今年の初東京

この前の土日は東京出張してきました。

土曜の夜に到着。

今回は品川です。
東京駅よりずっとコンパクトな駅なので、ウロウロしなくていいところが良いですね。
品川駅で乗り降りするのはもう5～6回目なので、かなり見慣れた風景になってきました。

雨の中、宿に向かいます。

今回は新高輪プリンスホテルです。
前回が高輪プリンスでその前が品川プリンスだったと思うので、これで全制覇？

一旦チェックインした後は夕食に出ます。

雨だし寒いしホテルの中で食べるのも考えましたが、やはりお高いですしね。

で、とりあえず近辺の居酒屋で検索してみました。

いつもならラーメンなんですが、今回は仕事以外にあまり時間がないので、食事くらいはゆっくりしたものにしてみようかと。


こちらのお店にしてみました。

四十八漁場 品川店

ネットでの評価はかなり高く、近辺のホテルの宿泊客でかなり賑わうお店らしいです。

まさにこの日の私のパターンですね。

食べログの記事でも「”今朝”まで泳いでた魚が食べられるお店♪」と評されています。

文字通り「江戸前」ってことでしょうか。

まずは、つきだしの料理にびっくり。

きびなごの炙りが目の前に出てきたときは思わず、

「えっ、頼んでませんけど」

と言ってしまいました。

サービス品とは思えない豪勢さですね。

その後も魚介を中心にいただきました。

最後のシメは、

桜海老のぶっかけそば

どれもこれも実に美味しかったです。

全部で5千円ちょっとは夕食としては贅沢ですが、味わいを考えると全然高いとは感じない。

店員さん達の接客も明るくて好感が持てるし、満足感は非常に大きいお店でした。

お酒も美味しくてつい、日本酒グラスで2杯ほどいただいてしまいました。

通常では全然少ない飲酒量なんでしょうけれど、私にしては限界量ギリギリです。

ホテルへの帰り道はかなり酔いを自覚していましたが、気持ちよいとは感じても悪酔い気分は全くありませんでした。

このコンディションを実現できたのは、

これのおかげであることは、言うまでもありません。

すっかりウコンにはまってしまっています。


帰った後はホテルの部屋でのんびり本を読んで過ごしました。

都会の高層ホテルの夜景を見ながら本に没頭。

結構、好きな過ごし方なんですよね。




今年の33、34冊目です。

神永学氏作「確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム」

「効率的かつ正確な取り調べ方法の検証を目指し、警視庁世田町署内に新設された“特殊取調対策班”。取調室で起きた暴行事件が原因で異動させられた新米女性 刑事・新妻友紀は、常識外れな行動ばかりを繰り返す数学者・御子柴岳人とペアを組んで取り調べに挑むことになるのだが…。猫を愛し、アメを頬張る、無邪気でワガママなイケメン数学者の圧倒的推理力で容疑者の心理に迫る。前代未聞の取り調べエンターテインメント！」

最近出た本かと思ったらハードカバーの文庫化だったんですね。

既にコミカライズされていて、既にそちらは3巻まで出ているようです。

犯罪の動機、容疑者の絞り込みなど全て確率論で語っていく様は圧巻というか、とても面白かった。

次回作が是非とも読みたいと思いました。

続いて、松岡圭祐氏作「万能鑑定士Qの推理劇Ⅳ」

「「万能鑑定士Ｑ」に不審者が侵入した。無残に荒らされた事務所に貼られた何百何千という物体。それは、かつて東京２３区を覆った“因縁のシール”だった！ さらに波照間島に帰郷を勧める父が現れ、『週刊角川』を揺るがす盗作問題が起きるなど、凛田莉子を公私ともに激震が襲う。小笠原悠斗は莉子の窮状を救うことができるのか？浅倉絢奈、雨森華蓮も登場する特別編。すべての決着は波照間島でつく！！「Ｑの推理劇」シリーズ第４弾。」

