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東京・葛飾4労組が9条改憲反対で公明党山口代表の自宅に申し入れ

2018年10月01日 11時28分26秒 | 労働組合

写真=公明党山口代表の妻に申入書を手渡す葛飾4労組(2018年9月28日)

東京・葛飾4労組が9条改憲反対で公明党山口代表の自宅に申し入れ

私たち全国一般東京東部労組の地元である東京・葛飾地域の労働組合4団体が9月28日、公明党の山口那津男代表の葛飾区内にある自宅を訪れ、安倍首相による憲法9条改悪に反対するよう求める申入書を山口代表の妻に手渡しました。

4団体は、東部労組が加盟している葛飾区労協と、葛飾区労連、葛飾区職労、東京土建葛飾支部です。それぞれ異なるナショナルセンター(労働組合の中央組織)に所属していますが、一昨年から戦争法廃止などの共通する要求をもとに地域での共闘を広げてきました。

今回の申し入れは、自民党総裁に3選した安倍首相が9条改憲を早ければ今秋の臨時国会に提案させる動きを見せていることを受け、国会内で同じ与党として自民党に影響を及ぼす立場にある公明党の山口代表が葛飾区内に居を構えていることから9条改憲に反対するよう求めるために実施しました。

山口代表宅が入った葛飾区西亀有のマンションを訪れた4労組の組合員が、インターホン越しに申し入れの趣旨を伝えたところ、山口代表の妻が一階ロビーに降りてきて申入書を受け取りました。

申入書は以下の通りです。

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2018年9月28日

公明党 代表
山口 那津男 殿

葛飾区労働組合総連合
議長 塚田 共也
葛飾地区労働組合協議会
議長 三浦 徹也
葛飾区職員労働組合
執行委員長 松村 誠治
東京土建一般労働組合葛飾支部
執行委員長 阿久津 正

申 入 書

 私たち葛飾区内で組織する4つの労働団体は、下記の通り申し入れます。

 安倍首相は、憲法9条に自衛隊の存在を新たに明記する自民党改憲案を秋の臨時国会に提出する意向を示しています。

 「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」をうたった憲法9条には、過去の侵略戦争の反省の上に立ち、戦争を二度と起こさないという固い決意が込められています。いま、憲法9条を変えることは、すでに強行成立された平和安全保障関連法(戦争法)の集団的自衛権行使とあいまって、日本が再び「戦争する国」になることを意味しています。

 私たち葛飾区内で組織する4つの労働団体は、市民の願いや意識からかけ離れた安倍首相の策動に危機感を持ち、上部団体の違いを超えて安倍改憲に反対する共同行動を行っています。

 「平和の党」を掲げる貴党におかれましては、立党の精神と活動実績を踏まえ、平和憲法を守り、憲法9条の改憲に反対されますよう求めます。

以 上

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同日夕方には4労組が京成青砥駅前で憲法改悪反対の共同宣伝行動を行いました(下の写真)。

また、同日夜には葛飾区内で4労組共同学習会を開催し、日本体育大学の清水雅彦教授(憲法学)を招き、「安倍改憲とは何か 改憲阻止のために何をすべきか」と題して講演してもらいました(下の写真)。

引き続き地域と職場から改憲反対の声を起こしていきましょう!

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