■組合員2人の残業代で協定書結ぶ!
<新たに3人の組合員が残業代を請求!>
全国のコナカで働くみなさん、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部(コナカ労組)と株式会社コナカとの第5回団体交渉が昨日(5月21日)、東京都内の会議室で開かれました。
支部からはこれまでの3人に加えて、予告通り新たに組合員2人が出席しました。志木店(埼玉県)主任の中村忠久さんと、群馬県内の店舗主任の2人です。会社側の出席者はこれまでと同じ5人でした。
前回から持ち越していた渡辺委員長と笹川書記長の未払い残業代の請求について、会社側の回答が正式に出ました。渡辺さんには268万2673円、笹川さんには234万0862円を支払うとのことです。
計算方法に一部疑問があるものの、大半の部分で組合が提示した労働時間を認めていること、利息にあたる遅延損害金6%も含めていること、請求額と大きく開きがないこと、などを考慮し、2人の残業代に限って組合側は妥結する方針を明らかにしました。「解決金」として今月25日に上記の金額を支払うことを記した協定書に労使双方がサインしました。
これに続いて、中村さんら組合員3人の請求書を新たに会社に提出しました。次回の団体交渉までに回答することを求めました。
■差額請求の権利を認めさせる!
<全社員は正しい残業代を請求しよう!>
いよいよ今週25日には約720人の社員(店長とパート除く)に未払い残業代が支払われます。会社側によると、その総額は9億200万円になるそうです。
本当にこれが正しい額なのでしょうか。組合側はこの日も算出根拠を問いただしました。会社側が根拠にあげたのは、店長と個人へのヒアリングのみ。組合員からは「あんないい加減なヒアリングで正しい残業代がわかるはずがない」と批判の声があがりました。
個々人で支払われる額は当然ちがいます。ただ、単純に1人当たりで平均すると125万円です。渡辺委員長と笹川書記長の支払い額と比べても、およそ半分にしかなりません。組合からは2人に認めた計算方法や労働時間の精査をすべての社員に実施するべきだ、と強く主張しました。
しかし、会社側は「やりません」と拒否。「これで過去の未払い残業代問題は解決すると思う」と述べました。
これに対して、あらためて正しい残業代の請求があれば、精査したうえで差額を支払うべきだ、と組合側が追及したところ、会社側も同意しました。
社員のみなさん、25日の支払い額はあくまで会社のやり方に従ったものです。疑問や不満がある人は組合とともに「差額」を請求しましょう。
■会社は社員への謝罪を拒否
<コナカはすべての社員に謝れ!>
そもそも今回のコナカの残業代問題とは何なのでしょうか。会社が長期にわたって残業代を払わないまま社員を「ただ働き」させていたということです。明らかな法律違反を続けていたということです。
組合側は残業代問題の解決には、すべての従業員と退職者に対する経営陣の心からの反省と謝罪が必要だ、と迫りました。しかし、会社側からは残念ながら明快な言葉を得ることはできませんでした。
■「パート社員には調査もしない」と不当な回答
<コナカはパート差別をやめろ!>
組合はパート社員の残業代も過去の労働時間を調査したうえで支払うべきだ、と要求しました。ところが、会社側は「請求があれば、そのとき対応する」と述べるのみで、正社員に実施したヒアリング調査を行うつもりはないとの考えを明らかにしました。
まったく許しがたい姿勢です。なぜ正社員には不十分ながらも調査して残業代を支払うのに、パート社員には調査すら行おうとしないのでしょうか。「パート差別」と言わざるをえません。「パートは宝だ」という会社側の言葉とは裏腹の対応に怒りを感じます。
パート社員のみなさん、ぜひ組合に入って、残業代を会社に請求しましょう。パートの権利と地位を高めましょう。
■「店長は残業代ゼロ」と相変わらずの主張
<コナカは法律違反を自ら是正せよ!>
店長の残業代問題については、すでに労基署に申告していますが、会社自らが方針を変えるつもりはないのかをあらためて問いただしました。しかし、会社は「店長は管理監督者だから」と相変わらず主張。
高橋元店長には「200万円」という根拠のはっきりしない額を提示するのみで、残業代は1円も払わないとの見解を示しました。
店長の出社時間を会社が指示・命令していることを指摘すると、作井副社長は「あれは単なる指針だから」と開き直りました。こんな言い分が認められるなら、どんな社員でも会社の意向次第で「管理監督者」扱いにできます。
労基署からの是正勧告が出れば、会社はそれに従うのか、を聞いたところ「今はわかりません」と答えるのみでした。これがコンプライアンス(法令遵守)をうたう会社の回答です。
店長のみなさん、人間らしい生活を取り戻すため、法律で守られた1日8時間労働と残業代の支払いをいっしょに求めていきましょう。
感動と応援の気持ちを行動に移したらこうなりました(笑)
「腹の中では応援してる」そんな店長方も居ると解って本当に嬉しいですね?その方々も組合に参加して堂々と意見できるようになると良いですね(^^)早くそうなる日を祈っています。
中村さんもご無理をなさらずに頑張って下さいねp(^-^)q
元旦那様にも連絡をして頂いて・・(^_^;)
ありがとうございます。
まわりの話を聞いているとやはり店長職で組合にはなかなか関わりづらいみたいです。
でも、腹の中では応援してるからって話は良くして頂いてます。
味方はたくさんいます。元妻さんの存在もすごく頼もしいです。
本気で頑張りますのでこれからもどうかよろしくお願いします(^O^)
少しばかりのお手伝いと私なりに考え、元亭主に連絡を取ってみました。
残念ながら未だ組合加入には至って居ない様子でした。会社側の人間意識が強いのです。しかし・・・ブログには興味が有りマメに目を通して居るらしく、ほんの少しですが気持ちが変わりつつある様子も聞いて取れました。
あの可笑しな研修で汚染された脳みそ(x_x;)綺麗にしてやりたいと思います!!
