3時前に起きた。結局3時間くらいしか寝れていない。
荷物の準備をして3時半に宿のレセプションに行こうとしたが、ドアが閉まっていて入れない。ガンガン音を立てているとようやくドアが開き、レセプションに入ることはできた。
当然ながらタクシーは来ていない。「タクシーは?」と尋ねると、「問題ない」と言って電話を始めた。
『ひょっとして今呼んだのか?やっぱり忘れていたのか?それとも確認の電話なのか?』
結局、真相は分からないが、10分程でタクシーは到着し、無事に時間までにバス乗り場に到着することはできた。
今日乗るバスもやはり2席-3席のバス。幸い早めに名前を呼ばれたので、2席の窓側をキープすることができた。
ちょっとボケてるけど…
窓から見た乗客たち。
そして、4時半頃に出発。座席は3分の1くらい埋まっていない。『これなら楽できる』と思っていたが、結局、途中でヒトを拾い、国境に着く頃には満席だった。
ニアメから国境までは約5h。その半分以上をウトウトとして過ごした。景色を見ていた覚えはあるが、どんな景色だったかは覚えていない。起きていても寝ていたようなものだった。
ちなみに軽食が出た。このサービスにはビックリや。菓子パンと袋ヨーグルト。
ニジェール側のイミグレはニジェール川の橋のスグそばだった。バスを降りて手続きをしていると、『パッ、パー』とクラクションの音がして、乗ってきたバスが行ってしまった。
『えっ!置いてかれた!?』
周りを見渡すと、同じバスのヒトが何人かは居た。なので、大丈夫だろうとは思いつつも気は焦る。それなのに役人の作業はチンタラチンタラ遅い。
ようやく出国手続きが終わり、急いでニジェール川にかかる橋を渡った。なかなか良い眺めだったけれど、ゆっくり見ている余裕はない。一応、ベナン側にバスはあるのが見えたが、あれもいつ出発するかは分からない。
急いで撮ったというか、国境なのでビクビクしながら撮ったニジェール川。
橋を渡り切り、急いでベナンの入国手続きを行う。そして、手続きが済まないうちにまたもや後ろから『パッ、パー』とクラクションが… 振り返るとバスにヒトが乗り込んでいる。
『ヤバイ、ヤバイ』と急がせてなんとかギリギリセーフ。ゆっくりしてたら、ホントに置いていかれたかもしれない。これだから直通バスはイヤなんだ…
とにかくこれでこの旅30ヶ国目のベナンに入国。西アフリカだけで15ヶ国目だ。
ところで、ナイジェリアって西アフリカなんやろうか?それとも、中央アフリカなんやろうか? 中央アフリカやとしたら、西アフリカの国を全部制覇したことになるんやけど…
ベナンに入国してからも長かった。ベナンなんて地図で見ると小さな国なのに、やはり縦断するとなるとかなりの距離がある。結構なスピードで飛ばしているはずなのに、それでも時間がかかる。
しかも、鬱陶しいことに隣に赤ちゃん連れの女性が座った。赤ちゃんがチョロチョロ動き回るのも鬱陶しいが、それだけなら仕方ないと諦めがつく。ムカつくのが母親もデカい体でチョロチョロ動きまわるもんだから腹が立つ。しかも、せっかく子供が眠りかけたときに動き出すから、子供も再び動き出す。結局、バスに乗っている間のほとんどの時間を席のスペース取りの攻防戦に巻き込まれるハメになった。
でも、悪いことばかりじゃなかった。途中の休憩のところで、サンドイッチを食べようか悩んでいると、先に注文していたヒトがサンドイッチを差し出してくれた。『あ、先にくれるんだ』と思ってお金を払おうとしたら、『プレゼントだよ、食べなさい』と言ってタダでくれた。なんて優しいんだ… お言葉に甘えて美味しく頂きました。
そして、コトヌーに到着したのは夜の11時過ぎ。約19hの大移動。
そこからバイクタクシーに乗って宿へ向かった。夜だからと500CFAまで値切ったところで諦めたが、実際はもっと安い気がする。
ロンプラに載っているMaison de Passage des Allemandsは満室、Le Chant d’Oiseauには17000CFAの部屋しかなくて、安い部屋がなかった。『どうしようか』と思っていたら、近くのCodiamという宿を紹介してくれた。
バイタクに「Codiamへ行ってくれ」と言うと、「Codiamも高いぞ。14000CFAだ。おれの知っているところは7000CFAだ」と言ってきた。
なんで、このとき疑わなかったんだろう?
