?
まずは、人間として恥ずかしくない行動をしてください。全く呆れますね!女は黙っていろなんていう男性、いまだに日本ではごろごろいるんだ。黙ってられるか!
早く刑法改正をしてほしいです。性犯罪に厳罰を!