諦めている方もいらっしゃる様ですが、他人の事までもきちんと考えてくれる素敵な方々に私は今も感動しています。正直ファンになりました(笑)
そんな人達が先頭で頑張ってくださって居るのだから、もう少し頑張ってみてはどうでしょう?
私も陰ながら応援していますからねp(^-^)q
今回の団交で感じた、会社側と組合側の議論が平行線になっている一番の原因はスタンスの違いなのかと思います。
こちらは今までの経緯に対して、意見や提案を述べている訳ではないのです。例えて言えば、クレーム客として要求をしているんです。
クレーム客に『過ちがあった事は認めるが謝罪はしません』って言いますか?
クレーム客の言い分を全て突っぱねておいて、『そんなに熱くならずに紳士的にいきましょう』って言えますか?
クレーム客の求めている要求以下のことしか行なっていないのに『こっちもこれだけやっているんだから、いいじゃないですか』って弁明してそれが通りますか?
昨日の対応はクレーム客への対応ではなかったと思います。
自分の要求は『今まで社員に不当な扱いをした事を反省して、その反省の心に基づいて会社自ら職場環境を良くしていく』的なのがベースにあって、その上で問題点の改善を求めているんです。
つまり、組合側の目的は、働きやすい職場環境で、そのための手段が団体交渉で要求する、というスタンスだと思うんですが、会社側のスタンスは、団交の席に着く事が目的で、法律的にまずい残業問題はある程度話も聞いたけど、それ以外は必要性を感じないから知りません、という事のような気がします。
何でこんなチャンスを会社側は自ら潰すのかがわかりません。せっかく、今まで以上に人を引き付けるシステムが作れるかもしれないのに。来年、再来年の求人がすごく増えて、たくさん良い人材もそろえられるかもしれないのに。何よりも、今いる優秀な人材の方々が今まで以上に活き活き働いて、業績があがると思うのに。現状に満足したら、そこで成長は止まるのではないですか?もっとジタバタ悪足掻きして、他との差別化をしていかないと業界2位や1位には手がとどかないんじゃないですか?
次回団体交渉については6月20日前後の予定です。たくさんのご意見お待ちしております。
私もチッチキさんと同じで今の社長が大好きです。本当にハズレクジを引いてるみたいでかわいそうです。ただ、会社のトップにたった以上有線でいいので謝罪してほしい。
会長は強制的に謝罪してほしい。今まで私達に強制してきたのだから…
社長、みんなはあなたの口から答えがききたい。お願いですので表にでてきて下さい。
社長交代の時期には個人のみならず店舗で地域近隣で色々な本当にいろいろな事に期待しました。就任1年目は前社長とその取り巻きに遠慮してるんだと2年目にはきっと社長なら…この気持ちは今も変わりません
しかし問題のあった時期に取締役についていたのも事実です。いつまで前社長(労務の犯罪者)をかばうのですか?またバブルの栄光にすがる上役は社長の構想には不要なはずです。早急な臨時取締役会(任命責任)を期待します。
この度、パーシーさんと共にコナカ支部副委員長に任命頂きました。今後ともよろしくお願いします。
さて、昨日の交渉では残業代請求含め、私が提案している役職定年をはじめとして、様々な話し合いがもたれました。が、残念ながら建設的な回答は得られず、話し合いは平行線のまま終りました。
一度の交渉で片付くとは思っていません。会社側も僕等も人間です。より良い会社を作る為に今後もじっくりやっていきます!
まだ悩んでいる皆さん、ぜひ参加してあなたの意見を教えて下さい。
名前は会社に明かさなくても大丈夫です。私もそうでした!
苦難を乗り越え、一歩踏み出して行きましょう!