ニュースの中のJW

WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

エホバの証人の逮捕がロシアで始まる

2010-04-21 20:14:06 | 迫害・反対
「エホバの証人の逮捕がロシアで始まる」 - ロシア 2010/3/12

digital journal

今年の2月から50人以上のエホバの証人が逮捕されたり留置所に入れられている。彼らは全国規模の公な抗議活動を行って、彼らの宗教の自由がどれほど抑圧されてきたかをパンフレットの配布によって訴えてきた。

1200万枚の「歴史は繰り返すのか?ロシアの人々への問いかけ」と題したパンフレットが2月26日から15万人のエホバの証人の奉仕者たちによって配られた。裁判所から過激主義のレッテルを貼られた宗教グループとして、迫害をされて来たことをロシアの人々に知ってもらおうとしてのことだった。

デジタルジャーナル誌がロシアのRostov-on-Don地方の最高裁判所がエホバの証人の活動を違法としたのを報じたのは去年の12月のことだった。証人たちの施設を差し押さえ、聖書物語と代表的な雑誌「ものみの塔」を含む34の彼らの出版物を過激として認定した。

大衆の意見を動かそうというエホバの証人側の努力は、彼らの出版物や活動を禁止し続けているいくつかの裁判所を意識してのものだった。

2月にロシア政府は、北モスクワを含むエホバの証人の建物を没収する方向で動いてきた。そして今や法執行側はTaganrog地方の町の王国会館を閉鎖させた。

ロシアのエホバの証人の広報担当であるグレゴリーは、裁判所の決定の後、禁止の前の段階で10回も全国で嫌がらせを受けてきたと述べた。

エホバの証人たちにとって、政府の行動は陰鬱なソビエト時代を思い出させる。

エホバの証人の行政センターの議長であるヴァシリは報道に対してこう述べた。「ソビエト体制で、始めにエホバの証人は社会生活から追い出され、地下に潜ることを余儀なくされた。それから、人々から隠れて暮らすことを選ぶ暗い宗派と言われた。それが今日またエホバの証人に当てはまろうとしている。過激主義者たちと戦おうという口実の元、彼らの資産が没収されている一方で、他の宗教から以前に取り上げた資産が返却されている」

アジアニュースによると、先月(2010年2月)に配布された4ページのパンレットは「彼らが迫害され、過激主義者たちと言われ、徴兵を拒むため犯罪者として扱われること」を非常に批判していた。

わずか15年前には、多くの経験あるエホバの証人たちが特別に「復権証明書」を受けた。しかし今やその同じ復権した人たちのポケットには過激主義者としての罪状がはいっており、宗教活動を地下で行うように強制されている。

※ 2月にはロシアのエホバの証人たちが大々的にキャンペーンを行いました。その時使われたパンフレットがこれです。

「歴史は繰り返すのか?ロシアの人々への問いかけ」

一部で王国会館の閉鎖や会衆の解体となったようですが、こうした判決が一部でとどまることを願っています。