検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

春夏秋冬がやってくる仕組み

2012年02月27日 | 温暖化問題

 写真上は地球儀です。地球の地軸は太陽との軌道面に対して23.3度傾いているのを表しています。日本の春夏秋冬、太陽の光を受ける様子です。真ん中の太い線は赤道です。地球はこの姿勢で太陽のまわりを1年かけてまわっています。光を受ける量に違いがあるため地球の北半球が夏のとき、南半球は冬になります。
 
 下図は気象庁の全球赤外線画像の日の出と日の入り、夏至と冬至です。白い部分は太陽光が当たっている部分です。この写真で重要なポイントは黒い部分です。黒い部分は太陽の光を浴びていないだけではありません。熱が宇宙に逃げているのです。
 黒い部分は、1日の太陽から受ける熱より逃げる熱の方が多いため、日数を経るごとに平均気温が下がり夏から冬になります。そして再び、冬から夏に向かいます。その中間が春と秋です。日本の春夏秋冬は地球が傾いて、太陽を1年かけて回っているために起こる周期的現象なのです。

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