そのまま「じゃあそっちへ行ってくれ」と言ってしまった。そして、連れて行かれた宿は8000CFA。おそらくバイタクのドライバーへのマージンが追加されたんだと思う。そんなに悪くはないので、ここに泊まることにした。
ようやく一息ついたところで、パソコンに保存しておいたコトヌーの安宿情報を見てみると、Codiamは一泊5500CFAとなっている。
騙された…orz
こんなインド的な騙し方は西アフリカではほとんど無かったので疑ってかかるのを忘れていた。悔しい…
今の宿に連泊してもいいと思っていたが、ヒトを騙すようなドライバーに連れてこられた宿に連泊する気はない。明日、Codiamに部屋があったら移動しよう。
一応、ベナン到着祝いのビール。
<今日の移動>ニアメ→コトヌー
Rimbo社のバス。約19h。18700CFA(約38ドル)。
午前4時発。前日の夜からRimboのバス乗り場で寝ることはできると思う。
国境では気を付けないと、置いていかれる恐れ有り。
<宿泊地>オテル・プティ・ペレ(Hotel Petit Pere) シングル 8000CFA(約16ドル)
住所:Place de l’Etoile Rougeから西へ歩いて10~15分程度の左側にある。
設備:水シャワー&トイレ付き。ファン有り。蚊帳なし。Wifiなし。
備考:バイタクに連れて行ってもらった宿。マージン取られたと思うので実際は1000CFAくらい安いかも…
アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
荷物の準備をして3時半に宿のレセプションに行こうとしたが、ドアが閉まっていて入れない。ガンガン音を立てているとようやくドアが開き、レセプションに入ることはできた。
当然ながらタクシーは来ていない。「タクシーは?」と尋ねると、「問題ない」と言って電話を始めた。
『ひょっとして今呼んだのか?やっぱり忘れていたのか?それとも確認の電話なのか?』
結局、真相は分からないが、10分程でタクシーは到着し、無事に時間までにバス乗り場に到着することはできた。
今日乗るバスもやはり2席-3席のバス。幸い早めに名前を呼ばれたので、2席の窓側をキープすることができた。
ちょっとボケてるけど…
窓から見た乗客たち。
そして、4時半頃に出発。座席は3分の1くらい埋まっていない。『これなら楽できる』と思っていたが、結局、途中でヒトを拾い、国境に着く頃には満席だった。
ニアメから国境までは約5h。その半分以上をウトウトとして過ごした。景色を見ていた覚えはあるが、どんな景色だったかは覚えていない。起きていても寝ていたようなものだった。
ちなみに軽食が出た。このサービスにはビックリや。菓子パンと袋ヨーグルト。
ニジェール側のイミグレはニジェール川の橋のスグそばだった。バスを降りて手続きをしていると、『パッ、パー』とクラクションの音がして、乗ってきたバスが行ってしまった。
『えっ!置いてかれた!?』
周りを見渡すと、同じバスのヒトが何人かは居た。なので、大丈夫だろうとは思いつつも気は焦る。それなのに役人の作業はチンタラチンタラ遅い。
ようやく出国手続きが終わり、急いでニジェール川にかかる橋を渡った。なかなか良い眺めだったけれど、ゆっくり見ている余裕はない。一応、ベナン側にバスはあるのが見えたが、あれもいつ出発するかは分からない。
急いで撮ったというか、国境なのでビクビクしながら撮ったニジェール川。
橋を渡り切り、急いでベナンの入国手続きを行う。そして、手続きが済まないうちにまたもや後ろから『パッ、パー』とクラクションが… 振り返るとバスにヒトが乗り込んでいる。
