
雇用保険未加入問題を徹底追及
益田専務 またしても暴言
「昔のことでとやかく言われる筋合いはない」
6月16日、東部労組市進支部と(株)市進との第27回団体交渉が新小岩の会社施設で行われました。会社側からは市進ホールディングス益田専務取締役以下5名、組合からは東部労組本部菅野委員長と市進支部並木委員長はじめ8名
が参加しました。
この日の団体交渉でも、組合は大原副委員長の雇用保険未加入問題を徹底追及しました。
継続勤務していたにもかかわらず、数年間に渡って雇用保険の未加入期間があったことが発覚した大原さん。雇用保険脱退の意思を会社に伝えたこともありません。
・詳細
「市進支部 第26回団体交渉」http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/3336d6c4ccd12b952ea5e0a3995a1231
会社は、雇用保険脱退の事務手続きを行ったことを認めながらも、自らの責任を全く認めようとしない不誠実な対応を続けました。
前回の団体交渉では「大原さんの求めにより脱退した蓋然性が高い」として大原さんに責任を負わせる姿勢を見せましたが、今回の団体交渉ではその「理由」が変遷し、「大原さんが雇用保険加入の資格者であったかどうか疑わしい」と言い出す始末でした。大原さんは当時、雇用保険加入の資格を満たす勤務体系であって、会社の主張はまったく事実に反します。責任回避の「ための」理由と言わざるを得ません。
組合が抗議する中、益田専務からまたしても暴言が、それも次々と飛び出しました。
益田専務は、雇用保険未加入問題での組合の追及について「昔のことで組合からとやかく言われる筋合いはない」と言い放ったのです。また、当事者である大原さんに対しても、「大原さんは全体的にいいかげんな人だ」としてあたかも組合・大原さんが会社に対していわれのない要求を行っているかのごとく言い立てたのです。
組合の強い抗議にも益田専務は悪びれることなく、さらに暴言を発し続けました。「(組合は)ビラに書きたいからやっているんだろう」「(組合は)運動のために運動している」など、組合の活動に対する支配介入の不当労働行為発言も。まったくもってふざけた発言と認識です。組合は大原さんの生活を第一に考え、雇用保険未加入問題を追及し、会社の責任を問うているのです。そもそも、今年2月末日で一方的に大原さんを職場から放逐したのは会社側です。
「大原さんの生活をどう考えているんだ!」。組合は強く抗議しました。しかし益田専務の暴言は止まりません。大原さんに対し「早く仕事が見つかるといいですね」と言い放ったのです。「不当解雇を受け、職場復帰を求めて闘っている労働者に対して言うことか!」。組合は謝罪と撤回を求めました。益田専務は笑いながら「謝罪」。「笑いながらする謝罪があるか!」。組合の抗議にもかかわらず、益田専務の態度は変わりません。居直って机を叩く始末でした。
会社の態度は明らかです。「組合の要求はいわれのないもの」という態度です。雇用保険未加入を発生させておきながら、不利益を被っている労働者をまったく無視しています。「人ごと」です。許されるものではありません。市進支部は引き続きこの問題を追及していきます。
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