昨日は休みをあらかじめ取って、新高円寺という、初めて行く場所のホールで、弦楽合奏団の指揮者菊地俊一先生の弟子で、今はドイツケルンで世界的に活躍している演奏家の阿部千春さんのリサイタルに行ってきました。
場所がとにかくわかりにくくて、このビルの2階ね、と思っても、どこから行かれるのか、ビルの周りをうろうろしちゃいました。普段は、撮影スタジオとか個展などに使われるんじゃないかなと思うような作りのホールにパイプ椅子が並べてあり、すぐにいっぱいになりました。早めにたどり着いてよかったです。
さすが、菊地先生の呼びかけて、合奏団やオケの人たちもたくさん来ていました。顔見知りが結構いました。私はもう日差しを気にしないでいい夜の外出だからとすっぴんで行っちゃったので、ちょっと気がひけて、目立たないよう、ひそんでいました。
相変わらず細身で素敵な阿部千春さん、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ全曲を演奏するのですが、その前に、ドイツ人音楽学者の新説で、ソナタ3曲全体がチクルスになっている、それも教会にとっての3大イベントにそれぞれなぞらえられるという解説がとても興味深かったです。音楽と数字を関連付ける学説の話では、パートナーと一緒に楽譜の小節数を数えて確かめたとか。蓮見さんと仲睦まじく生活しているんだと、うれしく思いました。今度はご一緒にお願いしたいですね、東京のコンサート。
バロックの世界、それもオリジナル楽器ですから、夫は大好きでした。シャコンヌは、ドイツ人学者の話によると、追悼の音楽だとか。弔う気持ちの音楽を阿部千春さんの演奏で聴いていたら、本当に彼が現れたような気がして、涙が出ました。きっと、聴きに降りてきたんだと思います。
彼女が所属している古楽グループ、アルテムジークケルンのCDを、さっき、アマゾンで買いました。よかった、在庫1枚しか残っていなかったんです。HMVの紹介は、こちらです。ぜひ、皆さんも入手してみてください。
急いで帰ったのですが、それでも10時半を回りました、八王子は遠い・・。
初めて、新宿より先の丸ノ内線に乗りました。父は、都立富士高校に勤めていたので、毎日この地下鉄に乗っていたんですね。