応用コースの第1回の課題の添削が先日、戻ってきました。やっぱり、やっちゃいましたね、大きな勘違い。いくつになっても、間違えるのは悔しいものです。
2回目の課題に没頭しています。今度は江戸時代の「官刻孝義録」。領主が教化政策のため、孝行者、忠義者、貞節女性などに褒美を与えたその名簿と内容で、漢字が少なく、かなが多い。
テキストに倣って課題文を読み進めてみると、かなが「る」なんだか「か」なんだか区別がつかなくて、文意がわからなくなるものがあって、困りました。こんな言葉、しらなーい!とためしに検索してみたら、あったんですね。「するす」という言葉、「磨る」と「臼」の合成した言葉で、臼ですりつぶすというような意味でした。すると、文意が自然になったのです。「さん」という女性が貧しい中、高齢の母親に工夫してさまざまに「するし」て食べさせるって、いわゆる介護食を作ったということです。
なるほど、学ぶのは楽しい!でも、それがあっているかどうかは、提出して添削してもらわないとわかりませんが。
200~300年でも、使っている言葉はどんどん変化していくんですね。
女性にだけ貞節を求める社会は、私は認めたくないけれど、今朝の新聞の寂聴さんのコーナーはとても面白かったです。例の乙武さん騒動について、彼は小説家になるべきだという提言でした。小説家なら、不倫しようが何しようが、誰も文句は言わないと。それがあったか!それに、小説なら、妄想でも現実でも、思うように書けますから。ただ、本当に不倫したら、配偶者はたまったもんじゃない。人気作家の奥さんを知っていますが、気の毒だと思います。気にしないのかな~。