『ヤバイ、ヤバイ』と急がせてなんとかギリギリセーフ。ゆっくりしてたら、ホントに置いていかれたかもしれない。これだから直通バスはイヤなんだ…
とにかくこれでこの旅30ヶ国目のベナンに入国。西アフリカだけで15ヶ国目だ。
ところで、ナイジェリアって西アフリカなんやろうか?それとも、中央アフリカなんやろうか? 中央アフリカやとしたら、西アフリカの国を全部制覇したことになるんやけど…
ベナンに入国してからも長かった。ベナンなんて地図で見ると小さな国なのに、やはり縦断するとなるとかなりの距離がある。結構なスピードで飛ばしているはずなのに、それでも時間がかかる。
しかも、鬱陶しいことに隣に赤ちゃん連れの女性が座った。赤ちゃんがチョロチョロ動き回るのも鬱陶しいが、それだけなら仕方ないと諦めがつく。ムカつくのが母親もデカい体でチョロチョロ動きまわるもんだから腹が立つ。しかも、せっかく子供が眠りかけたときに動き出すから、子供も再び動き出す。結局、バスに乗っている間のほとんどの時間を席のスペース取りの攻防戦に巻き込まれるハメになった。
でも、悪いことばかりじゃなかった。途中の休憩のところで、サンドイッチを食べようか悩んでいると、先に注文していたヒトがサンドイッチを差し出してくれた。『あ、先にくれるんだ』と思ってお金を払おうとしたら、『プレゼントだよ、食べなさい』と言ってタダでくれた。なんて優しいんだ… お言葉に甘えて美味しく頂きました。
そして、コトヌーに到着したのは夜の11時過ぎ。約19hの大移動。
そこからバイクタクシーに乗って宿へ向かった。夜だからと500CFAまで値切ったところで諦めたが、実際はもっと安い気がする。
ロンプラに載っているMaison de Passage des Allemandsは満室、Le Chant d’Oiseauには17000CFAの部屋しかなくて、安い部屋がなかった。『どうしようか』と思っていたら、近くのCodiamという宿を紹介してくれた。
バイタクに「Codiamへ行ってくれ」と言うと、「Codiamも高いぞ。14000CFAだ。おれの知っているところは7000CFAだ」と言ってきた。
なんで、このとき疑わなかったんだろう?
そのまま「じゃあそっちへ行ってくれ」と言ってしまった。そして、連れて行かれた宿は8000CFA。おそらくバイタクのドライバーへのマージンが追加されたんだと思う。そんなに悪くはないので、ここに泊まることにした。
ようやく一息ついたところで、パソコンに保存しておいたコトヌーの安宿情報を見てみると、Codiamは一泊5500CFAとなっている。
騙された…orz
こんなインド的な騙し方は西アフリカではほとんど無かったので疑ってかかるのを忘れていた。悔しい…
今の宿に連泊してもいいと思っていたが、ヒトを騙すようなドライバーに連れてこられた宿に連泊する気はない。明日、Codiamに部屋があったら移動しよう。
一応、ベナン到着祝いのビール。
<今日の移動>ニアメ→コトヌー
Rimbo社のバス。約19h。18700CFA(約38ドル)。
午前4時発。前日の夜からRimboのバス乗り場で寝ることはできると思う。
国境では気を付けないと、置いていかれる恐れ有り。
<宿泊地>オテル・プティ・ペレ(Hotel Petit Pere) シングル 8000CFA(約16ドル)
住所:Place de l’Etoile Rougeから西へ歩いて10~15分程度の左側にある。
設備:水シャワー&トイレ付き。ファン有り。蚊帳なし。Wifiなし。
備考:バイタクに連れて行ってもらった宿。マージン取られたと思うので実際は1000CFAくらい安いかも…
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