週末、アラブ料理教室へ行ってきました。
12月と1月はお休みだったので、久しぶりです。
今回は、私のリクエストで、「マンサフ」を教えていただきました。
「マンサフ」はこの国の郷土料理で、人を招くときに大量に作る料理だそうです。
「マンサフ」の材料。
写真の真ん中にある白くて四角いものは、チーズの水を抜いて固めたもの。
かなり堅いです。
保存がきくのでしょうね。
これを細かく砕いて、水に入れて戻してミキサーで攪拌してから、骨付きラムを煮込んでいきます。
骨付きラム。
1・5kg。約950円。
「マンサフ」のお皿に敷く薄いパン。
これは、焼き菓子の材料。
デーツの餡を入れた焼き菓子も教えてもらいました。
生地にはセモリナ粉と小麦粉が入ります。
まずは焼き菓子が出来上がりました。
生地に餡を詰めて型に入れたり、丸めてピンセットのようなもので模様を付けて、オーブンで焼きます。
これが凄く美味しかった
日本人の口にも合います。
生地は和菓子にもあるような食感で、デーツ餡も美味しい
デーツはとても栄養価が高く、イスラムの国では断食明けに食べるものなんです。
スーパーに行くといつでも買うことが出来、アラブの人が大好きなドライフルーツです。
ただ、一粒100Kcalもあるので、食べ過ぎ注意です
「マンサフ」を乗せるお皿に敷いた薄いパン。
この上にまずサフランを入れて炊いたご飯を乗せて、中央にラムを乗せ、揚げたアーモンドとパセリを散らします。
出来ました~
美味しそうですね。
先生は週1で作っているそうです。
焼き菓子には粉砂糖を振りかけます。
カルダモンを入れたアラビックコーヒーと共に、いただきます。
先生が作った、レンズ豆の炊き込みご飯も。
飴色玉ねぎと一緒に食べると、とても美味しかったです。
私がリクエストした「マンサフ」ですが(ガイドブックでこの国の郷土料理と知り、食べたことがなかったので・・・)
想像していたのとは少し違っていて・・・
ラムを煮たヨーグルトのスープをかけていただくのですが、2口目くらいまではとても美味しくいただきました。
煮込んだラムがとても柔らかくて、アーモンドとパセリとラムとご飯を一緒に食べると美味しい
でも、ヨーグルト風味が日本人の口にはあまり合わないかな~。
せっかく教えていただきましたが、家では作らないかも・・・。
この国の郷土料理を知ることが出来て、良かったです。
焼き菓子は本当に美味しかったので、中の餡を小豆にして作ってみたいと思います。
次回は、日本人の誰もが美味しいと言う、炭火焼のお肉料理だそうで、今から楽しみです