Qの推理劇がこれで終了。

万能鑑定士シリーズがこれで終わりかというようなラストでしたが、既に「探偵譚」が発売されており、5月には「謎とき」が出ます。

実写映画化も綾瀬はるかさん主演で作られるようですが、果たして出来はどんなものになるでしょうか。

個人的には莉子のイメージとはちょっと違います。

じゃあ誰がいいんだと言われると思い当たらないのですけれど。

手持ちの本がなくなったとき、最近は電子書籍頼みになっています。

本屋で追加すればいいんですが、出かけないでも手に入るのはホント便利。

とりあえず電子で買うのはライトノベルにしていますけれど。

今年の35冊目。

海冬レイジ氏作「機巧少女（マシンドール）は傷つかない 8 Facing“Lady Justice”」

「機巧魔術?それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。「日輪が勝ったら?雷真さまの妻にしてくださいませ！」そう言って雷真の前に現れたのは、「十三人」のひとりにして、雷真の許嫁の少女・日輪だった。雷真を追ってはるばる海を渡ってきていた日輪に、嫉妬と対抗心を隠せない夜 々。その間にも、雷真たちの夜会進撃を阻むべく、学生総代のオルガをはじめとする「十三人」たちが次々に自主降格し、それぞれ独自に軍を組織しはじめる。 一方、日輪の周囲には何者かの魔の手が迫っているようで…！？シンフォニック学園バトルアクション第８弾。」

ここからはiPhoneで読んでいました。

ホントに便利です。

存在だけほのめかされていた雷真の許嫁がやっと出てきた。

お付きの男２人とあわせてなかなか良いキャラクターで、期待通り面白かった。

36冊目。

三雲岳斗氏作「ストライク・ザ・ブラッド8 愚者と暴君」

「中学生の暁古城が、入院中の妹を見舞うために訪れた病院で出会ったのは、アヴローラと呼ばれる吸血鬼の少女だった。彼女こそが衰弱する凪沙の命を救う鍵だと知らされて、囚われていたアヴローラの逃亡に手を貸す古城。そんな古城の前に現れた兵器商人ザハリアスは、完全な第四真祖を復活させるために、アヴローラを引き渡すように要求する。ザハリアスが仕掛けた“宴”によって絃神島が危機に陥る中、ついに覚醒する第四真祖。その思いがけない正体とは？古城は真祖 の復活を阻止して、絃神島壊滅の危機を救えるのか?？世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第八弾！」

過去編だった前の巻と前後編になっているんですね。

暁古城とアブローラの邂逅が前巻で、今回は暁古城そこからいかにして第四真祖になったのかが語られている。

既刊はあと一冊ですが、展開的にラストに向けて加速しているのかな？



次は帰ってから読みましたが、買ったのは駅の書店です。

37冊目。

道尾秀介氏作「カササギたちの四季」

「リサイクルショップ・カササギは今日も賑やかだ。理屈屋の店長・華沙々木と、いつも売れない品物ばかり引き取ってくる日暮、店に入り浸る中学生の菜美。そんな三人の前で、四季を彩る４つの事件が起こる。「僕が事件を解決しよう」華沙々木が『マーフィーの法則』を片手に探偵役に乗り出すと、いつも話がこんがらがるのだ…。心がほっと温まる連作ミステリー。」

頓珍漢な推理をしてしまう迷探偵・華沙々木。

そんな華沙々木に心酔する女子中学生・南見菜美（みなみなみ）。

そんな菜美の夢を壊さないために華沙々木の推理が正しかった形にするために暗躍しつつ、真相を裏で見破りそちらへの気遣いもする縁の下の力持ち的な真の名探偵・日暮。

話もなかなかよかったのですが、菜美の父親が妻と娘のために取った行動だけが納得できない。

そこが読後も妙にひっかかっています。



最後にお土産。

生八つ橋です。
子供たちが好きで、あっという間に食べられてしまいます。
東京じゃなく京都駅土産ですけど（笑）